私は昨年3月議会で、「生活安全条例」の制定に反対し、このときの論点をこのブログでも4回に渡って書いてきた。
中心点は、警察庁の統計によっても凶悪犯罪は増えていない。国民の間で広がる不安は、もっぱらマスメディアによる犯罪情報の氾濫によるもので、行政が事実に反し不安を掻き立てるようなことはやめよう・・というものだった。
おととい、次のブログを見つけたので紹介する。どこのブログかは、明日。
「独居老人、絞殺される」「幼児を虐待、放置して死なす」――暗いニュースを見聞きしない日がない。殺人事件がさぞ増えているだろうと誰しも思う。ところが。
警察庁が今月1日に発表した「犯罪統計資料」によると、昨年1~12月に発生した「殺人」事件は1199件で、「戦後最低」だった。というより、「殺人」は平成15年の1452件から4年連続で減り続けているのだ。
そればかりではない。では、「殺人」が戦後最も多かったのはいつか? 映画「3丁目の夕日」が「日本の古き良き時代」として描いた舞台は昭和33年だが、「殺人」が最も多かったのは実はその33年の2683件だった。昨年はその半数以下。しかも刑法犯に占める「殺人」の割合も、当時の0.19%から昨年は0.06%へと大きく減っている。
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「警察庁の「犯罪統計資料」によると、昨年の「殺人」事件は1,199件で、「戦後最低」だった」というのだ。 公式データはここにある。このエクセルデータの【第1表】、【殺人】のところだ。
犯罪が減ったというニュースほど、国民的に喜ばしいものはない。だが、このブログは続けて次のように言う。
にもかかわらず、この記録的な事実をニュースに取り上げた新聞・テレビを、少なくとも筆者は知らない。マスコミはなぜ扱わなかったのか? 諸兄もご賢察だろう。些細な出来事でもセンセーショナルに扱うことで読者や視聴率の目を引こうとする彼らにとって「オイシイ話題」ではなかったから、としか考えようがあるまい。
猟奇的事件があればマスコミは、「こんなことが繰り返されてはいけない」と、「殊勝げに」、しかし「大喜びで」、競い合うようにすべてのメディアが、毎日のように繰り返す。まるで日本中で、毎日、同じような事件がおきているかのようだ。だが、「犯罪が減った」というニュースは報道しない!私はキューバで犯罪報道についてもたずねた。ガイドは、「多くは窃盗のようなことだが事件はある。なかには妻の不貞をとがめた殺人事件もあったりする。しかし、そういう問題を考える番組や記事ではデータを出し議論するが、一つひとつの事件はTVや新聞では報道しない」という回答だった。
どちらの報道姿勢が、社会にとって有益か?犯罪報道のあり方を考えたいものだ。
生活安全条例についての私の態度は、やはり大事なことだったと、思った次第。 つけ加えれば、生活安全条例に関する私のブログが何人かのブログで引用されていた。







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