市財政はおおむね健全

今日は9月議会最終日。全員協議会の席で、当局は、財政健全化法で公表を求められることになった、2007年度決算にもとづく『健全化判断比率』と『資金不足比率』を議会に報告しました。
それによると・・・・・・・・・・

------------------------- 市の数値  早期健全化基準   再生基準
実質赤字比率          - (黒字)   13.85%以上   20%以上
連結実質赤字比率       - (黒字)   18.85%以上   40%以上
実質公債費比率           18.9%     25%以上   35%以上
将来負担比率            152.6%    350%以上   -------

【実質赤字比率】は、標準的な財政規模に対する一般会計赤字額の比率をいうのですが、07年度の標準財政規模は約76億円。決算では3億4700万円の黒字ですから、実質赤字比率は(-)ということ。境港市始まって以来通してみれば黒字だという結果です。この年度に基金を2億3000万円増やしています。
【連結実質赤字比率】は、境港市の例でいけば、一般会計に国民健康保険費、老人保健費、介護保険費などの特別会計および下水道、区画整理費などの公営企業会計を加えたもので判断します。老人保健費特別会計が約1億円の赤字ですが、国民健康保険費特別会計が約2億8000万円の黒字で、そのほかを連結して決算しても黒字だということを示しています。
【実質公債費比率】は、少し難しい計算式があって、私もよくわからないのですが、ざっといえば、公債費(借金払い)を標準財政規模で割ったものです。この数値が25%を超えたら、“財政健全化計画をつくれ“、”新しい借金は抑えよ“ってことになります。境港市は18.9%。まあまあか、黄信号というところでしょうか。
【将来負担比率】は、これも複雑ですが、土地開発公社や西部広域行政管理組合など、市がかかわるすべての会計も含めて、その合計の借金残高から財源見込みのあるものを引き、標準財政規模で割ったものとされています。財政健全化法では、これが350%を超えれば、財政健全化計画の策定を求めるとしています。市の報告によれば152.6%。
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境港市役所

市長は私の質問に、「自立可能な行財政基盤をつくってゆくための、この間の努力の成果」と答えたが、いずれの数値も早期健全化基準を下まわっており、境港市財政は、おおむね健全な状態にあることを示しています。
この法律は、夕張市の破たんを契機に「自治体財政をガラス張りにし破綻を防ぐのが狙い」だと制定されましたが、地方行革の促進、財政難にあえぐ弱小自治体の合併促進という国の戦略も見逃せません。また、議会への報告義務が明文化され、議会の力量も問われることになりました。
自治体財政は「黒字が絶対善で、赤字が絶対悪」というわけではありません。黒字が絶対善なら、何もしなければいいわけですから。いっとき赤字でも、市民福祉と地域経済に借金が必要なことだってあるのです。赤字でも、それ「財政再建だ。住民サービスカット、カット」にしてはなりません。そこを市民の目線でどう見極めるか、問われているのですね、私たち議員は。
市議会決算特別委員会(岡空研二委員長)は、こうしたことを踏まえて07年度の決算審査に臨むことになります。

Comments.

中島みゆきファンさま。いつもご意見ありがとうございます。いつも、いろいろな気づきをいただいています。
市役所もほんとそうですよね。いく度に、庁内を歩く度に、そう思うのですよ。ですが、やっとの学校耐震化への着手。そこの目途がついたら・・ということじゃないでしょうか。
おっしゃるようにその時期なんですかね。これもまた計画から実行まで5年、10年かかる仕事ですから・・・。
ただ、気になるのは市長が道州制必至論にたって、中海圏大合併を推進していることです。それでは下手すれば世紀のムダづかいになるじゃありませんか?
ま、本気で考えてみます。いま少しお時間ください。書いたように健全化判断基準というあの結果をどう見るのか、昨日も財政課へいって基礎的なところから勉強中。もう少し勉強してからにさせてください。

早くから行財政改革に取組をされ、その果実のもとで来年度から小中学校の耐震化整備がされることは、非常に喜ばしいものと思っております。
一方、上の写真に載っている市役所本体の耐震化はどうでしょうか? 確か建築後半世紀近くなっておりますが?
市及び市民の重要な情報が沢山集まっており、災害時の拠点基地となる庁舎であり、いざといった時の、必要な職員の生命の安全も考えておかなければいけないでしょう。
財政状況に一定の目途が立ったとしても、今の景気状況からみて市長自らが耐震化整備や新築する計画案を発言することは難しいものでしょうね?
ここは、議会から発議すべき時期に来ているのではないでしょうか。いかがですか?

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