好きなように生きたこの私だから
死の訪れなど怖くはなかった
やり残したこともたくさんあるけれど
やることはやった 人の倍くらい
生きる 生きる 今になって私は
生きることの尊さを知った・・・・・・・・・
7日夜、枚方市民会館ホールでひらかれた金谷有亀シャンソンリサイタルにいってきた。娘が行きつけの“GlobalDining あじと”のママからのお誘いだった。

金谷有亀さん
CDジャケットより
プロではなく家庭の主婦との紹介でした
CDジャケットより
プロではなく家庭の主婦との紹介でした
会場の大ホールはほぼ満席で、“お義理できていただいた方も・・・”という金谷のあいさつもあったが、それにしても、生きることの喜び、怒り、悲しみ、絶望、希望・・・人生を歌う、いまどきマイナーなシャンソンリサイタルにこんなに人があつまる! こんな機会の少ない田舎の私にはうらやましい限りだった。
はじめ少しぎこちないステージだったが、硬さもとれた二部、金谷は、国際障害者年につくられた『声なき恋』を手話も交えてせつなく歌い、“たとえ名のない野辺の花であっても、人は誰でも花を咲かせることができる”、人生を諦めるなと問いかける(『友よ目覚めよ』)。彼女はステージの最後に、紹介している『生きる』を選んだ。そう。人はいつか突然、人生に終わりがあることに気づく。そしてそのとき自分の越し方を振り返り、これからをみつめ直すのだ。
黒いドレスを身に纏ってステージの真ん中でまっすぐ天を指さし、歌い上げた彼女は素敵なミューズの神だった。
気がつくと仲間が 一人また一人
帰らぬ旅へと赴いて行った
天国も地獄も私は信じない
だけど確実に死が迫ってくる
生きる 生きる 今になって私は
生きることの尊さを知った
生きている間、悔いのないように
私の仕事を整理しておこう
ローソクの炎が燃え尽きるように
私の迎えももうすぐ来るから
生きる 生きる 今になって私は
生きることの尊さを知った
Vivre Vivre 生きている間
Vivre Vivre 悔いのないように
-----------------------『生きる』







金谷有亀さんのCDを妻と二人でドライブしながら、聞いています。10月18日のリサイタル楽しみにしています。これからも、心にしみる歌を歌い続けてください。
Posted: 高山龍盛 | 2008年07月22日 09:27
とてもすてきな詩ですね。「マイナー・m」とか「メジャー・M」は「勝ち組」「負け組み」の論。そんなことより、一篇の詩が、歌が聴く人を感動させてくれることが、いい。
Posted: 久代安敏 | 2006年10月09日 08:43