ヘレンケラーを知っていますか

映画『ヘレンケラーを知っていますか』が23日(日)、境港文化ホールで上映されます。境港みすず会が主催。主演の小林綾子さんが障害者支援の必要性などを語るトークも予定されています。
上映は午後2時からの1回です。前売券は大人1500円、小中高生800円。

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この映画のモデルになっているのは、山口県のヘレンケラーといわれる盲ろう者。「月8万円まであがってきた年金収入は、自立支援法の応能(*追記参照)負担主義で40年前に逆戻りさせられた」(あげそげ11月号の記事)のです。
「人間としてあるべき優しい気持ち」の大事さ、「みんな違ってみんな良い」ことを保障する社会のあり方、こうしたことなどを考えながら自立支援法も考えるドラマになることでしょう。
10月31日は障害者自立支援法が成立してから3年目の日でしたが、この日、全国8地裁で障害を抱える30名の方が、自立支援法の「応益」負担の強要は、生存権や幸福追求権の侵害であり、憲法に違反すると一斉に提訴しました・・・・という記事を、ブログ『大脇道場』さんが書いています。
『大脇道場』の主、友さん自身、作業所作りに参加してこられた方.ぜひお読みください。
障害をもって生きることの大変さ、人としてあるべき優しい気持ちとは、自立支援法のむごさをわかり合いたく、この記事のなかから、原告の思いを原告の京都・稲継学さんの代理=父・清秀さんの10.27勝利をめざす会発足集会での訴えから紹介します。友さん、良いでしょ。

長男の「まなぶ」は1967年に発病しました。
「この子の命は3歳までです」と医師に宣告され、「乳幼児期以前の非進行性脳病変による移動機能障害、言語機能の消失」の身体障害者手帳1級と療育手帳A の重度重複障害者となりました。
 「この子を1日でも永く生きさせてやりたい」と決心してから42年がたちます。
生死をさまよう事故も何回かありました。いろいろあった。学が入れる保育所、幼稚園はどこにもなかった。
はじめて請願運動にとりくみ、重度の子が入れるようになりました。
学校は「就学猶予・免除」で奪われていたので、与謝の海養護学校づくりの運動に参加し、PTA会長にも努力しました。卒業の進路はなく、今度は共同作業所づくり運動にとりくみました。
私たちにとって「運動」こそが生きていく証しでした。
みなさんとの「運動」のおかげで、前をむいて生きてこられたと思っています。
本来、社会福祉は、政治の責任で、障害者が安心して暮らせるようにすることです。なのに、障害者自立支援法は障害者・家族に負担をおしつけています。権利としての福祉をないがしろにし、障害を理由に利用料をむしりとる。どうしてもがまんできない怒りを覚えます。
これまで制度のない中で少しずつ「運動」でつくってきたのに、一丁両断で、首をはねられるような気持ちにもなります。
私たちは、この「運動」に無条件で参加しようと思いました。家族会議で「学とともにがんばろう」となりました。
私は、裁判所という公の場で、政府に堂々と正論で渡り合えると思うと、胸がわくわくします。
どんなことがあっても、石にかじりついてでも、必ず勝利したい。

障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会も紹介しておきます。応援しましょう。

【追記】下記コメントで指摘があるように【応益】の間違いですが、ここは地域コミュニティ誌”あげそげ編集部”からの引用部分ですので、ここで訂正させていただきます。

Comments.

友さん。おはようございます。ご指摘ありがとうございます。この部分は引用ですので、記事のように訂正させていただきました。

sadaさん、こんばんわ。
記事の紹介ありがとうございます。
映画が盛況になりますように・・・!

あと、タイプミスがひとつ。
「月8万円まであがってきた年金収入は、自立支援法の応能負担主義で40年前に逆戻りさせられた」・・・これは「応益負担主義」のタイプミスでしょう。
おせっかいですが、キーワードなので。

では。
今週は寒くなりそうです。
風邪など召されませんようにご活躍ください。

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