2002年 3月議会
2002. 03. 28
一般質問 ■ 切実な市民要求をかかげて初質問
一般質問 ■ 合併問題は市民合意を大切に
議案討論 ■ 見通しのない水木記念館建設に反対
最終討論 ■ 「ゴミ減量化に水をさす」と灰溶融炉に反対
切実な市民要求とりあげ、初質問
3月13日・一般質問
切実な市内雇用の確保へ対策プロジェクトを
定岡敏行市議は、雇用対策検討プロジェクトを立ち上げ、知恵もお金も使って雇用できる人を増やそうと提案。市長は、「プロジ ェクトはできないが、市が果たすべき役割を考えたい」と答弁しました。
水産業界支援をめぐって
新たな特別枠の融資制度の創設、地産地消の推進、高付加価値製品の開発や販路拡大の支援事業の拡大など活性化策を提案。市長は、業界自身の創意工夫と努力がまず大切、そこを県と協力し支援するとのくり返しでした。
学童保育で行政の責任果たせ
定岡敏行市議は、学校完全5日制をまえに、切実な学童保育の体制が進んでいないことを取り上げ、「公の事業」と位置づけられた市の責任を果たすべき、と追及。市長は、地域の自主的なとりくみに期待するとの態度でした。
乳幼児医療費、通院も無料化を
定岡敏行市議は、入院が小学校入学前まで無料化になったことを歓迎。なお通院も実現をと求めました。市長は、「 いっぺんにはできない。実現へ今後も努力する」と表明されました。
介護保険の減免実施を
定岡敏行市議は、切実な声を紹介し、鳥取市並なら84万円でできる、全国でも広がっている。市長の姿勢の問題だ、 と指摘し実施をもとめました。市長は、あくまでも「国が対応すべき」と実施を拒否しましたが、3年目の見直 し作業のなかで「検討課題になろうかと思う」との認識を示しました。
合併問題は、市民合意を大切に
3月13日・一般質問
定岡敏行市議は、「市民からみれば、なにがどう議論されているのか、知らない、知らされていないのが現実」と指摘。慎重な対応と住民投票への態度をただしました。市長は、「市民合意が基本」と述べ、市民への説明責任を果たすと約束しました。
見通しのない水木妖怪記念館建設に反対
3月6日・討論
5億円もの事業が委員会審議もなく即決とは
本会議冒頭に、水木妖怪文化館建設費として、13年度分の約2億7000万円の補正予算が提出されました。 この不況と財政難のなか、借金を覚悟の5億円もの事業。それが委員会審議もなく即時議決をという提案でした。 「なんとかして観光客をよびたい」という想いはわかりますが、経済の先行きも、境港市のこれからも不透明 な時代です。収支見通しも危うさをぬぐいきれません。
手塚治記念館でも、5年目には40%を切る
文化都市宝塚市が建てたあの有名な手塚治虫氏の記念館でさえ、入館者数は、5年目で40%を切り、7年目で30 %を切っています。各地でこうした施設がつくられては失敗し、自治体のお荷物となっているところが少なく ありません。
水木妖怪文化館の建設自体に反対ではなく、大事にしたいからこそ、落ち着いて市民の合意形成を大切にし、 つくるなら本物、後世に残る事業としたいものです・・と、定岡敏行市議は、手塚治記念館の数字を紹介し、この段階での補正予算に反対しました。
ゴミ減量化の努力に水をさすな
3月26日・最終討論
最終日、各委員長報告に対する討論のなかで、定岡敏行市議は、西部広域行政管理組合がすすめる灰溶融炉の建設に関する議案の採択に反対し次のように討論しました。
灰溶融炉とは、ゴミや汚泥の焼却灰を、2000度ちかい高熱で溶かし、固形物(溶融スラグ)にしてしまう。 高温で燃やすのでダイオキシン対策になる、体積が5分の一になるし、半分ぐらいは土木資材として再利用ができるから、淀江にある最終処分場の延命になるとして、岸本町に40億円かけて建設さられようとしているものです。
2倍になる住民負担
米子工場で同様の施設が稼動しはじめましたが、ここでは「体積が5分の一になるなどとんでもない。精々3 分の一減る程度」と関係者は答え、処理経費や修理代が大変高く、約2倍の住民負担になると試算されています。また、専門家からは、高温で燃やすことで重金属をガス化し、かえって大気汚染を拡大しかねないという指摘もされています。まだ「未完の技術だ」といわれ、今年1月には愛知県で10人が重軽傷を負う爆発事故もおきています。
なぜ? 巨額の二重投資を
ダイオキシン対策といいますが、そのために境港市は、今年から12億5千万円かけた清掃センターの大規模 改修をはじめたばかりです。ゴミ減量化へ市民とともに努力を
この灰溶融炉の建設計画は、ほとんどの市民が知らないのが現実。決めるときには勝手に決めるが、後の負担 は頼んだよ!では、せっかく始まっている分別収集やリサイクルなど、ゴミの減量化や循環型社会への市民的 努力に水さすものだ。市民とともにゴミ減量化の粘り強い努力こそ、いまの社会が求めるもので、再考を求め たい。





