イランと肩並べるアメリカ

しばらく前の話だが、必要があって日本女性学会のHPを読んでいたら、「テロと戦争にフェミニストはどう対抗するか」という記事のなかに次のような記述をみつけた。

11月16日の各社の新聞一面には、「ブルカをとり笑顔でカメラを見ている」アフガンの女性の写真が載った。同じ日に、大統領夫人のローラ・ブッシュが初めて全米ラジオ放送に登場し、「テロに対する戦いは、女性の権利と尊厳を獲得する戦いでもある」と訴えた。

え~?と思い調べてみたら、米国がアフガニスタン爆撃を始めた理由のひとつに、“タリバン政権のアフガニスタン女性に対する抑圧”が挙げられていたというのだ。攻撃開始の5週間後、米国大統領夫人ローラ・ブッシュは、意気揚々と「アフガニスタンのほとんどの場所で米軍が勝利を収め、家庭内に囚われていた女性達は解放されました...テロに対する闘いは、女性の権利と尊厳への闘いでもあるのです」と述べたのだった。
nokure.bmp

写真は、アフガンの映画『午後の5時』より借用

最近読んだ円道まさみ著『アメリカってどんな国?』(新日本出版社)にも、同様なことが書いてあり、そのアメリカが実は、すでに世界169カ国が批准している国連の女性差別撤廃条約を、1980年に署名はしたが、いまだ批准していないというのだ。「テロ支援国家」だ「悪の枢軸」だとして、しきりに攻撃したがっているイランと肩を並べて。知らなかった。締約国一覧
断っておくが、私はアメリカがきらいなわけじゃない。アメリカには姉が永住し、娘が留学している。一昨年初めていったときの感動は書いたとおりだ。もっとよく知りたいのだ。
大統領選挙の最中だが、ヒラリーあるいはオバマ、どっちがなったとして少しは変わるのだろうか。

Comments.

シッコではヒラリー・クリントンは夫が大統領のとき国民会保険制度について言及したため、各方面からたたかれたのではなかったではないでしょうか。私の認識が違っているでしょうか? まあそれにしても日本の首相を決めるに匹敵するくらいの報道の多さですね。

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