島根原発の点検漏れの件で二つの報告。
共産党、中国電力へ
28日には、日本共産党鳥取県委員会として県書記長岩永尚之参院予定候補、錦織陽子県議、石橋よしえ米子市議、それに松尾好行と私の境港市議が中国電力米子営業所にでむき申し入れました。
中国電力からは広島本社の環境・エネルギー広報担当者、鳥取支社の副支社長、米子の営業所長など4名が応対しました。私たちは
①徹底した原因分析と再発防止対策
②鳥取県も原発関係自治体として位置づけ、防災協定の対象に
③プルサーマル計画の中止
中国電力は、「まずもってお詫びを」と4名が深々と謝罪。「重大な事故と受けとめている。申し入れは本社に伝え、原因究明と再発防止へ全力をあげたい」と言われましたが、あとは「4月30日まで具体的な回答は控えさせていただきたい」と言うばかりでした。

私は最後に、
「ナトリューム漏れで運転中止となった『もんじゅ』が、14年かけて再開したら、またその検出機器の異常だった」というように、原発技術はまだ未確立と指摘し
① 住民が納得するまで運転再開はしないこと
② 私の住んでいる境港市は松江市美保関町より原発に近い。法律の枠を超えてでも防災協定を結ぶべきだ
と強調しておきました。
新たな点検漏れ続々
昨日4月30日は国への報告期限。中国電力は午前中、産業経済省や関係機関への報告をおこなうとともに、午後3時から境港市議会にも報告・説明にきました。
この『報告』は、総点検の結果と点検不備の直接的な原因という『中間報告』にとどまり、中電は、「組織や風土の問題を含めた根本的な原因分析と再発防止対策は、6月初めの最終報告になる」としています。
点検もれの直接的な原因を、中電は「点検計画表」の記載誤りや各部署間の連絡ミスなどとし、また、「直ちに安全性が損なわれるものではなく、発電所の安全性は確保されていた」と主張していますが、点検漏れが報告ずみの123件も含めて506件だったこと、1159件もの記載ミスがあったとしています。まさに住民の信頼を打ち砕く管理体制の不備・不始末です。
市議会でも、「中電は直接、境港市民への報告・説明会を開くべきだ」、「境港と防災協定を結べ」、「住民の納得するまで運転再開はするな」・・・怒りの声、厳重な対処を求める意見が噴出しました。
中国電力にとって最後の機会
この日も深々とした陳謝から始まりましたが、中電のこの姿、いったい何度見たことでしょうか。中電は「地域のご信頼がなければ運営できない」と繰り返えすのですが、過去のデータ隠しや改ざん、繰り返えされるトラブル、そのたびに明らかとなる管理体制の不備・不始末は、「誤れば済む」域をはるかに超えています。中国電力の原発事業にとっては、与えられた最後の機会といえるのではないでしょうか。
私にはもともと、原子力発電が火力や水力発電とは違う、じつに複雑多岐にわたる多重防護システムを欠かせぬ、人類にとってまだ安心、安全を確立できない未完の技術だからだと思えるのですが。







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