自民党レジームの脱却

昨日は、私の地元、西森岡の資源ごみ回収の日。作業を終えてから選挙の話になった。ある人は「面白くなったなあ」と言い、ある人は「公明党にざまあみろって言ってやりたい」と小気味良さそうだった。
自民惨敗、民主大勝・・・面白い情勢になったものだ。共産党の議席増にならなかったのは残念だが、この参議院選挙は、日本社会の深部で進行する自民党政治への決別、新たな政治への模索の広がりを浮き彫りにした。

安倍政権への怒りは、いくつかの失言や「バンソウコウ」にとどまるものではなく、このぶざまと結びついた貧困と格差拡大の政治、憲法改悪のたくらみや歴史書き換えといった危うい「靖国派」政治への国民的回答に他ならない。私たちは「自民・公明の暴走する政治のストップを」と訴えてこの選挙戦をたたかったが、動いた。「自民党・公明党の政治に日本の明日は託せない」という結論を国民は下したのだ。
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キツネノカミソリ
07年8月6日/日南町

今朝、「土地改良区の利益を代表した」自民党政治家のこの数年の選挙を追ってきたTV番組を見たが、動員力の激減など、選挙の度にあらわになる集票機構の崩れはすごいものだった。土地改良区のトップに座って自民党選挙をやってきた人物が最後に「自民党は終わった」と語った。地方で農村で、医療の分野で地方の建設業界で、エトセトラ、従来の自民党支持基盤の崩壊がすさまじいのだ。
安倍氏はしきりに、「戦後レジームの脱却」を訴えたが、なんのことはない、国民が選択したのは、戦後あれこれ形を変えながらも続いてきた「自民党レジームの脱却」だったのだ。
私たちは、民主党について「自民党といずれ変わらぬ政党」と指摘してきた。その指摘は正しい。しかしこの国民の変化は、民主党とてらちがいには置かない。国民の要求、動向に縛られ、それに応える方向で動かざるをえない。
その国民とともに解決の方向づけをしてゆくのは誰か。それを通じて、自民党レジームに代わる、もう一つの日本の姿を作り上げてゆくのは誰か、面白い時代になったものではないか。

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