「ハゲタカ」になってよいか

20日、境港市議会が閉会した。詳しくは『議会報告』でしたいが、いま松尾好行必勝へ短期決戦の最中。しばらくお時間をいただきたい。ただ、この市議会での二つのことだけは早くお伝えしておきたい。

一つは、政府に対し『実効ある緊急燃油価格対策の実施を求める意見書』を全会一致で採択したこと。書いてきたように、全国で漁民がいっせい休漁という形でアピールする事態にまでいたっている。
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明日への期待

私は3月議会に続いてこの6月議会でも再度、論及。「国民食料にかかわる問題」として燃油への直接支援を要求した。水産庁の態度はつれないものだったし、先日、町村官房長官が「補てんは直接すぎる」というコメントをしていたが、見方を変えれば、それを口にするところまで来たということだし、自民党国会議員のあいだでも、「このままではいけない」という議論もうまれている。確実に追い込んでいる。
もうひとつは、後期高齢者医療について。この議会に、新日本婦人の会などから3件の陳情が提出されていた。いずれも同制度の廃止を求めるもの。
私は「採択すべし」と委員会でも本会議でも議論したが、市議会はこの陳情を不採択とした。
不採択に賛成して討論にたった松下克議員の論旨の大要は、つまることろ「日本の金融ストックは1300兆円。その多くは高齢者だ。応分の負担を」というものだ。
ストックを言うなら、世界一、二の巨大企業のぼろ儲け、その余剰資金こそが大問題。ハゲタカファンドの資金となって世界を暴走し、燃油暴騰や食糧危機の要因となっていることはいまや世界の常識。ここの規制、大企業課税の強化こそまっとうな社会への政治の緊急課題だ。この方は賢い方で、そういうことを知らないわけじゃない。だが、「大企業への課税強化」などは口にしない。そして、年寄りの貯蓄に手をつっこめだ。議会も「ハゲタカ」になってよいか。

Comments.

昨日のグリーンピース逮捕のニュースで考えさせられたのが、水産庁の無駄遣いです。南極海まで調査捕鯨に出かけても日本の食文化の要求と“ズレ”がきて、彼らの言うように余剰肉がでているのならば、内海捕鯨だけでいいのだし、【調査捕鯨に回せる金があるのならば、イカ釣り漁船や内海漁業を支える為に支出してもいいのではないか?】ということです。

今回の事件で検察は水産庁や捕鯨会社の告訴を取り下げたようですし、マスコミや与党としきりに対決姿勢を売りにする民主党も彼らが指摘した【水産庁の無駄遣い】は問題にしませんでした。予算の使い道というものを厳しく精査して必要な事業には迅速に支出するべきです。災害救援こそ迅速ですけど、今回の石油ショックに対して無策の政府。境港市も観光やふるさと納税で収入アップしてるように見えるその資金を、境港のもう一つの柱・水産業支援に使ってみたらどうでしょうか?

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