昨日の報道はいっせいに、「フセイン政権とアルカイダの関係はなかった」というアメリカ上院情報特別委員会の報告書を報じた。「大量破壊兵器がなかった」に続くイラク開戦の大義崩壊だ。この大義のない戦争で死んだアメリカ兵の数が2、500人を超え、開戦のきっかけとなった5年前の9.11の死者、約3,000人にいま迫っている。さらに子どもや家族を殺されたイラク国民は何万人になることか。
にもかかわらず、報復の連鎖を拡大しながらまだ続くイラク戦争、日本の航空自衛隊の加担。どんな道理があるというのか。ブッシュよ、小泉よ。
そして私は、ブッシュや小泉だけの問題にしてはいけないとも思う。あのとき、こういう情報操作や宣伝を鵜呑みにして、イラク出兵に賛成したり当然視した政治家は、たとえ田舎の片隅の首長、市議や町議といえども、明らかとなった事実、真実をまえに、“なぜ、自分は誤ったのか”・・・振り返っておくことが求められていないか。

天に向かって燃える
彼岸花がまもなく咲く
彼岸花がまもなく咲く
責任まで追及しようとは思わないが、“口をぬぐっておしまい”ではならない。国民にあらたな苦難、日本の国づくりの方向を危める新しい情報操作、虚偽の宣伝は、いまも目前に繰り広げられ、これからも続くのだから。こんな間違いを繰り返すわけにはならないのだから。
私たち日本の国民は、戦後60年に及ぶアメリカ言いなりの自民党外交と商業マスコミが垂れ流す圧倒的なアメリカ神話の情報のなかで、アメリカ=世界という誤った認識を刷り込まれてきた。しかし60年前から、それは事実とは違う。どんなにアメリカが強大な大国であったとしても、アメリカ=世界ではなかった。きしみも争いも絶えなかったが、それぞれの大陸で平和と共同の探求は続けられ、いまアメリカとは違う資本主義、独自の経済圏、政治統合の道をEUは歩み、アジアにはアジアの平和的共存と経済発展をめざす地域共同体が前進している。NHKも特集をくんだが中南米では、アメリカの支配から脱却し経済的自立と社会の変革をめざす左翼政権があいついで誕生している。
アメリカを通して世界を見る・・・なんと狭いことかと思う。もっとまっすぐ世界を見よう。そして日本のあるべき道を素直に考えよう・・・そう思うのです。そういう眼で読めば、安倍晋三氏の『美しい日本』、どんなに古汚く見えることか。
今日は、日本共産党の野党外交のページを紹介しておきます。平和と社会進歩の立場で世界に働きかける日本共産党の姿をお読みください。いま志位委員長は韓国です。







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