自民党・公明党が、「愛国心」を書き込む教育基本法改正で手をうった。「学級崩壊、いじめや不登校」、グローバル化する社会・経済の急激な変化への対応などといわれるともっともらしく、そうなのかな?と思ったりするだろうが、難しく考える必要はない。
(1)いじめや不登校の原因が、いまの教育基本法にあるという論証はどこにもない。欧米とは比べ物にならないすし詰め学級(いまでこそ少し改善されたが、とてもじゃなかった)、置き去りになる子どもたち、子どもたちの夢と希望を踏みにじる厳しい競争と管理・・・。むしろ、子どもたち一人ひとりの尊厳を大切にしようとした教育基本法がないがしろにされてきたからではないか。

しんぶん「赤旗」のマンガより
(2)定岡敏行が総理大臣(!)なら、国民に向かって国を愛せよ!とは言わない。国民から愛してもらえる国づくりにまい進する。それが政治家の務めなんだから。国民から愛してもらえないような国づくりしかできない人間が、国民に命令したくなるのだ。それなしに"国民を統合"できないから。
(3)東京都では、君が代、国旗掲揚に起立しない先生を処分し始めた。東京都のある教育委員は、「東京では事実上、教育基本法は改正した」と豪語しているそうな。政治が、人の心の自由にまで介入しはじめたときは、気をつけるときだ。
戦争は、武力(自衛隊)や法律(国民保護という有事法制整備)だけではできないことをよく承知している人たちが、国民の「心」や「精神」といったものの総動員に着手したということだから。戦前の戦争もそうやって始まった。
汝、国を愛せよ!・・・いつか来た道ではないか。「しんぶん赤旗」に、ずばりと本質をついたマンガがあった。







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