23日の紙面に境港市民は驚いた。“境港と郡家のハローワークを年度末に廃止”。鳥取労働局が、その方針を19日から21日にかけて県や境港市に伝えたという記事だった。休み明けの26日、経済厚生委員会の松下、定岡正副委員長で急遽、相談。

ハローワーク境港
境港市議会は、今日午前、緊急の全員協議会を開き、全会一致で撤回を求めて行動することを確認。午後直ちに渡辺議長、米村副議長、松下、定岡両市議が鳥取労働局へ直行した。
議長が要望書を読み上げた後私たちはそれぞれに、「市の求人倍率は0.59。県内でもいちばん深刻。職安の役割、いまこそ」、「市民と企業活動への影響が甚大」と訴えた。藤森和幸局長は、「深刻だからこそ、統合して求人開拓へ人をまわしたい。代替措置は考えたい」という態度を崩さなかったが、私たちも譲らなかった。「移動の激しい雇用形態の水産業の町で、職安は街の欠かせぬ機能」、「その現場から撤退してなにが求人対策強化か」、「いよいよこれからという企業誘致にダメージ」などと、厳しく撤回を求めた。

申し入れを終えて記者会見する私たち
21日申し入れにきた局長に、中村勝治市長は「やることがまったく逆だ。断じて承知できない」と怒りあらわに撤回を求め、鳥取県知事も「典型的な地方切り捨て。怒りを感じる」と言い、今日は県議会も撤回を要求する決議をおこなった。ここまでの反応を予期したかどうかは知らないが、道中、労働局がマスコミの取材を拒否したとの連絡が入った。しかし、抗議が相次いだのだろう、着いた局舎の入り口には多数のカメラが待ち受け、局長室はカメラや記者で埋まった。職安廃止、市議会が直訴という衝撃の大きさを示していた。
局長は私たちに「要望は真摯に受けとめたい」と述べたが、「明日また境港市長を訪ねる」との計画を明かした。ことは大きく動いたが、事態はそう簡単ではないだろう。行き帰りの車中では、「市民ぐるみのムシロ旗」との気炎もあがった。







「深刻だからこそ、統合して求人開拓に人をまわしたい」との労働局長の答え、気に留めなければ、「しかたないかなあ」と思わされますよね。仕事を探し求める住民の視点に立てば、何度も遠くのハローワークに行かなければならなくなり、今以上のご苦労がかさむではないですか。「守屋氏のような私利をむさぼる高級官僚群を減らし、住民サービス向上のために必要な公務員は増やせ」の声を広げなければなりません。政令市めざす広大な岡山市の区割りをたった3つにしようという岡山市長も先の労働局長の発想と同じです。
Posted: 坪中 明久 | 2007年11月29日 12:03
ほんと、そうです。統合し業務を合理化し、求人開拓に人をあてる・・これが彼らの理屈ですが、そんな理屈は、測候所、法務局、市町村合併、郵政民営化で聞き飽きました。結果もすでにバレバレ! 困難なときほど現場密着が大事なんです。
これが、自民党流「構造改革」なんですよね。地域は、そこも考えなくっちゃあね、と思います。
Posted: sada | 2007年11月29日 07:10
国による地方切り捨ての典型! 港町には港町にあった職安活動があるはず。それが統合されればどんなことになるのかということは、各地の市町村合併の“悲劇”を見れば一目瞭然だ。
Posted: yonago2 | 2007年11月28日 23:29