水ばかりで1ケ月とは

数日前の夜のこと。自宅にかかってきた電話は、「友達が死にかけて入る。急いできて・・・」。
駆けつけてみると、そこはもう10年以上も前に母親の相談にのったことのあるお家だった。玄関には郵便受けから落ちた新聞やハガキなどが散らかり、知らせてくれた方と部屋に入ると、そこは万年床模様。周りは散らかり濡れた布団にひとりの男性が・・・

cut_037.jpg意識はしっかりしていて状況を聞くことはできたが、職無し、ひとり暮らし、57歳とのこと。聞けば「1ケ月も食事していない。水ばかり飲んでいた」とのこと。自分でもう立ち上がることができない。
聞きだした住所、氏名、生年月日と状況を伝え、すぐ救急車の出動を要請。無事、済生会病院へ緊急搬送することができた。付き添ってくれた友人の翌日の報告によれば、衰弱が激しく楽観できないとのこと。
こんなことは初めての経験だが、説明もするまもなく飛び出した私に、妻が「なんだったの?」。状況を説明すると「そう。そんなことは都会のことだけかと思っていた・・・」。
回復を願うばかりだ。落ち着いたら、手続きをしていない定額給付金のこと、生活保護の段取りなど、またお手伝いしなければ・・・。
私など腹が減っただけで、悲しくなり泣き出したくなるほどだというのに、「食べるものもなく水ばかり」、どんな苦しく切ないことだったろう。
連絡をくれた友人に、「なんでこんなになるまで?」と聞いたら、「少し前から大変な様子は聞いていた。“定岡さんに相談しようか”といったら、“いま公明党の議員に相談しているから待って”というので」とのこと。
こんな事態に公明党も共産党もあるものか。誰であれ、相談できる人がいるということは救いだ。でも・・・、なぜ・・・、こんな状況のままだったのか?
散らかっていた新聞は「聖教新聞」でした。

Comments.

Aleido Che Guevara さま。ご心配ありがとうございます。バタバタしていてお返事が遅くなってすみませんでした。おかげさまで、危機は脱し回復に向かっていらっしゃるようです。
瀬端さんのブログも読ませていただきました。まるで似たような状況にあったものですね。こんな事態が、国のあちこちで起きるなど、なんという国になったものだと、思わずにはいられません。
それもこれも公明・自民政治のせいですよね。総選挙、がんばりましょう。
それにしても健筆なことですね。いつも読ませていただいています。

 私の地元の日本共産党の区議会議員の所にもいろいろな生活相談がやってきます。そのなかには、議員に連絡の来るのが一日でも遅れていたら命にかかわる事態が生じるような案件が出てきています。今年の2月にも今日明日の命がつながるかどうかの瀬戸際のようなことがありました。

http://jcpedogawa.jp/sebata/?p=369

 上のリンクは江戸川区議会議員の瀬端さんのブログの記事ですが、全国的に命にかかわる、しかも緊急を要する問題が起きているのだと、貧困がここまで拡大しているのだということを改めて認識させられます。

 それにしても、一ヶ月も水ばかりで何も食べていなかったとは、本当にぎりぎりの状態です。人間が水だけで何も食べないで生存できる期間はだいたい一ヶ月前後です。相談が一日遅れただけでもどうなっていたか分からないぎりぎりの状態です。記事のに出てくる男性は。不幸中の幸いなのは、定岡さんのところへのSOSがぎりぎり間に合ったことです。男性は今頃どうしているのでしょうか。回復しているのでしょうか。

 男性の回復を心より願います。

久野さま。お身体の調子はいかがですか。家庭菜園と聞いて喜んでいます。
いまご婦人の集まりから帰ったのですが、今日の夕方には、以前、生活保護を世話した方から、「今日のブログを読みました。自分のいまどうにもならなくなっています。一日一食しか食べていない。父が倒れたがついてもやれない。大病をかかえ6日には手術を予定している妹が長崎からでてきてついてくれている。もうどうにもならない。福祉に頼る気もなくなった。父のことが片つけば、もう自分もいい。どうして欲しいという気もありませんが、聞いてだけはいただきたかったので・・・」。こんな訴えがあったのです。
あきらめずに、がんばろうと激励し、相談の約束をしましたが、なんという国になったことでしょう。悲しいほどです。
負けずにがんばりましょう。
それにしても、ブログが命を救うネットワークになっているのは、苦労の甲斐があるというものですね。

以前に北九州市にて、「おにぎり」を渇望しながら餓死された事件を思い出しました。まさか鳥取県内でも同様の事態がおきているとは…。私も決して豊かじゃない。病気で無職だけど元気な時をみはからって家庭菜園で野菜づくりしてます。こんな困っている人がいるのだったら、収穫のお裾分けをしてあげたいな。
それにしてもさすが定率減税という恒久減税を止めにして、1度っきりの1.2万円の定額減税を大きく宣伝している公明党とその支持者、そして噂の支持母体・創価学会員ですね。公明党って宗教団体とも噂されてるのに、慈悲の心はどうしたのでしょ。福祉党というのは“お飾り”で、動きが遅いというか、所詮は他人事なんですね。

共産党だけが真の福祉党というのを正に実感させる話ですね。話の中の困窮者が無事に回復されることを願っております。

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