24日で3月定例市議会が終了した。珍しいことだが最終日、一般会計予算案に反対し3人、賛成するもの2人の計5人が討論にたった。そして4名が(定数は16名)反対した。境港市議会でそうそうないことだ。いずれも環日本海定期航路への税金投入に異論をはさんでのことだった。
賛成討論で面白いのがあった。同航路への3290万円の投入を、家庭になぞらえて「400万円の収入の家庭が、将来の果実を楽しみに10000円の木を植える程度のこと」だと。うまいこというもんだと感心はしたけど、自分のお金をつぎ込むならご自由に!です。だけど、市民のお金だってこと、ごっちゃにしないで、ね。
![]()
市役所の桜/09.3.24
一般質問の冒頭にも言ったが、対岸諸国との交流、交易の拡大には賛成だ。相互理解、相互依存の強まりは平和構築の礎にもなる。問題はなぜ、外国の民間企業に税金の投入かだ。
説明はついていない
市長は、「海の道だ。道がなければはじまらない」と良く言うが、実需があれば人は動き、物が動き道はできる。そこにビジネスチャンスをみたからDBS社が航路開設へ動いたのではないのか? そこになぜ、税金投入の必要があるか?
いや、支援なしには運行継続の見通しがないというなら、そんな危なっかしい事業に、なぜ公金の投入なのか?ということになる。
鳥取県と市は、「北東アジアへのゲートウエイ」だ、「未来への投資」だと言うが、そういう漠然とした「夢」、「期待」以上の、納得いく説明はついていない。
しかも当初2月予定の就航次期は、3月に、5月に、6月にとずれる一方、どんな荷物が動くのかもいまだ定かにならず、「やってみなきゃわからない。バクチのようなもんだ」という声が、就航歓迎の経済界からも聞こえる始末だ。
責任をとる覚悟はあるか
中海干拓事業、身近な夕日ケ丘開発・・・私たちは幾たび「夢」につき合わされてきたことか。そして中海干拓では1000億円もの国費を海中に捨て、夕日ケ丘開発でかかえた50数億円の借金に境港市民は、いまも苦しめられている。誰ひとり責任をとったものを知らない。
そしてまた、漠たる「夢」か。こんどは責任をとる覚悟はあるか。
昨日夕方、「あんたたちの言うとおりだ。負けないでくれ」との励ましの電話があった。








定岡さん、コメント取り上げていただき有り難う御座います、私達家族、経済的に余裕がなくて博打をすることは出来ないのですが、税金を堅実的な責任の持てる使途に使って戴きたいとせつに思っています。
Posted: Anonymous | 2009年03月31日 23:45
留守していたこともあって、コメントに気がつくのが遅れました。ごめんなさい。
私とて、はじめたからには成功して欲しい。夢ももちたい、期待もしたいですよ。不安を駆り立てるつもりもさらさらありません。航路の成否でいえば、何年か後に、「定岡さん、あんた反対したけど、ほら立派な航路として定着したじゃない」と言われても、私は良いのですよ。結果としてそうなったとしたら、その方がうれしいですよ。
言いたいのは、市民の税金を使うからには確たる説明が必要だということ。そこをいろいろ質しても、”ゲートウエイだ”、”環日本海オアシス都市の総仕上げだ”、”経済波及効果は・・・”とスローガンや目論見は巧みに語られるけれど、確たる基礎、土台がないのです。ない以上に、推進派からさえ、「さあ、どんなものか」などという声まで聞こえる。そんな事業へ、しかも海外の民間企業へ税金か?まして国際的な景気後退というこの時期に!
そんな税金の使い方って、許されるのでしょうか?いまの時代に、と思うのですよ。
税金を投入しなくても実需があれば成功する。その見極めがビジネスってもんでしょ。繰り返しますが、なんで税金投入なんでしょうね。
Posted: sada | 2009年03月31日 20:45
定岡さんの言われる通り、航路就航には夢、希望があるように思われるのですが、叉、あって欲しいのですが、納得のいく説明が、ないとおっしゃられているのですが、それが本当ならば、市民投資も不安に思えがっかりですね。
Posted: Anonymous | 2009年03月26日 21:59