闘わずばなるまい

出張する直前だったので、書きそびれていた県知事選問題。新日本婦人の会や民主商工会連合会、県労働組合総連合、県革新懇話会などが構成する「明るい民主県政をつくる会」が14日、県知事選(3月22日告示、4月8日投票)に、山内淳子(あつこ)氏の擁立を発表し、日本共産党鳥取県委員会(小村勝洋委員長)も山内氏を推薦してたたかうことを発表しました。

山内淳子氏は兵庫県朝来市出身。八鹿高校卒。新日本婦人の会鳥取支部事務局長、県本部事務局長などと婦人運動で活躍。乳幼児医療費無料化、30人学級など子育て、教育で県政にも大きな影響を与えてきた。いま同会県本部副会長の64歳だ。
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山内淳子さん

記者会見で片山県政への評価を求められた山内氏は、「1期目は現場主義で私たちの声も通じたが、2期目にはそれもなくなった」と述べ、全国的には廃止の方向にある同和対策などの問題を指摘していたようだ。私に言わせれば、片山県政の1期目には、情報公開、ダムやカニ博物館など大型開発の建設中止や縮小、国の施策に真っ向から兆戦したに等しい西部地震での住宅再建支援、鳥取市を“帝国主義的蚕食”とまで評した市町村合併問題での自立支援など、燃えるような勢いがあった。2期目にはなにがあるか、先駆けたのは戦争・有事対策の国民保護計画の策定だ。そして一方での中小企業金融や障害者支援策の後退、国の言いなりの施策が目立つだけだ。その片腕だったのが、立候補を表明した平井伸治前副知事(45歳)で、彼は身も心も自民党候補となった。
「闘わずばなるまい」ではないか。
それにしても民主党の右往左往ぶりはなんだ。同党はいったん平井氏支持を表明、擦り寄った。ところが平井氏から、“自民党以外、当てにしていない“という態度をとられて、こんどは独自候補擁立の態度。もともと、鳥取県政でも自民・公明と民主党はほとんどの議案にオール賛成。政策になんの違いもないのに、選挙だからと「違い」を見せたいだけのことなんだから、迷走も当然。

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