新聞にこんな歌をみつけた。与謝野晶子がいまを歌えば、こうなるかもしれない。感心した。作者はお医者さんのようだ。紹介しておきたい。
朝日新聞、5月23日付、声の欄より以下、引用。
予算野無き子 高齢者を歌う
医師 池山 淳 (愛知県大府市 70)
ああ父母よ 君を泣く
君死にたもうことなかれ
原爆空襲生き抜いて
日本をつくりし君なれば
たとえお上が死ねよとて
老人医療をつくるとも
君死にたもうことなかれ
君死にたもうことなかれ
原爆空襲生き抜いて
日本をつくりし君なれば
たとえお上が死ねよとて
老人医療をつくるとも
君死にたもうことなかれ
お上のつくりし決まりでは
療養ベッドがなくなって
そのうえリハビリとめられた
早期退院迫られて
行き場を失う君なるも
この世ひとりの君ならで
君死にたもうことなかれ
療養ベッドがなくなって
そのうえリハビリとめられた
早期退院迫られて
行き場を失う君なるも
この世ひとりの君ならで
君死にたもうことなかれ
保険負担が高騰し
さらに扶養もはずされた
脳卒中と認知症
規制がかかり医療なし
自己負担も膨らんで
在宅死亡が進む日々
ああまた誰をたのむべき
君死にたもうことなかれ
予算野無き子
さらに扶養もはずされた
脳卒中と認知症
規制がかかり医療なし
自己負担も膨らんで
在宅死亡が進む日々
ああまた誰をたのむべき
君死にたもうことなかれ
予算野無き子
歌人与謝野晶子が、日露戦争に参戦する弟を嘆いて歌ったのが「君死にたまふことなかれ」である。われ「予算野無き子」は高齢者医療の現状を憂え、こう替えて歌った。







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