市が漁業用燃油対策を発表

境港市は今日午後3時、中村勝治市長が記者会見し、深刻化する漁業用燃油高騰対策として、以下のような二つの支援措置をとることを発表しました。
私は3月、6月市議会と続けて、市の基幹産業、国民の胃袋にかかわる重大事として、燃油への直接支援、対策の強化を要望してきました。

1)省燃油操業支援事業
国がおこなう緊急対策(燃油消費量を1割以上削減する実証事業に取り組む5人(隻)以上の漁業者グループに対し、燃料費の増加分の9割を助成する)に上乗せし、燃油費の増加分の1割(漁業者負担分)の1/3を助成する。
2)輪番制休漁活動支援事業
小型底引網漁業者20名が9月の1ヶ月間、2グループに分かれ、輪番休漁を行い、グループ全体での燃油消費量の削減を図る。合わせて、輪番休漁中の漁業者は、魚場の清掃活動を行い漁場生産力の向上を図る。そのためにかかる事業実施主体の負担を市が負担する。
080826.jpg

境港・中野漁港

このために必要な市の財政支出額の見込みは、
省燃油操業支援事業が、境魚港利用漁船240隻の燃油消費量が6000kl/月で、国の新対策による漁業者負担分(1割)が183,168千円と見込まれることから、その1/3で、61,056千円。
輪番制休漁活動支援事業が、事業費 8,083千円(労務費、船舶借上料、燃料費、ごみ処分費)の内、国の5,600千円、県の1,867千円の補助を差し引いた616千円です。
市長はこの事業実施の背景と目的について、次のように説明しています。

「境漁港の平成19年水揚げ高は、212億円。また、本市の工業出荷額579億円のうち206億円(36%)が水産加工品である。また、水産関連業に従事する者は、漁業、製造、運輸、卸・小売を含めると2,808人で、就業人口の16%を占める。昨今の燃油価格高騰は、本市の基幹産業である水産業を直撃するとともに、その関連産業にも深刻な影響を与え、このままでは地域経済にも大打撃を与えかねない。漁船漁業経営に対する支援を行うことにより、地域経済の維持・安定に資する」。

Comments.

いよいよ市が動きましたね。他市町村とも連携し、県を動かすことも・・・。
昨日はトラック協会が全国で決起集会を行いました。鳥取県トラック協会は県文会館で集会、あとデモ行進、趣旨に賛同する自由参加はできないかとの問い合わせに「会員だけです」との回答。協会に入っていない中小運送業者、燃料・資材高騰に苦しむクリーニング業、建設業、農業者、大同団結し、政府に抜本的解決方向を迫っていこう。

Post Comment.

(公序良俗に反するもの、悪意ある投書を防ぐため、管理者承認ののち表示させていただきますので、ご了解ください。)

名前:

メールアドレス:

URL:

この情報を登録しますか?

コメント: (スタイル用のHTMLタグが使えます)

Trackbacks.

このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.sadaoka.net/mt/mt-tb.cgi/741