3月議会の課題(2)

私が議員として始めての02年3月で問題になったのが、西部広域行政管理組合の灰溶融施設=エコスラグセンターの建設計画だった。私は急遽、調べまくって、まだ未完の技術、住民負担を増やす、ゴミの減量化こそ基本だと計画に反対した。ただ1人だった。

しかし建設は強行され、06年から稼動し3年たった。そろそろ問題も見えはじめているだろうと調べ始めたらびっくりだ。いま4億4千万円の溶融処理費が、来年度は8億9千万円になろうとしている。
炉の納入および運転委託はユニチカだが、3年間の瑕疵期間(トラブルがあってもメーカーもち)が過ぎたら、それまでトン当たり45000円だった維持管理費を83000円に!と、倍増ちかい請求をしてきたのだ。
eco.jpg

問題の灰溶融施設
ここに38億円かけた

ヒアリングのときカメラ忘れて、パンフレットより

メーカーは「運転してみたら、炉の耐火材の消耗が激しい」と言うのだと! 契約段階の見積もりを大幅に超えるもので、広域事務局は訴訟も検討したというほど。
言ったとおりではないか。こういう施設はまだ「未完の技術」で、あちこちで事故までおきている。税金でメーカーの実証実験をさせられているようなものなのだ。
次年度以降はさらに高くなるという。確かに最終処分場の延命化にはなっているが、できたスラグの半分は、建設資材として資源化する計画だったが、実際は1割程度。あとは埋められている。そこにかかるこのすごい金。
溶融炉の運転費用は構成自治体が分担しているが、これまで7000万円ほどだった境港市は来年度、1億4000万円にということで、予算案に出てきている。米子市にしてもいまの約2億円が4億円になる。せっかく有料化したゴミ袋代が吹っ飛ぶ計算なのだ。7000万円あれば、小学校卒業するまで境港市内全部の子どもの医療費を無料化できる!
どうするのだ。この灰溶融炉!・・・が問われている。凍結した新焼却場建設計画に続く大問題浮上である。

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