企業とはなにか

ほんと、最近、企業の、時には国の、“科学的説明“なるものを、どっか信用しがたいのです。 また、片方でこれだけ利潤第一主義の日本企業が、ことさら”環境“、”環境“と言うことに、まずは胡散臭さを感じてしまったりするのです。
先日書いた一節ですが、その後・・・・・・

九条の会講演会(5/17)で岡村弁護士が上映した映画『ジャーハダ』を観ることになり、続いて、娘が「授業で使われて勉強になったよ」と教えてくれた映画『The Corporation』をDVDで購入して観た。
『ジャーハダ』は映画の後半で、イラクの戦場で“活躍”する民間軍事会社(PMC=Private Military Company)の実態を明かにする。アメリカとアラブの大富豪が出資するカーライル社は、ペンタゴン(米国防省)の戦争を受注し傭兵を雇って大儲けする。ブッシュ一族とビン・ラディン一族もその大株主。有名な話だが、PMCのひとつハリバートン社の元役員だったのがチェイニー前副大統領で、この会社は、イラク戦争でペンタゴンからの受注を急上昇させたのです。
またパウエル元国務長官はカーライルというPMCの顧問であり、ライス前国務長官はセブロンという石油会社の役員だったのだ。
これらの企業=The Corporationにとって、戦争は立派な事業なのだ。戦場に流れるイラクの人々の血は利潤の代償であり、自国の兵士の命は費用にすぎない。
これが資本主義経済の行き着くところであり、そのツールが“PMC“という”企業“に他ならない。
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総じて、“企業とはなにか”、それを問いかけている映画、それが『The Corporation』。この映画は、産業の夜明けとともに始まった近代企業の発展からはじまって、世界を飲みつくすまでにグローバル化された企業の歴史と産み出される数々の“症例”を映像で、またノーム・チョムスキー(MIT教授、言語学者)、マイケル・ムーア(映画監督)、ピーター・ドラッガー(経営学者・社会学者)、ミルトン・フリードマン(経済学者)、レイ・アンダーソン(インターフェース社CEO)など総勢40人の証言や発言をもとに、すべては利益のために働く機関としての企業の本質を分析してゆくのです。そして・・・・・・・・・・・・・。
先日、ある方から「いまの世の中を知りたくて、漫画でですが『資本論』を読んでいる」という話しを聞いたのですが、“資本主義とはなにか?”・・・深刻な問いかけが広がるいま、これもごらんいただきたい作品です。
いま、経済危機対策の名のもと14兆円もの国費投入が進められていますが、その莫大な税金の行き着く先=企業のささやく“環境“、“エコ”って、ほんとうか?なんて、やっぱり思うのです。”企業社会”のありかたを、「原点に立ち返って考えなきゃ」と思います。
『ジャーハダ』『The Corporation』とも、ご希望の方はメールにてご連絡ください。

Comments.

”おぞましい”・・・そうですね。
DVDの件、承知しました。手配いたします。『ジャーハダ』も今日当たり届くと思います。いましばらく。
他からも注文いただきましたよ。こうして広がる場にもなるのがうれしいですね。

ザ、コーポレーションを希望します。
ジャーハダは先日頼みましたよね?
戦争は最大の儲け、軍需産業<企業>のことは思っていたけれど、兵士が費用に過ぎない辺りは、おぞましい限りです。

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