2004年 3月議会
2004. 03. 30
最終討論 ■ 困難ななか民生費を重視した新年度予算案
一般質問 ■ 境港の経済にとって、中海の堤防開削は死活問題
一般質問 ■ 経済活性化へ、住宅リフォーム支援制度を
一般質問 ■ チャレンジショップ制度で、商店街に若い人を
最終討論 ■ 減量化につながらない・・ゴミの有料化に反対
委員会で ■ 地区集会所光熱費補助金の削減を批判
最終討論 ■ イラク派兵反対の陳情不採択に、厳しく批判
新年度予算案に賛成・・党議員団として初めて
3月25日・最終討論
定岡敏行市議 小泉内閣による不当な財政削減のなか、予算案は急ぐ必要のないハコモノを先送りして、生活扶助や小規模作業所補助など医療・介護・福祉、教育予算を増額。上道児童クラブの施設整備やせんだん保育園でも延長保育をおこなう、子育て支援課の新設など市民の要望に応えたものとなっています。
顔の見えるころあいの街だから
昨年の予算審議で私は「ハードからソフトへの転換、借金依存からの脱却、民生費の増額などの変化に注目。今後も注意深くみていきたい」と述べましたが、今年も昨年に続く大きな努力です。顔の見えるころあいの街だからできる前進であって、お互いに自立、存続の境港をめざす者として、いっそうの前進を期待し、賛成します。
ゴミ有料化などは反対。今後も批判すべきは批判
固定資産税の引き上げやゴミ有料化、集会所光熱費補助金削減など賛成できませんし、高すぎる国保や介護保険など納得し難いことも多々あり、住民の立場から今後とも必要な批判を 続けることは当然です。また、大きな転換をはかるべき公共下水道やゴミ問題の改革、協働のまちづくりなどへ、引き続き建設的な提案をつくす決意です。日本共産党の境港市議が、 黒見市政のもと当初予算案に賛成するのは初めてです。
中海の堤防開削は境港の死活問題
3月12日・一般質問
定岡敏行市議 境港市にとって淡水化事業が完全中止になったいま、かっての潮の流れをとりもどすこと、そ のための森山や大海崎堤防の開削は避けてとおれない。また「水門を撤去しただけでは、昔の流れは回復できない。浅瀬に見立てた水門の操作が効果的」という科学者の指摘も検証すべき だ。ところが農水省は、水門を早く撤去し、堤防は開削しないで島根県に譲渡して終わりという無責任な態度だ。漁業の宝庫を死の海に眠らせてはならない。市長の格別なとりくみを求め たい。
黒見哲夫市長 農水省のシュミレーションは、とても市民を説得できるものではない。四者協議での科学的根拠の検討をまちたい。開削が市民の圧倒的な願いであることは農水省にも申し上げてきたし、 伝わるように努めたい。
経済活性化へ住宅リフォーム支援制度
3月12日・一般質問
定岡敏行市議 不況で建築業者は仕事がない。片方で高齢者や子育て世代の増築や改修などの住宅要望は強い。 補助制度で需要を掘り起こせば、経済活性化の一助になる。市内の業者に発注した市民に、たと えば20万円以上の工事に対し10万円を上限に、費用の10%を補助するもので、埼玉県川越市では平成12年度から年間500万円の予算ではじめたら好評で増額した。工事総額は毎年1億円を超し、平成15年度は2億円になった。住宅の増改築は、家具や家電、水周りや寝具、内装商品などへの波及効果もある。
黒見哲夫市長 個人資産の補助で経済効果も高いとは思えず、いまは考えられない。
チャレンジショップで商店街に若い人を
3月12日・一般質問
定岡敏行市議 お店を出したいけど、いきなり何万も家賃払ってでは、ちょっと二の足・・そういう若い人がたくさんいる。行政が空き店舗を準備し半年か一年、家賃なしで商売にチャレンジしてもらい、 見通しがたったら起業してもらうとりくみが各地で広がり、米子市も倉吉市も始めた。若い人が店をだせば、商店街に若い人も集ってくる。
黒見哲夫市長 既存の制度で対応できないか、その辺もふくめて検討課題としたい。いましばらく時間をいただきたい。
減量化につながらない・・ゴミの有料化に反対
3月25日・最終討論
定岡敏行市議 増え続けるゴミの減量化のためといいますが、有料化した自治体では一時的にごみは減っても、 2,3年目からまた元に戻るケースが少なくありません。別名、『有料化提言』といわれた平成5年、全国市長会の「廃棄物を中心とした都市の環境問題に関する提言」以降、ごみの有料化が進み、いま全国80%余の自治体が実施するまでになっています。その結果は、どうか。「一般廃棄物の排出および処理状況」に関する環境省の年次報告によれば、ゴミの総量は、平成5年の5030万トンから増え続け、平成13年で、5210万トン。一人当たりでみても、1、103gから1、124gと一向に減っていません。
「ゴミは燃やして処理すればいい」という発想から脱却し、ゴミになるものをつくらない、つくら せない・・製造・流通段階からの改善がなければ、根本的な解決にはならないのですが、ヨーロッパと比べ日本ではその法的規制が弱く、川の流れにたとえれば、上流で企業がドンドン、ゴミを流 しては儲け、下流の自治体と住民がカネを払って処理しているようなもので、この転換を国に迫る ことこそ必要です。
ごみ問題はまた、市民の毎日の暮らしにもかかわっています。それだけに市民意識の啓発、分別や 資源化、リサイクルの徹底などとりくみの強化が欠かせません。 7月から再度、住民説明会との話しですが、「決めて」からではなく、大事なことは情報の提供と、 議論の積み重ねです。有料化より先にやるべきことはいくらでもあり、結果として負担を市民にか ぶせるだけになりかねない、この条例制定に反対です。
地区集会所光熱費補助金の削減を批判
3月23日・行革特別委員会
23日の行政改革特別委員会で、定岡敏行市議は「これから協働が大事だといいながら、いちばんの担い手となる地区自治会の負担を増やすようなやり方はおかしい」と、厳しく批判しました。
イラクへの自衛隊派遣決議に厳しく反論
3月25日・最終討論
イラクに関してのべますが、不採択を主張したある議員が、「行ったからには無事に帰ってもらうしかない」と、ポケットから黄色いハンカチをだされましたが、それは、あるとすれば、日本国民の願いを背にして、大義ある戦争にでかけた自衛隊員にむかって言うべき言葉です。
国連を無視し、アメリカが引き起こしたイラク戦争の、どこに大義があるか。最大の口実だった大量破壊兵器も見つからない。国連査察委員会の責任者もアメリカ自身の調査団長も「なかった」と言い、いまや「大義なき戦争」であったことは、明白な国際的事実。だとすれば、占領加担をやめ て一刻も早い帰国を願うことこそ、真に自衛隊員の命を尊ぶ態度です。
事態がここまで明らかになっても、自分たちの判断の誤りを正す勇気もなく、「ご無事に」と言いつつ、隊員の命を戦火にさらすことが、黄色いハンカチでしょうか。かって、軍部の独走を追認しつづけ、あの惨禍をもたらした戦前の政治家の姿を思い出す光景で、情けないかぎりです。





