5)私たちは国賓?

私たちが泊まったホテルは、それぞれ立派できれいだった。ハバナでは新市街にあるオキシデンタル・ミラマール・ホテル。24日、25日は、ではスペイン外資系のメリア・サンチャゴ・デ・クーバ・ホテルだった。

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メリア・サンチャゴ・デ・クーバ・ホテル

7・26革命記念日のため、このメリア・サンチャゴ・デ・クーバ・ホテルは、外国人がごった返していた。それでいて少しもいこごちの悪い想いなどなかったのだが、政府要人たちもだろうか、軍服姿や要人警護らしいものがあちこちにいたし、TVクルーもたくさん宿泊していた。
取材を受けて知ったのだが、プレスセンターも特設されていた。
そんなホテルに泊まったのだ。あとで聞いた話だが、今年の革命記念式典がサンチャゴ・デ・クーバでと決まったあと(*4)、関係者の宿確保のため予約済み客の他のホテルへの変更なども含めて、いろいろな折衝があったらしい。それでも私たちの部屋は確保された。
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中央が演説するラウル・カストロ

入りたくても入れない人が万余といるというのに、革命記念式典で、私たちの席は最前列に用意されていた。
式典が終わったのは午後9時ごろだった。明日の夕方にはハバナにいなければならないため、少しでも近いところまで今夜のうちにと、オルギンという街まで走ることになっていた。約2時間。そのバスをパトカーが先導したのだ。「少しでも早くホテルに送り届けるため」だと。
いったい私たちは国賓か?
28日、ハバナでの諸国民友好協会本部との懇談で、私はそのことにふれて「友人への温かい想いを受け取りました」と感謝したが、ともにたたかうもの同士の、国際的な連帯意識がとても大きいのを知った。

 (*4)毎年、革命記念式典の会場は変わるのだが、2週間前にならないと発表されない。そのため、私たちの日程も二転三転したのだが、国内にまだ反革命勢力がありテロも懸念されるなかで取られる措置のようだ。

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