この議会は、竹島領有権の早期解決を強く要求する意見書をめぐっても議論が交わされた。竹島問題は、周辺の漁業権にも関わり、水産業に依存する境港市にとって、かつ漁業者にとっては切実な問題だ。
最初、全会一致を原則とする議会決議でと提案があったが、私の異論で「決議」ということにはならず、意見書という形で最終日、本会議に再提出され私は棄権したが、14名の賛成で可決された。

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「ウイキペディア」より
竹島は1905年、島根県への領有手続きがおこなわれ、国際的にもそう扱われてきたが、いま、韓国側から「日本による植民地支配のもとでおこなわれた違法な措置だ」という問題が出されている。当時の状況からみて検討すべき余地はある。両国において、歴史的事実に照らして検討されるべきだろう。
私の異論は、「領土の争いは、いずれ仲良くしていかなければならない隣国同士のシビアな基本問題で、道理を尽くした落ち着いた外交交渉こそ一番の大事。昨年の島根県議会の「竹島の日」決議で、日韓関係の緊張は一気に高まった。漁業者の願いが切実だからこそ、二の舞は避けるべきではないか」というもの。
意見書にあえて反対せず、「棄権」という態度をとったが、新聞でも注目され、NHKにもインタビューされ流されたようだ。何人もの方から「やってたよ」と聞かされた。
ある議員から「韓国が不法占拠していないなら、それで良いが・・・」という反論があったが、そう、「やったらやり返せ」・・そういう仕返し論が、そこはかとなく漂う。
外交で一番大切なのは、「道理」を握ること。相手に道理がないとき、なおのこと生きるのがこちらの道理。「やったらやり返せ」はその道理を、自ら放棄することになる。それが、漁業者の切なる願いに副うだろうか。







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