なんともやるせないが、松岡利勝農水大臣が自殺した。議員会館の水光熱費疑惑に緑資源談合企業との癒着疑惑、いよいよ高まるなかの自殺である。「とても生きて堂々とは説明できないだけのなにかがあった」と考えるのが普通だろう。
生前、氏は周辺に「話したいが上から止められている」と話していたようだ。政権維持のためにかばい続けた安倍首相にこそ責任がないか。
日本には「死者に鞭打つな」という考え方があるが、ここまで日本社会を蝕んできた「政治とカネ」の問題だ。これでヤミに閉ざしてはならない。

記者団の質問に市田忠義書記局長は、「亡くなったことにごめい福をお祈りするが、そのことと松岡農水相が抱えた疑惑の追及はまったく別の問題だ。手を緩めることなく堂々と追及をおこないたい」と述べたが、その通りだ。
「政治とカネ」の正しい解決のために、マスコミにも言わねばならない。それは「終わりにせず真相究明を」と言いつつ、次には「与党も野党もない。政治全体の問題だ」とすることだ。自民党は言うに及ばず、野党といってもこれまた企業献金にどっぷり浸り、なお党財政の8割以上を政党助成金に頼り、こちらも金権腐敗議員相次ぐ民主党のカネの問題と日本共産党の財政とが同じか。少しでもまともに「事実を見よう」とすればわかることだ。自らがそういう努力をしないで(ほんとうのところは、わざと)、味噌もくそも一緒にする。これでは政治不信を広げても、正しい解決への国民的な探求の助けにはならない。







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