境港市、松江市など中海に面する四市一町で構成する中海市長会は2月、『中海圏域振興ビジョン(案)』と『中海圏域定住自立圏共生ビジョン(案)』を策定し、2月17日から3月18日までを期限として、パブリックコメントをおこなっています。境港市議会では明日23日に、議員へ内容の説明がおこなわれます。
サンフランシスコにて
10年2月
ビジョン案そのものについての検討は、私もまだこれからですが、昨年9月市議会で、このおおもととなる総務省の『定住自立圏構想』は“形を変えた市町村合併”であり、『中海圏域の定住自立圏の形成に関する協定』は「周辺部になる境港市民にとって福祉、教育、医療など住民サービスの低下と主体性を失いかねないもの」と指摘し、協定締結にただ一人反対しました。(詳しくはこちらをお読みください)。
こんどのビジョン案は、昨年10月に構成市町村が締結したこの『協定』に基づく施策の具体化で、私たち市民が暮らすこの地域の“将来像”を形付けようとするものです。市民生活と地域経済のこれからに重大な影響を与えるものです。
この趣旨について市長会は、次のように述べています。
はじめに
我々の住むこの中海圏域には、ラムサール条約登録湿地である「中海・宍道湖」をはじめとする豊かな自然があり、また、日本神話の時代から連綿と続く歴史・文化も数多く残っています。さらに、こうした自然や文化を活かした産業や交流も盛んで、恵まれた生活環境や充実した都市機能を有する、山陰の中核的な都市圏として発展してきました。
また、米子空港-ソウル仁川空港間の国際定期便などに加え、平成21年6月には、境港市と韓国東海市、ロシアウラジオストク市を結ぶ国際定期貨客船が就航したことにより、今後は韓国、ロシア、さらにはシベリア鉄道を介して欧州を視野に入れた国際物流の拠点として、西日本のゲイトウェイ(玄関口)となりうる高いいポテンシャル(潜在力)を有しています。
こうした状況のもと、中海市長会では、できることから取り組みを進めるとともに、この圏域をどのように発展させていくための方策について、現状調査や分析によって検討・議論してきました。
その中で、中海圏域を総合的・一体的に発展させるためには、圏域の住民・NPOや各種団体、企業・行政など圏域で活動する各主体が連携して、共通の方向に向かって事業に取り組むことや、それを支える基盤の整備が重要であると考えました。そこで、中海圏域が一体的に発展していくための指針となる圏域の“将来像”を提案するため、中海圏域の振興ビジョンを策定しました。
中海市長会 連名
市民の目線で、果たしてどうか。暮らし、サービスの向上につながるものか、税金の使い方として不適切なものはないか・・・多くの市民の意見表明が求められています。具体的な施策などビジョン案の全文は、市のホームページのこちらからアクセス、ダウンロードできます。
これは境港市民だけの問題ではありません。米子市民や松江市民などにとっても大事な問題です。ぜひお読み、意見を寄せましょう。







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