ジングルベルの音が響く頃となったが、想うのは夕張のこと。先日も市職員と夕張のことを話し合った。“夕張市職員の85%が退職検討”というニュースからだった。すでに市民脱出も始まっているという。
すべてが住民負担→全国最高の負担と全国最低のサービス→人口は流出→ますますの負担増・・・悪夢のスパイラルだ。これで財政再建などできるわけはない。行き着くのは「地域の崩壊」だ。

"幸福の黄色いハンカチ"のセット
いまも夕張に残る
いまも夕張に残る
もとはと言えば、国策による炭鉱閉山、炭住の買い取りなど北炭への巨額の支出、生きる道を求めて乗ってしまった開発路線・・・これが原因ではないか。しかし国は、これからも続くだろう破綻自治体手助けの先例にしてはならない、と絶対手をださぬ考えだ。これでは棄民だ。山本晋也監督が「美しい夕張、それさえできないものが美しい国をつくれるか」と怒っていたが、そのとおりだ。
私がもうひとつ納得いかないのは、貸し手責任が問われないことだ。この事態を招くほど貸し込んだ銀行の責任はないのか。山陰のメインバンク=山陰合同銀行は、境港の経済を支えるために、地元水産業のメイン企業だった共和水産(株)の債権133億円を放棄したぞ。
先日のTVでは、夕張映画祭の復活や「幸福の黄色いハンカチ」のセットを守る動きなど、市民の新たな活動が伝えられていた。全国の映画関係者のみなさんもできる、たくさんのことがあるのではないだろうかなア・・と思ったりもしたのだが。







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