先日の『TPPの幻想』に続き、今日は、『食の安全とTPP』。
その時も書いたが、TPPで心配されるアメリカ農畜産物の輸入規制の撤廃、BSE問題、ポストハーベスト、遺伝子操作食品のことは、それでもずいぶん知られるようになったが、今日は食そのもののありよう、それなしではいられない巨大化する農畜産業と食品製造工程がもつアメリカの危険な食事情について、DVDを購入して観てみた二つの映画を紹介したい。
ひとつは、『フード・インク』。
地平線まで続く広大なとうもろこし畑や飛行機を使う農薬散布。世界最大級のベルトコンベアーで処理されてゆく牛や豚。アメリカサイズのダイナミックな農業、食品加工スタイルは、安価で効率的な食べ物の提供のはずだった。ところがそれが生み出したものは・・・・・。
これ以上は書かないが、映画は、観るも恐ろしい食の現場を映し出してゆくのです。第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品。アメリカ映画。94分。
これでも、「TPPで外国安い農産物が輸入されるなら大歓迎」?!
もう1本は、『ありあまるごちそう』。
「オーストリアでは毎日、何台ものトラックが1,2日たっただけのパンをゴミ処理場に捨てている」・・・映画はそのシーンから始まる。人類はいま120億人を養えるだけの食糧を生産しながら、毎日10万人もの人が飢え死にし、10億人が栄養失調に苦しむという現実。映画は世界各国で食の現場を取材・撮影し、世界の需要と供給のバランスを崩し、富める国と貧しい人々の格差を刻一刻と広げている流通のグローバル化の影を追い続ける。
今年日本公開されたオーストリア映画。96分。
2作品の公式サイトは、こちらです。
こちらには、もう少し中身にふれた感想があります。
DVDがあります
2本ともDVDで購入してあるので、ご希望の向きはご連絡を。
こんな『食糧』を日本に持ち込むか。TPPで許してはならない日本の未来がかかっている。
『食』はすべての基礎だ。

押す世論
野田首相は、昨日予定の参加表明を一日伸ばした。
党内の慎重論に応え、「一日熟慮した」格好をとることが狙いだろう。今日にも記者会見を開く。
しかし、こんな姑息なやり方で参加表明しようとも、国会批准まで、まだまだたたかいは続く。ここまで高まった世論は、決してゆるさないことだろう。いよいよこれからだ。








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