荒川静香がアマ引退を表明した。今後は主にアイスショーで活動するプロ生活に入るという。トリノでも「競うより魅せるスケートをしたい」と言っていた彼女だ、いつまでも美しく滑り続けて欲しいと願うが、アイスショウを見る機会などありそうもなく、前に書いたが、トリノの演技にいまも酔い続けている私には、寂しさが募る。
いまこのことを書くのは、今日、議員控室で「日本書芸院」という団体広報紙に載っていた小阪文科大臣の「品格ある文化の発信を」と言う一文を読んだからだ。
小阪氏は、喜びの報告にきた荒川選手に、「他人の不幸を喜んじゃいけませんが、コケた時は喜びましたね~、これでやったーってね」って言ったのだ。 他人の不幸を喜び、「スルツカヤがコケなきゃ、あんたは2位だったかもね」と、彼女を侮蔑するに等しい発言で、荒川選手の曇った表情が印象的だった。

そういえば、小泉首相が荒川選手とオペラ「蝶々夫人」と観劇したときのツーショットを新聞に見たとき、荒川選手がかわいそうでならなかったことも思い出した。こんなサイトもみつけたので、紹介しておくが、政治利用でしかないのだ。心ない政治家が良く使う手だ。その心底(しんそこ)をみた想いだった。
私が荒川静香に惹かれるのは、気品と神々しいほどの滑りや受賞前後の彼女の言動に、彼女の心根(こころね)の素直さ、曇りのない美しさを感じたからだった。その足元にも及ばない、このたぐいの政治家に、気品ある国づくりなどといって欲しくないし、教育基本法をいじくってもらってたまるか。
ついでに文部科学省のHPから小阪大臣の「謝罪」も紹介しておく。







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