あのパバロッティが亡くなったと、昨日のニュースで知った。私は若いころから、ジャズ、シャンソン、ポップスなどジャンルを問わず楽しんできた。そして「人の声ほど優れた楽器はない」と、感心し続けてきたものだ。
パトリアス・カース、ローラ・フィジ、日本人では渡辺歌子、鮫島有美子などと、多くは女性のボーカルだったが、男性ではルチアーノ・パパロッティを良く聴いてきた。

パバロッティのカタリ・カタリ
CDジャケットより
CDジャケットより
いまも聴きながら書いているが、ときに激しくときに消え入るように、どこまでも伸びやかで張りのあるあの声、「絶唱」に心洗われてきた。それだけに以前書いたように、トリノ五輪の開会式で、彼がプッチーニの歌劇『トウ―ランドット』から「誰も寝てはならない」を歌い上げ、「運命に引かれたように」、その曲を荒川静香が氷上に舞い、金メダルを手にしたときの感動は特別だった。
今日の新聞には、そのトリノが公式の場での彼の最後の舞台だったと書いてあった。世界の3大テノールの一人だったルチアーノ・パパロッティ。71歳。







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