『オバマ大統領にノーベル平和賞』という報道に、一瞬、「え?」とも思った。だって、まだ始まったばかり、結果はこれからじゃない?なのに・・・と思ったのですが、「いや、始まった変化への期待の大きさ、変えたいという激励か」と納得し喜びました。
昨日の報道で、もう一つ喜ばしいのが、『学力テストの全員参加方式は中止へ』というニュースです。
川端達夫文部科学相が9日、2007年度から全員対象方式で実施してきた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、「学力向上につながることを否定するわけではないが、その点数だけを上げることは、本来の教育目的とは違うだろう」、「個々の学校がその成績を上げることだけに競争し合うのは意味がない」と語り、来年度は「抽出方式でまとめようという意思を持っている」と明言しました。
テストの最大の目的は「各地域の教育水準をできるだけ均一化し、向上させること」として「目的を達成するにはそれ(抽出)で十分ではないかという判断だ」と述べ、代わりに小学6年と中学3年の国語、算数・数学に限っていた学年、教科の拡大を検討するとの考えも示しています。
私、そして日本共産党は、「競争教育をいっそう激しくするもの」として、全国一斉の学力テストとその結果公表に反対してきたが、私は文科相の次の発言に、期待し注目します。
「点数だけを上げることは、本来の教育目的とは違うだろう」
「競争教育の見直し」へ・・・ようやくその流れが時代の大勢になってきたのです。国民が拓いた時代の変化の大きさを思います。
先の総選挙政策から学力テストに関する日本共産党の見解を紹介しておきます。
2、すべての子どもの成長発達を支える教育に転換します
歴代の自民党政権は、子どもたちを競争でふるいにかけ、ゆきすぎた管理で人間性を傷つけるなど、教育をゆがめてきました。そのうえ小泉内閣以来の「構造改革」は教育条件の悪化や「子どもの貧困」をもたらし、日本の教育は深刻な矛盾に直面しています。とりわけ、改悪された教育基本法にそった教育への国家介入の強化、競争教育のいっそうの押しつけが急ピッチで具体化されようとしていることは重大です。
こうしたゆがみをとりのぞき、憲法の平和・人権・民主主義の原理に立脚し、子どもの権利条約を生かし、すべての子どもの成長発達を支える教育を築きます。
(1)競争とふるいわけの教育を根本から是正します
国連子どもの権利委員会からも改善の勧告を受けている「極度に競争的な教育制度」を是正します。教育に「競争原理」をもちこんで子どもたちを競争に追い立て、ふるいわけする「教育改革」を抜本的に見直します。年数十億円の無駄遣いだと指摘されている「全国いっせい学力テスト」は中止し、抽出調査にあらためます。
(2)子どもの豊かな成長を保障します
自然や社会の仕組みがわかる知育を重視し、体育・情操教育などバランスのとれた教育をめざします。学習が遅れがちな子どもへの支援を手厚くします。学習指導要領の強制をやめ、内容の再検討を国民参加ですすめます。上からの徳目の押しつけをやめ、基本的人権を大事にする市民道徳の教育をすすめます。







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