東北関東大震災で被災された方々に心からの哀悼と声援を送ります。
この数日というもの、アメリカのテレビや、インターネットで見られるようになったNHKニュースを見ては泣き、海外で節電の支援すらできないことにイライラしていました。長い週末が明けてアメリカ赤十字のオフィスに行ったところ、4月にジャパンタウンで開かれるサクラ祭に赤十字の名前で義援金募集のテントを出してもらえることになり、その準備で忙しくなり、少し気が晴れます。
ところで日本にいる皆さんには世界中の祈りが届いているのでしょうか。
世界で一番整備され、地震に対する備えがある日本で、このような甚大な被害が出ていることに、世界中の誰もがショックを受けています。アメリカのニュースでもほとんどを地震の続報が占めています。私もたくさんの友人から募金の方法を尋ねられました。もちろんアメリカ赤十字がすでに募金を始めています。インターネットではPray for Japan(日本に祈りを)という運動が広まり、世界各国から温かい画像が続々と届いています。コピーライトがどうなっているのか不明なのでリンクだけを載せます。
Pray for Japan(日本に祈りを)・・・必要物資などが一段落ついたら、ぜひ印刷して避難所に貼り出すなどしてほしいものです。

ここはアメリカ西海岸なので、最初の報道は津波の警告でした。それから日本の被害が報道され始め、いまじわじわと広がっているのは、日本人のモラルの高さに対する尊敬の念です。助け合う被災者同士。何百人もきちんと列を作ってタクシーを待つ東京の人々。コンビニ強盗が1件起こったことがわざわざニュースになること。今日は、現地入りしたアメリカ人記者が被災者に食料を渡したところ、その1つを記者にもくれようとしたので断ったら、「あなたもここでがんばっている1人ですから」と言われた、とその記者が涙ながらにレポートしていました。このような状況にあってなお思いやりを持ち、節度を持って行動している日本人に対し、世界中から賞賛の声があがっています。日本にいる皆さんには当然のことかもしれませんが、わたしたち海外に住む日本人はそれが当然ではないことを知っているので、そんな日本人であることをいま、心から誇りに思っています。
私はいまアフリカ・カリブ移民支援のNPOで働いており、ハイチ人の亡命の事件を担当していますが、リサーチをすればするほど、社会システムがどれだけ被害の大きさを左右するかと思い知らされていた矢先のこの地震でした。ハイチでは地震自体はM7でしたが、被害者は20万とも30万とも言われています。もともと建物が脆弱なスラムを地震が襲ったということもありますが、地震後のコレラ、ギャングの跋扈による犯罪の巣窟化、政府の腐敗により支援物資が市民に届かないことなど、地震よりも社会が人々を殺したと言っても過言ではありません。その結果1年経ったいまでも無政府状態のまま、私の友人も先日お父さんをギャングに殺されました。伝染病には十分に注意してほしいところですし、食料の配給に多少の混乱はあるでしょうが、日本でこんなひどい事態は起こらないと断言できます。
日本はほんとうにすごい国です。想像もしていなかったひどい被害に、いまは呆然としているかもしれませんが、日本はきっと大丈夫、きっと立ち直る、とわたしたちは確信しています。一致団結してがんばっている皆さんに心からの尊敬を送ります。
Pray for Japan.
(定岡由紀子 サンフランシスコより)







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Posted: Aleido Che Guevara | 2011年03月18日 00:12