議会、当局一緒に視察

境港市議会は、経済厚生委員会(松下克委員長、副委員長は私)の音頭とりで先週の金曜日、島根県安来市に市町村設置型合併処理浄化槽整備事業の視察にいった。

境港市は、汚水処理を公共下水道事業でおこない、普及率40数%まできたが、市町村をとりまく財政状況の悪化、約3年ごとの値上げを宿命とするかのような下水道料負担、整備はされても接続する世帯の率が低下する傾向などと、いずこも下水道事業の今後は予断を許さない。12月議会経済厚生委員会では、「この先、下水道料金はいくらまで上がるというのか」、「どんな金額になろうとこれで行くで、良いのか」など、今後の整備方針をめぐる激論が交わされた。今回の視察は、その延長線上におこなわれたものだ。
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安来市役所にて
07年2月9日

安来市は、“うちは何十年先か”と住民からいわれ続けた公共下水道計画を、全面的に見直し、公共下水道の場合と戸別浄化槽の場合とのコストを区域ごとに比較検討し、早期に整備できて財政的にも安価な合併処理浄化槽による整備計画へと大幅に切り替えていた。1戸あたり130万円(7人糟)程度で整備でき、受益者負担金は1戸20万円、維持管理費(下水道料金にあたる)は標準世帯で7434円(2ケ月)とのことで、希望する世帯から順次、整備中とのことだった。
住宅の密集度、地域状況に違いから単純にはいえないが、これからの汚水処理計画の策定にあたって、市町村設置型合併処理浄化槽という手法も検討すべきと主張してきた私には、たいへん参考になる視察だった。
視察に14人中12人の市議、当局からも下水道課長など担当職員はじめ、建設部長、総務部長も参加した。同行していた新聞記者が、終わってから「これだけの参加はなにを示すのでしょうか」と訊いてきた。私は「公共(下水道)一本槍じゃなしに、(今後の整備手法を)考えなきゃというところまでは、きたということでしょ」と答えた。市議、当局、参加者それぞれがどういう感想、見解を持たれたかは、まだ良く分からないが、これからの議論が楽しみだ。

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