全国的な選挙結果と夕張

いっせい地方選挙後半戦が終わった。昨日は県内の様子をかいたが、今日は、一般紙だけではおそらく伝わらない情報=後半戦の共産党の全国的結果について、しんぶん赤旗の読者での報道をもとに紹介したい。

日本共産党は一般市議選で773議席、東京区議選で134議席、町村議選で377議席、合計1284議席を獲得した。
当選者数でいえば、各地、明暗いろいろだが、今回の選挙は、全国的な規模で自治体の再編や合併、大幅な定数削減がおこなわれ、選挙がある自治体数と地方議員数が、およそ半分に激減という激変のなかの選挙だったわけで、選挙戦の前進・後退をはかる指標は、「議員総数のなかで党議員が占める比率──議席占有率が前進したか後退したか」しかない。

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4年前と比較して日本共産党の議席占有率は、つぎのようになった。東京区議選では15・94%から15・93%と、ほぼ現状維持。一般市議選では9・17%から9・68%に、町村議選では5・38%から6・71%にとそれぞれ前進。合計では7・05%から8・89%へと前進したのだ。
得票や得票率でも、前回選挙との比較が可能な自治体でみると、6割を超えるところで増やし、長崎市香焼区、同伊王島区、松本市四賀区など、定数1でも勝利。狛江市、陸前高田市、国見町では共産党員首長をささえる与党の議席を維持することができた。
「自民か、民主か」の二大政党キャンペーンで日本共産党の姿を霞ませるマスコミ報道のなか、貴重な前進だ。選挙中あちこちで、「葬式代を食いつぶして生きている」、「医者にかかれない」・・悲鳴が党議員には寄せられた。この声が、住民の暮らし第一の共産党議席のこの前進の力だったのだろうと思う。
個人的に残念なのは夕張市議選で、『ユーパロの風』の熊谷桂子さんが12票差で落選したことだ。これからの夕張に「共産党議員は、いらん」と思った市民は少ないだろう。だがあれこれのしがらみ、情報の錯綜に翻弄され、市民は結果として「住民犠牲の再建ではなく、市民の声をいかした再生の道」を切り開くたった一つの議席を失ったのだ。たとえ落選しても彼女たち地元の党支部はがんばるだろうが・・・。夕張市民のこれからが心配だ。

Comments.

本当に、熊谷さんはまさかの落選でした。
ホームページやブログで夕張市再建に向け住民の声を背に活躍されていた様子を拝見しており、「なぜ?」の思いで一杯です。国の責任はどうしたのですか!!
おっしゃるとおり住民の犠牲の上に立つ再建ではならないと思います。熊谷さんは今後も議員であったときと同じスタンスでがんばることを表明されていました。すごいなー。

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