旧コラム







憧れの尾瀬で、妻の光枝と私
  もうずいぶん昔のことです

定岡市議が
折々に記した"思いつくままに"の
賞味期限ぎれ(?)を
こちらにまとめてあります

ご期待に応えて、決意を新た・・・・2月1日

後援会決起集会模様を最後に、選挙前のHP更新を休止します

告示をまぢかにした2月1日、私の必勝を!と後援会決起集会がひらかれた。氷雨のなか市内中から駆けつけてくださった111人の方々を前に、「期待に応えねば」の想いつのるばかりだった。

私のあいさつは、面白くもないが、応援にたってくださった4人の方々のお話は、それぞれに味わい深く、心のこもったもので”境港の市政にこの議席の持つ意味の大切さ”を知り、”失ってはならない”との想いを熱くさせるものだった。

激励くださった南家さん
党派を超えて!と南家悦郎さん

南家商事社長の南家悦郎さんは、「保守の私がこういう場に立つのは初めて。この先もあるかどうかわからないが」と前置きされ、合併問題以来の交流を振り返り「いちばん大事を見極め、市政を動かしてきた議員」と語り、「境港市の今後のために、党派を超えて定岡市議を」と訴えてくださった。

小泉政治とたたかう力を市議会にと、中林よし子さん

駆けつけてくださった元衆議院選挙中林よし子さんの話も、「BSE,ライブドアー、耐震偽装に加えて、防衛施設庁、靖国での麻生外相暴言と、小泉政治の矛盾が一気に噴出した。この行き詰まった政治を切り替え、憲法と暮らしを守る力を市議会にも必ず!」と、地方政治のうえでの党議員の値打ちをわかりやすく訴えるものだった。

勝利の報告でお会いできるよう、しばらく、さようならです

選挙期間中、”HPでの選挙活動”は制約される。すっきりと更新をあきらめ選挙活動に専念するので、ご了解いただきたい。願わくば勝利の声で、13日に再開したいものだ。


市議選、いよいよ2週間を切る!・・・・1月29日

2月5日公示の境港市議選、いよいよの2月を迎える。2名削減され定数16に17人が立つ少数激戦。1名しか落ちない選挙に、”どうなっても大して変わらん”と、市民の関心はいまいち。

私も4年間、付合ってみて、議会に出たら市民の要望などそ知らぬ顔、議長席に座りたいだけの人かな?と思ってしまう人、もっと勉強せんかい!と叫びたくなる人などいろいろで、この誰がどうなろうと、さしたる変化は期待できないという実感は良くわかる・・・。

議員は市民の代表だ。市民の立場で市政を監視し動かしてゆくものだ。こういう人たちのなかに埋もれて共産党の一議席、失ったらどうなる! 私にとっては、市民の願い実現の一番確かな力=日本共産党の議席死守のたたかいだ。闘志満々、たたかい抜く!

初めてお会いする方だったが知人の紹介で昨日、製造業を営む社長さんが、私の見解・政治信条、人となりを知りたいと来宅され、4年間の議会で体験したこと、市政のあれこれ、お互いの趣味まで気持ちよく語り合った。”しっかり応援したい”と言って下さった。

いま、手応えは確か。だが、蔓延する「定岡大丈夫」論は、危険な落とし穴。最後まで支持広げてがんばったものだけが勝利を得る・・・これが選挙だ。今日の晴れ具合はどうだ! 告示前最後の日曜日、一日、有権者のなかで訴えつくそう。

ご意見、ありがとう

寄せられたアンケート、意見はまだまだあるが、ここまでとさせてください。ご意見くださった方、お読みくださった方、ありがとうございました。


寄せられたアンケートから(その6)・・・・1月24日

今日は、議員と職員の活動や対応についての意見を紹介します。まず、議員に・・・

先般辞職した市議がいたけれど、市民に辞任の説明がなく、市民無視に怒りを覚える。議会でもなぜ辞任したのか経緯を発表すべきである。市報にも発表されていない。辞任する理由があったはずである。(男・74歳)

もっと議員や特別職の報酬を引き下げよ。仕事もないのに納税を責められ報酬を確保させられるのは我慢できない。(不詳)

春一番の花=節分草
03年2月/広島県総領町

選挙のときは皆様の・・・と言われるが、本当にそういう気持ちがあるのならボランティア精神で仕事をして欲しい。初当選の人からいきなり40万円は腹立たしい。(不詳)

職員に・・・

もう少し、窓口にきたとききちんとした対応をして欲しいものです。こちらがたずねた事にそっけない返事をしたり、ちゃんとした返事ができない職員の人がいます。もう少し考えて欲しいものです。(女・65歳)

窓口での職員の知識不足からの不快感が多々あります。自分の仕事を把握して欲しい。(オス・建設業従事)

コネでの市役所への就職や老人施設への入所はやめてほしい。10年ぐらい前の話ですが、姑を看ているころ、私も体調悪くて介護どころじゃなく、夏場だけでも老人施設に入所させて欲しいと頼んだところ、「あなたが倒れたら預かります」と言われました。母親が倒れたら家族は崩壊です。”よくそんなことを言うな”と思いました。もっと血の通った対応をしてもらいたいと思います。(女・40代)

これまでのものも含め、寄せられた意見をそのまま紹介しています。市民の声には率直に耳を傾けることが大切だからで、私の同意を前提としているものではありません。


寄せられたアンケートから(その5)・・・・1月22日

今日は、行政姿勢について寄せられた意見を紹介します。

米子と合併しなかったのは正解でした。定岡議員にはがんばっていただき感謝します。 現状での改革には大変不満です。枝葉の小さいことばかりで、改革の名の下にさも推し進めているかのような姿に怒りを感じます。市長、議員の皆様は、本気で市民のことを考えているのでしょうか。(71歳・会社員)

単独自立にかこつけて負担ばかりが大きく、行政サービスの低下が懸念される。市民負担を少なくする行政をお願いしたい。(男・68歳・時々しか仕事がない)

厳冬の風景
確か(?)05年1月/森岡

なるほどみずきロードで市の知名度は上がったが、恩恵に浴しているのは少数の市民、商店街である。税金の使途ももっと市民平等に行きわたるように、民生の向上、社会資本の充実に努めて欲しい。 下水道施設の拡充など、周辺地域の環境改善のためにももっと急ぐべきである。(70歳代・自営業)

まずは国も地方もムダをなくすことから徹底的に改めて欲しい。資本主義国であっても、国民が安心して生活できる最低ラインは守っていただきたい。

市政に携わっている方々は、パブリックサーバントとしてのプライドをもって責務を果たして欲しいものです。それは、自らを守るということでもあると思います。(匿名希望氏)

次回は、”議員にいいたい”・・・になるかな?


寄せられたアンケートから(その4)・・・・1月19日

「明日も書く」としながら昨日、書かなかった。今日、出会った人に怒られた。申し訳ない!

今日は、少子化を考える格好の材料だと思って、昨日届いた30歳、女性の”ひとこと言いたい”を、そのまま紹介しておきたい。

保育料の引き下げを是非考えて頂きたいです。

今、私は2児の母で共働きです。1人目の時も保育料が大きな負担となっていました。働かないと生活できないから1歳になってすぐ保育園へ。子供に淋しい思いをさせて仕事して収入が上がれば保育料もアップして、保育料を払うために仕事して、仕事の疲れで子供にもきつくあたって・・・。

上の子が4歳になって、やっと保育料も下がったので2人目を出産。今年の春から下の子も保育園。今から支払いにビクビクしています。

子供は3人は欲しいと思っているのですが、保育料のことを考えると、どうしてもふみ切れません。

今日19日、中野会館で
定岡市議の市政報告会

以上です。短い文章ですが、いま深く考えてみたい投書ではないでしょうか。ついでにこの女性の境港市についての感想は、”まあまあ住みやすい。中海周辺地域のなかでは、どこへ行くにも都合の良い場所なのでいい”・・とのこと。

今日はこれだけ。明日以降も、行政の姿勢について、市議について、職員への注文・・・など、続きます。


寄せられたアンケートから(その3)・・・・1月17日

今日は29歳、女性、匿名希望者の”ひとこと言いたい”を、そのまま紹介しておきたい。

いま子供が4歳と2歳ですので、毎月、医療費が3000円はかかっています。今はどちらも1回530円で診てもらえますが、小学校に上がると、もっとかかるから辛いです。

4歳の子はてんかんなので、病院へ行くのも多いし、(てんかんは控除されるかも)、でも、しかたないといえばしかたないですけど。

記事とは関係ありませんが
ホクシア

将来、同居しているしゅうと、姑が寝たきりとか介護が必要になった時、できれば自分が世話したいので在宅介護サービスを利用したいと思っています。いまは関係ないからよくわからないですが、働いてでも家で介護できるようにサービスを考えていって欲しいです。

子供たちのためにも祖父母と暮らし、働けなくなったら家族で助け合って介護して、そのなかで子供たちが人への思いやりとか優しさとか、自然に覚えていってくれるのが私の理想です。それができるように市政でバックアップしてください。

今日はこれだけ。明日も引き続きご紹介してゆく。


寄せられたアンケートから(その2)・・・・1月16日

今日は市政への要望のうち、開発、街づくりに関することを紹介していく。

米子空港の滑走路延長は必要ない。誰が望んでいるのか。(不詳)

なぜ滑走路延長を認めたのでしょうか。議会の責任もありと思います。市民の声はどう理解されたのかと思います。(男・71歳)

天皇道路のケヤキ並木
1月16日

公共下水道は施設規模が圧縮できて実態に即してできるようになって賛成ですが、広域の焼却場建設計画、空港滑走路延長事業は納得できない。実態にあった見直しを徹底し税金のムダ使いをやめてもらいたい。(男・75歳)

滑走路延長はムダなことだと思う。乗る人が少しなのにダメ。それより歩道のケヤキの木を切って欲しい。(不詳)

ケヤキのことがでたので、ケヤキについてもうひとつ紹介していく。

欅の街路樹について。国体に備えての景観、癒し?目的はなんだったか。今では厄介者でしかありません。ドライバーにとっては死角となり、根っこが張り付いて排水の邪魔となり、(中略)できることなら撤去して欲しい。(不詳)

-----街路樹は必要なものとも思うのですが、どうしたものでしょうか。多くの方のご意見を欲しいものです。

夕日ケ丘、あんな広大な住宅地、この負債はどうなっているのか。子供の校区、なぜ誠道にいかせないのか。中浜小の増築はムダ使いだ。誠道は空いているのに。(男)

夕日ケ丘の造成により財政赤字を増加させた責任は誰が負うのですか。(男・外江)

今日はここまで。明日も引き続きご紹介してゆく。


寄せられたアンケートから・・・・1月15日

私たちは市政アンケートに取り組んでいる。寄せられたものの中から特徴的なものを紹介していきたい。

境港市は住みやすいですかという設問があるが、これはもう「とても住みやすい」から「引っ越したい」まで答えはさまざま。ひとつだけ紹介しておきたい。

結婚して境港市にきました。主婦ですが、近くになんでもあり便利です。子供を遊ばせる所があればいいなと思います。公園だと天候に左右されるので、冬は家に閉じ込めてばかりで、かわいそうです。室内の大きな施設があれば助かりますが・・・。できればゲームセンターなど子供がお金を遣う所は作らないで欲しいです。室内のアスレチックのようなもの。

街頭から訴え
15日

市政への要望・まずは具体的なことについて

男82歳、女80歳の二人ぐらし。腰が痛くてゴミを集積所までだすのが困難です。1回100円とか、1ケ月1000位なら負担しても、集めてもらえる方法ができないでしょうか。(男・湊町)

唯一の総合病院なのに皮膚科がない。入院患者に皮膚病が見つかっても街へ出なければならないのは患者の負担が大きい。どんなに医学が進歩しても境港では希めないのか。(女・70歳)

街灯を増やして欲しい。大きな道路には所々にしか街灯がなく、真っ暗な道を帰ってきます。物騒な昨今、心配です。一度自転車で通ってみて欲しいものです。特に境水産高〜境2中〜渡方面。(渡町)------街灯の要望は他にも多数

街灯の自動点滅器の修理をこまめに。昼間点燈が多い。むだ使いだ。(男・福定町)

ゴミ袋のサイズを今の2種類の中間があると良い。各サイズに持ち手、結び紐の両方がついていると助かる。(女)

年金生活です。そのなかから介護保険等を引かれると手元に残る金も少なく、医療費など支払いが高くなり病気もできず困ります。(男・上道)

老人の域に入り、病気しがちになり将来が不安。国保税の軽減、介護保険料の負担軽減を一番求める。(男・75歳)

36歳で神奈川からUターンしてきて現在42歳。大学出身ですがパートや契約社員の仕事ばかりで、正社員の道がなく困っています。(不詳) (男・75歳)

今日はここまで。明日も引き続きご紹介してゆく。


いよいよ1ケ月をきった・・・・1月14日

寒い日が続くが、ともかくいまは訪問や街頭からの訴えしかない。今日、ある事業所で「中海ケーブルで(議会中継を)見ている。働き振りが違うよ、あんたは。人にも話しているから」と激励いただいた。「わかってくださる人がここにもいる」・・・氷雨に萎えそうな気持ちが、ほんとうにしゃんとする。

冬木立
いつだったか忘れた。大山にて

トピックスにも書いたが、新年早々の事務所びらきに70名もの方が集まってくださった。思わぬことだった。仕事の途中で立ち寄り、支持者カードや募金を届けてくださる方々。昨日は氷雨のなかだったが、家から出てきて聞いてくださるご婦人がいた。今日は事務所に、「餅つき大会をしたから」とお餅が届けられていた。最近お知り合いになったばかりのご夫妻からで、草もち、餡餅、きな粉餅・・・。みんなで美味しくほうばった。

暮らしが大変ななかだけに、もっとがんばる市議会になって欲しい・・・切なる想いの表れです。なんとしても勝ち抜いて応えなければ・・・。投票日までもう1ケ月をきった。さあ、明日は久方ぶりに天気が良さそう。一日中、街頭演説にでるか・・!


スーパーコンピューターほどに・・・・12月31日

この2ケ月ほど、パソコンの不調に悩まされ続けてきた。起動するたびにブーたれる!仕事の途中でいきなりシャットダウン!それまで作成したデータはパア! 手をいれて何とか直ったかなと思うと、また! 不信感は頂点に達しながらも買い換える決意もできず・・・またパア! いつ反乱をおこすかも知れない不安に、毎日向き合うことの切なさを思い知った。

私は子どものときから科学者とか技術者に憧れをいだいてきた。NHKの”プロジェクトX”も好きで良く見るが、強靭な精神、深い科学的知見と確かな技術力で、夢を実現する人々に尊敬の念を強めてきた。そして”科学者は科学的真理を裏切らず、技術者は誇りを捨てない”ものと思ってきた。これまでも同様なことが無かったわけではないが、それを耐震強度偽装問題は見事に覆してくれた(ついでに言えば、韓国のES細胞捏造もだ)。

小さな政府論の行き着く先は・・・

私の場合、相手はPCという道具でやり直しが可能だ。だが、マンションやホテルといった生活や経営の基盤、航空機や電車など命を託す公共基盤の安全神話崩壊はわけが違う。何一つ信頼できるものがない。”官から民へ”のスローガンのもと、官は”公の責任”を放棄し、民は民で激しい利潤第一、安全軽視の荒野・・・耐震強度偽装問題は、日本社会の陥穽を垣間見せた。小泉政治の”小さな政府”論に、荒れ果てた国の姿を見るのは私だけだろうか。

これまた、あまりにも当然のことながら、信頼できることのすばらしさ

PCの改修はここにきてほぼ解決、いま気持ちよく仕事しているが、改めて自分のPCを見てみたら、CPUはpentium4のデュアルコアで3GHz。メモリーは1024M。ハードディスクは250Gbyte・・・etc。といっても、どんなものかお分かりいただき難いと思うが、一昔前ならスーパーコンピューターといっても良いほどのものになっていた。

これを書きながら、”信頼できる”ということの素晴らしさを実感している年の瀬です。みなさん、良いお年を!


ベンチャーに酔った夜・・・・12月25日

かっての境高仲間でつくったバンド
GOZ's

「定岡さん、仲間内でも評判いいよ。いろんな人に出会えるから今夜来なよ」・・・招待されて今夜、夢みなとタワーで開かれた”大人の文化祭”にいってきた。

キーボードの演奏、カントリーミュージック、ベンチャーサウンドに酔って帰ってきた。ほのかにビールに酔いながら、耳をつんざき体を揺する、あのハードでタイトなテケテケテケ・・・に身を任す、心地良い時間だった。

キーボードを演奏する
サイトウレイコ

キーボード奏者の写真を撮っていたら、「うちの娘です」と声をかけてきたのは、いきつけの医院のベテラン看護婦さんだった。

ベテランだというのには訳がある。人間ドックを受けたとき、逃げ出したいほど苦手な胃カメラを、この人の話術で(どんな話術かを書くスペースもないが)見事に騙されて飲んだのだった。終わって、こういう人をベテランというのだと感心したものだった。

グリーングラスのメンバー
今年夏行ったアメリカの風を思い出した

隣で聞き惚れていたご婦人に「貴女もこの時代でした?」と声をかけたら、「そうです」。聞けば同じ18年生まれで、惜春のひとときだったのだ。


米子市長は決断すべきだ・・・・12月14日

西部広域ごみ処理施設問題で日本海新聞が社説

今日の日本海新聞が、西部広域ごみ処理施設問題で、”米子市長は決断すべきだ”という社説を書き、”定岡さん。また日本海が書いてましたね”、”あれしかないですよね”などと、役所ではちょっと話題になった。

今年3月議会での私の論戦に端を発した問題だが、境港市長が米子のクリーンセンターを活用する方向での再検討を提案。広域は諸案をだして”検討中”だが一向に進まぬ。

まだ充分な焼却余力のある
米子クリーンセンター

社説はおよそ、こうだ。”米子のクリーンセンター受け入れの見通しがなければまとまらぬことは野坂市長も分かっているはずだ。当初案より効率的で合理的な方法があれば、計画変更をちゅうちょすべきではない。社会情勢は大きく変わった。野坂市長が熱意をもって地元住民と話し合う気持ちがあるかどうかにかかっている。”

次を考える

米子クリーンセンターにはまだ40トン余の焼却余力がある。減量化に努めれば、西部全体のゴミを焼くことだって不可能ではない。壮大なムダ使い、新たな環境破壊になりかねなかった西部広域のごみ処理計画は、もう後戻りできないところまできた。私は境港市職員たちと下水道汚泥や生ゴミの処理など、次のことを話し合っている。


どう、お読みいただけますか、この三題話(?)・・・・・・12月13日

(1) 9日の一般質問で私は、国がおこなった老年者控除や年金特別控除の廃止などの影響で、市の税収は増えるいっぽう、非課税世帯ぎりぎりの生活困窮者が、収入が増えるわけでもないのに、来年から負担がどっと押し寄せる問題を追及し、せめてこれまでぐらいの軽減措置ができるよう手をうつべきだと訴えた。市は"国が決めたこと。市だけでは困難"として拒否した。

(2) 今日の市議会総務常任委員会で、市長や助役、教育長と議員、いわゆる特別職の期末手当を来年4月から0.05月分増額するという議案の審議があった。私は員外だったが、"本会議での私の追及に、低所得者を襲う暮らしの困難にはなにもできないと言いながら、特別職の手当増額とはなにごとか、市民理解が得られると思うか"と追及した。委員会はちょっとの間、声がなかった。新聞記者も"あのときは、否決になるかと思った"と声をかけてきたが、当局は提案をくずさず、総務委員会のメンバーは全会一致でこれを認めた。

(3) 共産党はいま市民からの市政アンケートに取り組んでいるが、今日届いたもののなかに、"私の月収は3万から8万円。友達からの野菜や魚で生きている"(建設労働者・38歳)というのがあった。

さあ、みなさん。この三題、どうお読みいただいたでしょうか。


一般質問を終えて・・・・・・12月09日

”公募”を約束

一般質問が終わった。いささか不完全燃焼の感がぬぐえない。

全般的報告はまたにするが、前のコラムで書いた外郭団体の人事の問題。”これからは公募する”と市長は答弁。投書者の願いに応えられたのではなかろうか。こうやって市民の声が市政を動かす。議会とは、市民にとって、そういう大切な議論の場だ。

まもなくくる冬景色
これは昨年冬の写真・境港市内

不完全燃焼の感がぬぐえないのには、私の力不足もあるが、持ち時間が少ないこともある。前にも書いたが、この持ち時間は”議会自身"が決めている。市町村によっては、制限なし、必要なだけというところもある。市民の代表として当局に対峙する、いわば議員にとって一番の活動の場を、なぜ議会自身が制約するのか、自分の手を縛るのか! 私には、まったく理解できない。

なぜ、議会が自らの手を縛るのか

”好き勝手では際限がない”という議論もあるが、自由にしたっておのずと常識は働くものだ。やむをえずどっか線を引くとしても、わずか25分は!ない。その倍はあったって良いではないか。もっと実りある丁寧な議論ができようというものだ。

この任期は終わるが、なんとしても再び、ここに来て時間の延長を実現させねばならない・・・こう決心した今日でした。


市民に開かれた人事を・・・・・・12月03日

しばらく前のことだが1通の投書があった。匿名なのが残念だが、世に訴えたいというお気持ちに応えご紹介したい。

「突然のお手紙で申し訳ありませんが、我慢できない思いを書いてみました。

私は、リストラされ仕事を探している50代の男です。いい仕事はなく職探しに苦労しています。市の外郭団体の話を聞きましたが、そこでは責任者に市の退職者が天下りをして幅をきかせているそうです。沢山の退職金をもらって悠々自適の生活ができる人間が、外郭団体に斡旋され、それなりの収入を得ているそうです。能力に優れていても会社が倒産してしまえば、どうしようもなく、途方にくれている人たちが沢山います。私たちのような立場におかれた人間でも、そういう仕事につくことはできないのでしょうか。

市役所は行政改革といいながら、定年退職の職員には次の就職先をちゃんと準備してやり、外郭団体に天下りをさせ、税金をつかって生きがい対策をする。こんなことがまかり通っていいのでしょうか・・・(後略)」

晩秋のななかまど
大山・三の沢はもう雪のなかか・・・
内部昇格を基本に、市民に等しい応募の機会を

境港市の場合、外郭団体といったって、常駐する職員を擁するものは、社会福祉協議会、シルバー人材センター、文化福祉事業団、観光協会ぐらいで、「税金をつかった生きがい対策」かどうかは別として、退職公務員が、決まってつくポストがあり、大方の市民がまったく知らないところで決まってゆくのはおかしい・・・市民の感覚、ものの考え方から言えば当然の意見だ。

12月議会で私は、現場に通じた人材を生かす内部昇格を基本として、外部に求めることがあるにしても、すべての市民に等しく応募の機会を開くよう求めたいと思っている。


大事な方が亡くなって、今日まで・・・・・・11月29日

しばらくHPの更新が途絶え、ご心配いただいた。

16日、恩ある方が亡くなった。私のHPの《交流の広場》で、締めを飾っていただくのはこの方と決めていた市社会福祉協議会会長の森さんで、65歳、まだ若い、無念のご逝去だった。

市議会にでて、財政、環境、福祉、教育・・・360度、勉強をしなければやっていけないが、こちらは右も左もわからぬ新人。社会福祉の現場で抱える問題など多くのことをお教えいただいた。元市議会事務局長として精通してきた議会のあれこれ、ここには書けないような話も聞いてきた。

私はいま、あるNPOの活動に疑念をもって調査しているが、社会福祉協議会にも関係する部分があり、そこにあるだろう生の資料が必須だった。

正義を重んじ、笑顔の絶えない方だった

"窮鳥、懐に飛び込む心境です"と、考えていることを全部さらけ出して相談にいったことがあるが、森さんは、私の考えていることをすぐ理解してくださって"全面的に協力する"といい、必要な資料を次々と開示してくださった。正義を重んじ、勇気と決断力のある方、そして慈愛にみちた笑顔の絶えない方だった。

在りし日の森さん
境港トーチリレー出発式で

いまにしてわかることだが、入院される直前の日々だったのだ。19日の葬儀を終えても心乱れる日々で、落ち着いてキーボードに向かうことができなかった。日にち薬とはよく言ったもので、もう大丈夫です。

面会謝絶と知りながら、ご家族だけにでもお見舞いをと、お邪魔した病院で、当然ながら大事をとってお断りされるご夫人に、奥から「会いたい」と声がかかり、短い会話だったがお話できたことが、なお心を乱した。

HPで紹介した、スペシャルオリンピックス2005トーチリレーのとき私が撮った写真が、生前、森さんお気に入りの一枚として式場の一角に飾ってあった。

葬儀の夜、知人の結婚披露宴があった。申し訳ないが心弾みようもなく、帰ってからしこたま飲んで、私も死んだのだった。

氏のご冥福を祈りたい。


ロココな心。素敵なブログ発見・・・・・・11月19日

ロココの反対は心。私たちの心は、環境や気分によってコロコロかわります。機嫌のいい時、気分の悪い時、様々です。自分でもイヤになる時ってありますよね。そんな時は逆さまから自分をみるのです。考えや見方を逆さまから見ることで全く違う世界が見えてくるのです。そこで、心も逆さまからに見ようということで"ロココ"と 名付けました。あっ「そういうことなんだ」という気づきの提案ができたらと思います。

・・・・これは「ロココスタイル」というブログのタイトルメッセージ。私もリンクをはらしていただいている「真光寺さん」のHPで知り、まだ読み始めたばかりですが、法話の一つひとつが、とかく"型にあてはめてものをみて、安心してしまい"がちな私には、”ふーん、なるほど”、”え〜!”と思うことも多く、楽しみです。

「真光寺のおばさん(なぜこう呼ぶかはブログでわかります)」を、「心にいっぱいの自由をもった人」と評したことがあるのですが、こういう自由な心、ロココな心にあふれる人が、私は大好きなんです。私の場合、無いものねだりなんでしょうねエ〜。

《ロココスタイル》はこちらから 一度ごらんあれ。


久しぶりにガンジーの名を見て・・・・・・11月15日

《プロフィール》に書いているが、子どものころ私はガンジーとあだ名されていた。ガンジーには迷惑なことだったろうが、真っ黒なからだ、坊主頭に丸メガネで浜を駆け回る私の姿が、いかにもだったのだろうと思う。

そのガンジーの名を久しぶりに新聞で読んだ。韓国の民衆が、日本の憲法9条をどう見ているか、よくわかるので紹介したい。

チョウ・ヨンスクさん

これは9月に開かれた新日本婦人の会という婦人団体の全国集会での韓国女性団体連合事務局長チョウ・ヨンスクさんのあいさつである。「新婦人しんぶん」からの引用だが、かなり要約してあることをお断りしておく。

60年前のガンジーを理解できない小泉首相

第2次世界大戦中、インドの平和運動家であったマハトマ・ガンジーは「平和への道はない。平和こそ道である」と言いました。いま6カ国協議で北朝鮮の核開発放棄と平和利用が合意され、朝鮮半島と周辺の国々の安全を保障する大きな希望が、アジア全体の"平和への道"の可能性が生まれています。ガンジーの言葉は、"軍備や核兵器で平和はつくれない"という意味です。残念なことですが小泉首相は、60年前にガンジーが分かっていたことを理解していません。

日本の憲法9条は"アジアの人たちに対して二度と戦争を繰り返さない"という約束です。この大事な約束を破ろうとしている。それがアジアと世界に懸念を引き起こしています。私たちは8月15日、韓国などアジア10ケ国で「日本は九条を守れ」という意見広告を掲載しました。朝鮮半島で平和のうごきがあるいまこそ9条が大切なのです。


うれしい一日のはじまりだったが・・・・・・11月06日

小泉新内閣のもと、住民生活を守る議員活動のいっそうの前進をはかるため党の会議があり、今朝、9号線を倉吉に向かった。

急にゴトゴト言うから路肩に寄せて停車して、見たらパンクだ。私でもタイヤ交換ぐらいはできる。しかし、冷たい雨がしのつく・・・。途方にくれて見渡すとオレンジ色に光る灯り、ガソリンスタンドだ。そろそろとクルマを走らせ、945円でスペアーと交換してもらうことができた。困ったときにたちまち助けてもらえる・・・なんと素敵なことだ。身近にスタンドがあり、そこに働く人々があればこそだ。

しかし、パンクしたタイヤは「穴が大きすぎ、うちでは無理。専門店で」と教えてくれた。スペアーを持っておかないとやはり不安だ。そんなに入っていないはずの財布が心配だが、少し走ると、それらしきタイヤショップがあったので立ち寄った。若い店員がスペアーを丁寧にはずし、親切にみてくれたが「大きすぎて直しても不安」だといって、装着し直してくれた。「お幾ら?」と聞くと「見ただけですから」と無料とのこと。

そんなことは当たり前のことかも知れないが、困ったときにこうやって支えてくれるお店に出あえたこと、マニュアル笑顔ではない屈託のない若者の返事がうれしかった。良くあるチェーン店ではなく、個人の名をつけたお店だった。

原油高騰で、小売店はつぶれ、元売は過去最高の利益

結局、適合するタイヤの在庫もなく、そのまま走ったのだが、なにか、うれしい一日のはじまりだった。

高騰する原油価格にもかかわらず激烈な安売り合戦で、鳥取県西部地域は、スタンドの廃業が続くという記事が、最近あったことを思い出した。また「石油元売の新日本石油が、石油高騰で安い在庫分で莫大な差益をあげ過去最高の利益をあげた」という一昨日のしんぶん「赤旗」を思い出していた。


改めて驚く病人の多さ・・・・・・10月26日

「市議選にスタート」と書いたが、昨日は、大先輩の渋谷健治さんと上道、中野の50軒あまりのお宅を訪ねた。積年の活動で築いてこられた渋谷さんへの厚い信頼はすごいもので、どこでも暖かい激励をいただいたが、病気や介護に悩む方が実に多いことに改めて驚く。

「ご主人は?」と聞くと「いま入院中」との返事。散歩中の方に声をかけたら「4月に脳卒中で倒れた」のだと。手の細かな震えが止まらないでいた。別なお宅で応対してくださったご婦人のお顔は優れなかった。「退院してきたばかり」だという。

自然の造る形は美しい
ゲンノショウコの種

相次ぐ医療や介護保険の改悪への市民の怒りも強い。ご主人がリハビリ中というあるご夫人は、介護保険が「10月から23,000円上がって、65,000円にもなった」と訴え、身内に障害者を抱える方が、自民党や公明党、民主党までがいっしょに進める障害者自立支援法案を「自立支援なものか、殺し屋支援法だ」と厳しい。

この市民の声を大切に・・・・

「まともにもの言う共産党の議席をなくすわけにはならない」と、私たちは語り続けたが、共産党の議席の値打ちも市政評価の基準も、この市民の声のなかにあるのだと思った。これからも聞き続け、受けとめ続けて歩かねば・・・・。


市議選へスタート。上道で市政報告会・・・10月25日

共産党の上道支部が24日夜、定岡敏行の市政報告会を開いてくださった。20人の町民の方がおいでくださったが、半分以上の方が、私には初めての顔だった。

初めて市議会という場にでてみて気がついたこと、取り組んできたこと、境港市政の現状や課題、私の考えなどお話させていただき、意見交換の時間もとった。ゴミ問題、道路や溝改修の遅れ、図書館整備のことなど、多数の要望も出された。「境港市は不登校児の状況はどうか。対策はどうか」という質問もでたが、これには「わからない。調べさせてください」という他なかった。

来年2月の市議選にむかって最初のとりくみだったが、つたない話だったろうが、私の想いも存分に語ることができ、多くの声を聞くことができた。初めての方から「すばらしい議員活動だ。感心した。がんばって欲しい」という激励もいただいた。ありがたいことで実り多い一夜だった。

ここでも、民営化論が・・・

私が「保育所などの民営化をさせてはならない」と述べたことについて、「民営化でNTTもJRも対応が良くなった。もっとやるべきだ」という異論がでた。こういう論立てで”時代の流れ”がつくられてゆくが、短絡的に過ぎないか。私は「民営化の行き着く一つの姿がJR福知山線の事故だと思う」と述べるにとどめたが・・・。

中村市政を褒めすぎではないか、と・・・

終わってから、「中村市政を褒めすぎではないか」という意見が寄せられた。これまでの行財政運営に深い総括をおこなったことや市民の声、道理ある提案に耳を傾ける姿勢など、事例をあげて語り、一方での相次ぐ市民負担増やサービスカット、民間委託の方針などの誤りも指摘したのだが、全体として中村市政をどう評価するか、いちばん悩んでいるところを突かれた感じ!引き続き議論がいるところだ。

市議選に臨む私のリーフレットができました。こちらからPDFファイルでダウンロードできます。ごらんいただければ喜びます。


一言足りないぞ!小泉さん・・・10月17日

先日、TVで国会の論戦を見ていたら、小泉首相は相変わらず得意のフレーズ。「民間でできることは民間で。地方でできることは地方で。自分たちの地域は自分たちでつくる。自分たちの会社は自分たちでやる。当たり前のことじゃないですか!」。当たり前のように聞こえてしまう人も多いだろう。

でも一言足りないんじゃないの。小泉さん。そのフレーズの後に「でも、自分たちの政党活動は税金でやるからね」って言わなきゃ!

庭に咲いた台湾ホトトギス

『政党助成金』ができて10年近く経つと思う。詳しくはこちらを見て欲しいが、自民党や民主党、公明党などの活動費に流れた税金は3000億円を超すはず。

「国営政党」が「官のムダを徹底的に見直す」とは・・・

政党活動は、本来、国家から独立しておこなわれるべき。私の払った税金が公明党の活動資金になっているのを私は許せないし、共産党嫌いの人にとって自分の税金が共産党に使われることも許せないだろう。思想・信条の自由を侵す制度だ。だから、共産党は受け取りを拒否し国民に依拠した財政活動をおこなっている。だから、とことん国民の立場を貫いて活動できる。

ところが自民党は収入の6割が、民主党は8割以上が政党助成金=《官》のお金だ。官丸抱えだ。これで「民のことは民で」と言えたものだ。「官のムダを徹底的に見直す」と言えたものだ。

”民間でできることは民間で”論について

ついでに、官と民との関係について昨日の「自立をめざす市町村元気サミット」で基調講演をした喜多教授の発言を紹介しておきたい。

「よく”民間でできることは民間で”といわれるが、ちょっと違うと私は思う。”民間でやった方がよりうまくいくことは民間で”、”官がやった方がよりうまくできることは官で”と、考えるべきではないか」


視察にいって食の安全保障を考えた・・・10月13日

漁業基地=銚子と焼津の視察にいってきたが、資源枯渇、魚価安、燃油高騰、後継者難・・・どこも同じように事態は深刻だった。しかし、市町村にとってはなかなか手の及ぶ問題ではなく、どこの担当者も歯切れの良かろうはずもなかった。焼津市が高騰する燃油対策として、遠洋漁業者に年間2000万円の補助金を予算化したというのが目新しいところか。だが、これとて焼け石に水だろう。

焼津の港で、境港の水産振興協会の米村健治専務理事から聞いた話を思いだしていた。以下、青文字は米村氏の言の大要(文責は定岡)。

銚子市の水産汚水処理施設で
説明を聞く経済建設委員のメンバー

定岡さんネ。あるとき県の○○部長が漁民に向かって、”付加価値をあげることを考えよ”と言うんですよ。私は怒ってやりましたよ。魚は国民の、毎日、毎日の食ですよ。どう安くするかならわかるが、”高くすることを考えよ”なんてありますか。漁民は獲るのが仕事。そこを守る、つなげるのが政治でしょう。”漁民に考えろ? だったら行政はなにをするのか”ってね。

人は食わずして生きていけない

21世紀は食糧難の時代と言われるが、適切な資源管理、自然環境の回復、漁業経営や技術の継承など、いま必要な手立てをうたなければ21世紀はないだろう。農業には、不十分とはいえ価格補償制度があり、中山間地の所得保障があるが、なぜか、漁業にはない。1000億円かかろうがなんだ。イージス艦一隻分で間に合う。価格補償制度創設など、漁業経営の安定のための抜本的な施策があって良いではないか。国防だ、軍拡だという前に、打開すべきは食の安全保障ではないだろうか。

こんなことが、国会を占拠した"小泉チルドレン"たちにわかるだろうか・・・こんなことを考えながら帰ってきた。


障害者の自立とは。現実に学ぶ・・・10月10日

「圧勝」した小泉政権によって、いったん廃案になった障害者「自立支援」法案が再上程された。 しんぶん「赤旗」に、障害者を子にもつ播本裕子さんという方の公聴会での公述の要旨が載っていたので、転載しておきたい。障害者の自立とはどういうことか、よくわかる。ちょっと長文になるが、ぜひお読みいただきたい。

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重度の知的障害と自閉症を併せ持つ23歳の息子を持つ母親です。患子にとって自立とはどういうものかをお話しします。

彼と暮らすなかで夜も寝れず、私自身がりがりにやせていました。パジャマを看たことがありませんでした。夜、突然起きて走りまわる彼を、いつ追いかけても大丈夫なように、普通の服を着て寝る毎日で、休もボロボロでした。

親から離れて

彼が高校生ぐらいになったとき、片言までもいかない言葉で、「おかあちゃんから離れたいんだ」ということを私に伝えてくれました。彼はトイレの後姶末をしてもらわなければならない。そのため私に、近くに寄ってほしいんだけれども、「近くに寄らないで、うっとうしい」という。その矛盾を、知的障害を持つ彼が、頭で整理することは非常に難しいため、彼は私におしりを突き出しながら「ママないない。ママないない」と言いました。 彼にとって「自立」とは、親から離れて暮らすということなんです。

彼が十九歳のとき入所施設に入れ、予想もしなかった彼の成長を見せてもらいました。

トイレはなんとか自分で始末できるようになりました。生活の中で、例えば、お茶を飲むか、水を飲むかというようなことですが、選択できるようになりました。

彼はぜんそく発作を持っています。ぜんそく発作が起きたとき、私は気がついて病院に連れていきました。ところが、親から離れて自立した生活をする中で、発作が起きそうになったら自分で起きて、事務所のドアをノックして知らせられるようになったんです。

自分の体の主人公になれる。自己決定ができる。これは重度の知的障害を持つ若者たちにとっての自立ではないかと思います。

プライド持ち

施設では、いろんな作業を用意してくれます。最初は大変でした。でも、今年からはのこぎりを使ったり、くぎを抜いたりして、まきを作れるようになりました。

私が「たけちゃん頑張ったね」というと「おとななんだからあたりまえや」とパッと手をはねのけるようにする。「おれはおとなだ」という高いプライドを持てるようになったんです。彼がこうなれたのは、適切な介護があったからこそだと思っています。

自立への努力台無しにする「自立支援法」案

彼の作業工賃は一カ月1000円くらいです。ほかに収入は82,758円の障害基礎年金だけです。法案が成立すると、利用料の一割負担(24,600円)、食費(48,000円)、光熱水費(10,000円)あわせて約82,600円の負担になります。これではなんのために、がんばって自立しようとしているのかわからない制度ではないでしょうか。

負担できなければ、自立生活をしている彼を私が引き取らなければいけないと不安でいっぱいです。これは「自立支援」法とは言えず、「自立できない」法案といわざるを得ないと思います。


ほんとう、米子と合併しなくて良かった・・・・・10月8日

「新市まちづくり計画を基本として、その後の財政見込みや三位一体の改革の見通しなどを考えると、平成21年度には、約45億円の赤字が見込まれる」。だから、"いろんなサービス見直すからネ"、"家庭ごみだって、もう有料よ"、"保育園だって、もう市はしないの"・・・こんな方針が目白押し。

どこの話でしょうか。そう、「剪定するお金がない」と、淀江中学校の歴史ある黒松まで伐採しようとしている米子市の『財政健全化プランの概要』からの引用です。

米子市のHPでプランの全文も読んでみた。驚くのは、なんでこんな借金地獄になったのか、その分析がどこにもないことだ。ただ「補助金や交付金の削減、経済低迷を背景とした税収の減少、少子高齢化による歳出増加など、地方財政は火の車です」と、他人ごとのような記述だけ!

売れる見通しもなく
荒れ果てた崎津工業団地

荒れ果てた崎津工業団地は、幾らかけて、誰が造った? コメのモニュメントは幾らだった!安売りの相談が始まった流通団地はどうだ・・・・・。

他所のことに口出すな!とおっしゃるな。私も米子市民だったのだ。共産党はその時々に、先行きを懸念して警告してきたではないか。

反省もなく、また市民に講釈をたれるか

境港市とて財政事情に大きな違いはない。だから市民に新たな負担も求めている。だが、以前にも書いたが、境港市の中村市長は、財政再建プランの策定にあたって、これまでの行財政運営を深く分析、繰り返してはならない過ちを総括し、市内8会場も廻って市民の前に熱く語ったのだ。

プロとして行政を託された者が、結果についていっぺんの反省もなく、よくまあ、「時代の変化の認識を」とか「あれもこれもと行政に要求する時代ではない」(米子市のプラン)などと書くものだ。説明会は3ケ所で終わりだって。この姿勢の違いはなんだ。

ほんとう!米子市と合併しなくて良かった。


問題の捉え方、責任のとり方・・・・・・・・・10月3日

トピックスでもお伝えしたように、境港市が鳥取県西部地震に寄せられた義援金の一部を配布し忘れていた。そこでは書いていないが、残っていた現金は800万円。市は、配分方針が決まっていた約600万円を対象者にお詫びしつつ届けるとのことだ。

責任のとりようが気になる。市長は「深く反省している。今後二度とこのようなことが起きないよう肝に銘じたい」と述べたが、当時と現在の関係部課長6人の厳重注意で、収入役兼掌の助役、市長自身は処分なし。

記者発表の文書では、「事務上の不手際」を原因とし、「事務の遅延となってしまった」とする。担当者のミスで終わりというニュアンスが漂うが、そうか。原因は事務的ミスに他ならないだろう。そして残念ながらミスは起きるものだ。だから大事なのは、おきた問題の捕らえ方、そして対処の仕方だ。

政治的責任を明確にしてこそ

全国から寄せられた義援金には、人それぞれの願い、想いがこめられ、そこには、他者に役立つ喜び、生きがいとも重なる。受け取った人もまた、一人ではない、社会のなかに生きている実感、感謝、再起への決意を育む。それが届いていなかったとなれば、どうなる?

「ほって置かれてたんだって!」・・・わかったときのこの人々の気持ちはどうなる!想像できないだろうか。誰がしようと思ってしたことではないにしても、起きたできごとは”人々の心を踏みにじった”ものだ。この謝罪は誰がする? その責任はどうする? そう!「政治的責任」の明確化こそ大事だと思うのだが、そこが見えない。

・・・で、良いか。あれからいろいろ、関係職員の意見を聞きまわったが、しゃきっとこない。役所というところは、そういう想像力、イマジネーションも枯渇させるのだろうか。


”嘆きの9月”が終る・・・・・・・・・・・9月28日

早いもので市議会にでて4年、年が明ければ市議選で、9月議会が終わって2期目の議席確保へあいさつ回りを始めている。前回、複数議席確保に失敗、その後定数の2減というなか、共産党は、私の議席確保へ1名でゆくことを決めたが、「二つもあったんだもん、定岡さんは大丈夫!」・・・こういった気持ちは避けられない。そうなると票はドンドン逃げるもので、これが心配。じっとしておられず、飛び出した。

うかがった先々の座敷で、店で事務所で、いろいろ対話が弾む。あるご婦人が言う。「9月は私の誕生日だと言うのに、9・11が起き、ハリケーンが荒れ狂い、小泉テロ! なんという月だこと」。嘆きの9月なのだった。

ホワイトハウス前/9月24日
しんぶん「赤旗」より

言われて見れば、その通りだが、9月25日のしんぶん「赤旗」は、その1面トップを、「イラクから兵士を帰せ」とホワイトハウスを囲む30万人のデモの記事で飾った。この日、ロンドンでもソウルでもおこなわれたが、ホワイトハウスをデモ隊が囲むのは10年ぶりとのこと。そう、始まったのだ。アメリカ帝国を内側から敗北、撤退に追い込んだあの「ベトナム」のような国民運動が。

たたかいの10月へ

「小泉テロ」にしてもだ。行く先々で「小選挙区制度の弊害」が話題となった。そして「民意なもんか。必ず反動がくる」と言われる。「そうしたいですね」と答えるが、ここまで選挙制度が話題になるのは、かってないことだ。「小泉劇場」は、ほんとうの変革の道を学ぶ「国民学校」でもあったのだ。

”嘆きの9月”は終わる。改憲阻止、増税反対、障害者自立支援法案許すな!・・・たたかいの10月になる。


9月市議会が終わった・・・・・・・・・・・9月22日

始まるにあたっても書いたが、一般質問ができなかった。私にとってはじめてのことで、「どうしたことだ!」とずいぶん言われた。

大きな問題としては、竜ケ山陸上競技場など市営のスポーツ施設を、文化福祉財団の管理からはずして一般公募する、財団は文化施設に特化しスリム化を図るという問題があった。

ずいぶん走りまわって現場の意見も聞き、党の会議でも協議し賛成した。

地域文化の振興を願った奥田あきこ氏の
浄財で建設された文化ホール

ただ言っておきたいことがある。そう思って最終日の討論で触れようとしたが、「通告外だからダメ」と言われてカットすることになった。その部分を紹介しおきたい。

議案65号、境港市民会館条例等の一部を改正する条例制定について、市民体育館や陸上競技場など6つの体育施設を財団の業務委託から切り離し、公募によって指定した管理者に管理を代行させること、および市民会館や文化ホール、海とくらしの史料館という3つの文化施設に特化して、文化福祉財団を指定して管理させるとの措置に賛成しますが、それは、2年後の公募による管理者指定までに、財団のスリム化をすすめるという市の考えを当然視するものではありません。文化福祉財団の今後をめぐっては、境港の文化振興の拠点として、いっそう充実、発展させるべきものと主張しておきます。


わが意を得たり・・・・・・・・・・・9月17日

「もう1議席でも2議席でも増やしたかったですが、あの小泉旋風のなかで、得票を増やし議席を守ることができました。3分の2を超える自民、公明で、憲法、消費税と、この先心配ですが、負けずにがんばります。ありがとうございました」と、さっきまでお礼に歩いてきた。

水連木の花
2002年9月25日

学校の先生が開口一番、「さっきも主人が、小選挙区制のせいだと怒っていました。そうですよね」とおっしゃった。コラムで指摘してきたことなので、わが意を得たりである。「憲法をまもらなければ」との願い切々。「さっきまで境港九条の会の事務局会議をやって、これからのこと相談してきたのですよ。がんばりましょう」と激励したが、「いつまでも野党でいないでください」といわれて帰ってきた。

ビールが美味い。


自民圧勝は、果たして民意か〔続〕・・・・・・9月16日

自民党の議席増は、公明党によってつくられた。以下青字の部分は「しんぶん赤旗」よりの引用だが、公明党は小選挙区で、前回の198人を大きく上回る239人の自民党候補を応援した。見返りに自民党は「比例は公明党」と訴えた。読売新聞と日本TVの出口調査では、公明党支持者の78%(前回より6%もアップ)が自民党に投票した。

この結果、自民党の小選挙区での得票は比例代表の得票を663万票(率にして10%)も上回り、前回、民主党に制された小選挙区での自民党軒並み勝利の要因となったのだ。公明党の比例票は、前回選挙より25万票も増えた。

備北丘陵公園で
もう10年も昔の撮影

自民党と公明党の比例代表での得票率の今回前回とを記してみる。

自 民 党    38.2%      35.0%

公 明 党    13.3%      14.8%

この二党に投じられた国民の支持は、あわせても51.5%で、前回が49.8%だったのだから、国民の変化は1.7%の増に過ぎない。それが前回271、今回327。実に56議席、20.7%もの議席増となったのだ。これが「民意」の結果か。

小泉パフォーマンスの奏功も事実で、否定はしないが、国民が小泉自民党を「圧倒的に支持したのではない」というこの事実、小選挙区制マジックの危険、宗教政党と権力政党の癒着がはらむ危険を、もっと直視しなければならない。


自民圧勝は、果たして民意か・・・・・・9月13日

小泉に急襲された総選挙が終わった。結果は自民、公明で3分の2議席を超える小泉圧勝で、さっそく「次の仕事は憲法改正」(石破茂)と勢いづくのが恐い。市役所でも昨日は、「これからが心配」との声がしきりだった。赤沢をやっていた議員まで、「自民がとり過ぎ。面白くない」。

自民、公明幹部は盛んに「民意だ」と強調するが、果たしてそうか。

比例代表選挙の得票率480議席を配分した議席数獲得議席を記してみる。

共 産 党     7.3%      35  →    

自 民 党    38.2%     183  →  296

民 主 党    31.0%     149  →  113

公 明 党    13.3%      64  →   31

社 民 党     5.5%      26  →    

38%の得票で62%の議席(自民)・・このどこが「民意」か。これが「小選挙区制マジック」であり、こうして「民意」にそむいた政治の舞台がつくられる。

改憲と庶民増税阻止、日本型ファシズムを許さぬたたかいに大いにがんばりたい。


9月市議会が始まったが・・・・・・9月7日

今日から9月市議会が始まった。9人の市議が一般質問に立つようだが、今回、私は質問戦に立たないので、みんなから驚かれて、いま帰ってきた。

新聞記者から「広域焼却場のことをやらないのか」と言われたが、私の提起した方向で、市長はがんばっている。これ以上にいま言うことはない。そう答えた。

他会派の議員から「定岡さんの質問がないのはさびしい」と言われたが、9月議会をめどに調べてきた問題は、公に持ち出すにはまだ調査不十分で、時間切れ。介護保険のことや指定管理者制度のことなど、気になることもあるが、総選挙で落ち着いて調査、準備ができなかった。これはもう、私の力不足と言うほかないが、私は”自然体”でいきたい。

以下に、今日の本会議で市長が述べた市政概要報告から広域焼却場建設に関する部分を紹介しておきたい。

広域可燃ごみ焼却施設の建設計画について・・・中村市長の市政概要報告より

予てより、鳥取県西部広域行政管理組合で取り組んでおります「可燃ごみ焼却施投」の建設計画につきましては、本年3月末に、同組合の「ごみ処理基本計画」の見直し案が提示され、圏域全体の処理施設の現状や、こみ減量化の将来予測が明らかとなりました。

本市では、これらをもとに、現有施投の有効活用やリサイクルの推進などの観点から再検討し、現在の建投計画以外にも新たな選択肢がありうるのではないかという提案を、組合事務局、構成市町村並びに組合正副管理者会で睨明し、去る8月22日に開催された組合議会の「ごみ焼却施設建投等調査特別委員会」で論議いただいたところであります。

この建設計画は、長い間にわたって多大な議論と労力が積み重ねられてきているものであり、今この時期に、計画のあり方そのものを問い直すことは、様々な問題を伴わぎるを得ませんが、循環型社会の構築のみならず圏域全体の発展のために、改めてより望ましい将来像はとう在るべきかを論じたうえで、この問題に臨みたいと考えております。


カトリーナが見せたアメリカ・・・・・・・・9月4日

危機にたったとき、人は本性を表すといわれる。取り繕う間のないとき、素の自分が出てしまうのだ。社会もそうではないか。

バラバラに打ち砕かれた町並み、冠水しつくしたニューオーリンズの姿は、プーケットとどこが違う?乳飲み子を抱え着の身着のまま、食料や水を求める長蛇の列は、アフリカとみ間違う。略奪が相次ぎ軍隊が町を押さえる姿は、最貧国の姿そのままではないか。

ハリケーン「カトリーナ」に襲われたアメリカ社会が、世界最大の大国、裕福で強大な国=アメリカの素の姿を示しているようで、7月行ったばかりのアメリカの、人々の救出を願いながら、自民、民主、二大政党が競い合うようにアメリカ型の社会へ傾斜してゆく日本のこれからを憂いた。

国づくりの基本が問われる

朝日新聞は「ニューオーリンズは、全米で水害の危険が最も高いと指摘されていた。堤防の強化計画もあったのに予算が削られていた」と報じ、「しんぶん赤旗」も次のように伝えている。「堤防建設を担当するルイジアナ州の陸軍工兵隊は、昨年、ニューオーリンズ市の堤防強化のため180億ドルの支出を要請したが、連邦政府は無視し、ブッシュ政権は逆に、同工兵隊の資金を2001年から半減した」。

対応の遅れについても、イラク戦争に州兵が動員され、本来なら州兵が担う緊急時の警察や消防の活動が手薄だったのだ。全米の州兵33万人の64%にあたる21一万人以上がイラクとアフガンに動員されてきた(赤旗)。米軍駐留の長期化で、イラクには本土防衛が任務の州兵までかり出されている。ルイジアナ、ミシシッピ両州の州兵は約3分の1がイラクに派遣されている(朝日)。

市長は、自主的避難を市民に呼びかけていた。しかし、もともと脱出の手段をもたない市民10万人が災害時に取り残されると予想され、現実に多くの貧困層の黒人が市内にとどまり、被災した(赤旗)。 「貧困、年齢と肌の色」が、生死をわけた人災との指摘もひろがっている。

われわれの対抗軸は

小泉純一郎ら戦後世代の政治家たちが、「国防こそ最大の福祉」などと「大国日本の新しい国家像」を喧伝するが、何をもって豊かとし、なにをもって強い日本とするか・・・。このアメリカの素の姿は、われわれの掲げる対抗軸を示唆していないか。国民も英知を問われる。


作業所”まつぼっくり”が夕涼み会・・・・・8月28日

28日午後5時からの”まつぼっくり夕涼み会”に参加してきた。たくさんの市民の参加で、「何人って書いたらよいの?」と聞いたが、「去年が400人ぐらいだったが、今年は、まだわからな〜い」との返事。雰囲気は昨年よりにぎやかだった。

作業所の子供たちの太鼓初演

作業所に通う子ども達の太鼓が、オープニングを飾って、盛んな拍手をもらっていた。「いつも見るばかりじゃイヤ、自分たちも敲きたい」・・こんなこども達の声があって練習をしている、と山口君(大漁太鼓のリーダー)が言っていた。その初公開だった。施設長の高木さんが、「閉じこもりがちだった障害者が、こうして地域にでる。交流ができるようになってきた」と喜びを語ってくれたことがあるが、地域の支える力も育ってきた。「応援団」の顔もたくさんあった。

お店もにぎやか
障害者自立支援法案を二度と・・・

うれしいことだ。だが、いよいよ総選挙。障害者自立支援法案(すごい名前をつけるものだ。実のところは自立を妨げる法案。これについては、ここを読んでみてください)が、障害者のみなさんのがんばりと郵政民営化の攻防で、廃案になって一安心だが、共産党は国会で反対したが、自民も民主も賛成した。

「自民か民主の政権選択の争い」というマスコミに、ごまかされないようにしたいものだ。


国際金融資本よ、もう少し待ってくれ・・・・・8月24日

ネットサーフィンをしていて、ブログの紹介記事からこんなニュースをみつけた。英フィナンシャルタイムズという金業界界向けの専門誌電子版の記事だ。娘に翻訳してもらったが、要約すれば「小泉首相が、郵便局の民営化構想で投票に破れ、総選挙をおこなうことになり」、注目すべきは記事の中段 ”The global finance industry will have to wait a little longer to get its hands on that $3,000bn of Japanese savings.”のくだり=「国際金融業界が350兆円にのぼる日本の郵貯に手をだすには、もうしばらく待たされることになった」というのだ。

庭に秋の花が咲き始めた
トウテイラン

解散、総選挙ということになって、今日も10ケ所、「日本共産党の躍進で、国民いじめの小泉改革に厳しい審判を」と、街頭から訴えてきたが、私はこの間、”郵政民営化の震源地は、アメリカと日本の銀行、保険業界。340兆円の郵便貯金、簡易保険をこの業界の儲け口として明け渡そうとするもので、そのことこそ民営化の一番の問題”と訴えてきた。このコラム地雷原に足を踏み入れた自民党政治でも書いてきた。

郵政民営化とはなにか、正直な告白

竹中担当大臣は共産党議員に追及され、郵政民営化準備室がアメリカの政府や民間の関係業界と18回にもおよぶ会談をおこない法案を調整してきたことを認めた(7月25日、参議院特別委員会)が、小泉首相や竹中担当大臣などの、口が裂けても言えないほんとうの狙いがどこにあるか、イギリスの業界専門誌のこの正直な記事が、見事に語っていないか。そして民主党も、このことは言わない。

日本共産党の躍進で、郵便貯金を食い物にしようと狙うハゲタカファンドには、しばらくどころか、永遠に待たせたいものだ。


中林さん推薦の発言紹介・・・・・8月22日



20日付「しんぶん赤旗」に、美しい中海をまもる住民会議副代表・門脇英隆氏(境港市芝町在住)の、中林よし子さん推薦の記事があった。境港市民にとってかけがいのない成果だった中海干拓中止に中林さんが果たした役割をのべ、これからの再生へ欠かせない議席という記事で、全文、紹介しておきたい。












小泉「新党」が気になる・・・・・8月18日

自民党の郵政民営化反対グループが「国民新党」をつくったが、私にはそれより、小泉純一郎がつくろうとしている「新党」が気になる。

解散の夜、彼は言った。「だから2年前、私は自民党を変えるといった。変わらなければぶっ壊すといった」と。自民党は「古い自民党と決別し、新しい自民党として、いかなる困難をも乗り越えて改革を進めていく」と声明した。

きちがい沙汰だ、八つ当たりだとか言う評価もあるが、私には「確信犯」にみえる。彼はいま確実に、新しい政党をつくろうとしているのだ。ごちゃごちゃ言うのはもう要らない。アメリカと財界の要望にもっとストレートに行動できる・・・「純」度の高い政党をつくるのだ。

そこにあるのは決して、「郵政」の問題だけではない。脱アメリカ、独自の経済圏域で前進するアジアや中国。イラク派兵など当たり前だ、もっと世界にコミットできる国にしないでどうする! 地域だ?福祉だ?教育だ?、そんなことは国はやらん、民間と地方でやれってんだ。法人税はもっと下げろ、国民からとりゃ良い・・・これがいま、孤立するアメリカとこれまた待ったのない奥田財界の野望なのだ。

巡洋艦の進水式に望むヒトラー
1936年10月
ヒトラーは如何にしてナチスを可能としたか

4年半にわたって仕立てきた小泉政治と「二大政党」への国民的な苛立ちが、「いましかない」、「いま踏み込むチャンス」と読んだのだ。やっぱり「純」ちゃんなのだ。

ヒトラーは如何にしてナチスを可能としたか。勉強してみなければと思っている。


なんのこったい、自民と民主・・・・・8月11日

解散の日から党支部のみなさんと街頭演説を始めて、今日で4日になった。夕方の時間にでているが、反応が良い。

庭木の手入れの手を休めて聞いてくださる人、公園でずっと聞いている人、家から出てきて声をかけてくださる人。終わって声をかけると、「がんばってくれ」との激励をいただく。 ほんとうに、ここまで国民をコケにした無茶苦茶解散だものね。

街頭で訴える定岡市議
松尾さん提供
キリンビールとアサヒビールの違い

街頭で「(自民党との違いは)日本橋の三越と高島屋の程度」という岡田代表の発言を紹介し、「どっちが政権についても日本の政治は変わらない。大事なのは、ほんとうの野党=日本共産党を増やすこと」と訴えているが、8日のテレビ朝日で、岡田代表が「2大政党、まったく違う政策はありません」と語り、大喧嘩したはずの竹中平蔵郵政民営化担当大臣のブレーン=岸本周平氏が、民主党から立候補という報道があった。「キリンビールとアサヒビールの違い」(石井一副代表)というのもあった。なんのこったい!

ところがテレビがひどい。「自民か民主の政権争い」とか「自民党内の骨肉の争い」の報道ばかりだ。国民の目から見れば、ここまで国民のことなど念頭にない日本の政治をどうするかだろうに。

気がついた国民、自前の力で”風”を起こすしかない。終わって「時間が足りなかった」と言わなくて良いように。


いよいよ総選挙だ・・・・・8月8日

郵政法案が参院本会議で否決、国民世論の勝利だ。ほんとうなら総辞職すべき小泉内閣が、国会を解散し、総選挙となった。7月9日、地雷原に足を踏みれた自民党政治と書いたが、党内の反対続出で、大義名分もない、分裂覚悟の解散・総選挙だ。小泉は偉い!公約どうり”自民党をぶっ壊した”

だが「自民党の崩壊」=「自民党政治の終焉」ではない。いまの嘆かわしいマスコミ状況からみれば、自民か民主か、二大政党の選択を問う≠ニいう流れが一気に強まるだろう。消費税増税とサラリーマン大増税でも、改憲を競い合うという点でも、「(自民党とは)三越と高島屋の違い」と、岡田代表が言うのに。民主党が勝って、自民党政治のゆきづまりを打開できるか。できない。

中林よし子さん
比例中国ブロック候補

自民党と民主党の、どちらが政権につこうが、自民党政治の大枠がつづくかぎり、結局、自民党政治ときちんと対決できる野党、日本共産党が力をのばしてこそ、国民の利益に立って、希望がもてる新しい政治の局面を開くことができるのではないか。

午後5時から支部の人たちといっしょに街頭宣伝にでる。元気よく総選挙を闘おう。


南京事件で「花のニッパチ」さんが・・・・・8月6日

「南京大虐殺」は歴史的事実か、否か、その認識は今日の重大事=歴史認識のポイントのひとつだ。私も教科書採択をめぐる先の6月議会で、論及した。

私のおすすめサイトにものっている 「花のニッパチ」さんのコラム がずいぶん刺激的なので、紹介しておきたい。

「花のニッパチ」さんは、事実や情報を丹念に拾い上げ、この問題で誠実な発言を続けているが、この「BLOGに対して、嫌がらせと言わざるを得ない大量のゴミコメ(ゴミの山ほどにもなるコメント)を頂戴しております。今後、同じく嫌がらせのゴミトラ(ゴミの山ほどもなるトラックバック)も、あるいは大量に贈り(^O^)つけられるかもしれません」とのこと。

「花のニッパチ」さんのコラムが、的を突いている証だろう。


九条の会有明講演会に9500人・・・・・8月3日

7月30日、東京の有明コロシアムで開かれた「九条の会」講演会。参加するには予約券がいったが、発売後すぐ売り切れたとのこと。9500人があつまった。

私もいったわけではなく、どうにかお伝えしたいものだと考えていたら、格好のサイトを見つけた。大津留公彦という方の短歌と俳句を中心とするブログだ。様子の一端がおわかりいただけると思う。大江健三郎氏の詩は、深く心にとどめたい。

無視するマスコミ

日本の針路を問う重大事の、これだけの国民の運動、とりくみである。「しんぶん赤旗」は1面トップで翌日、報道し、大江健三郎、井上やすし、三木睦子など各氏の発言要旨も追って伝えた。ところが、「日本海新聞」しかみていないが、まったくの無視である。郵政民営化をめぐる自民党内のあれこれを、しかも同じような内容を連日のように報道するスペースはあっても、これを無視するマスコミ感覚は、がまんならない。

こうした形で国民の意識がミスリードされてゆく先が恐い。国民の立場、平和と民主主義の立場から、われわれのジャーナリズムを育てるのも闘いだ。私のサイトにきてくださっているみなさん。もしまだ「しんぶん赤旗」の読者でない方は、ぜひご購読いただきたい。あらためてそう願った。


和洋トイレバトルを発見・・・・・8月2日

「60男のアメリカ初体験」を書いているのに、「いつまで留守にしてるんだ。帰ったら帰ったと書け」と怒られた。コラム欄では、「しばらく留守」のままだった。

今朝も早く眼がさめたのでネットサーフィンしていたら、こんなページを見つけた。12月議会での私の「学校トイレの洋式化」が格好の材料となって、和式がすき、洋式が良い、ウンコ座りは人間の基本、ウンチの気持ちになれば洋式は極悪、非道・・・と、トイレバトル。

私も和式派

議論、大いに結構。実は私も和式派。外でも和式を探す。なければ我慢するしかないが、誰が座ったかわからない便器にお尻をつけるのは、なんとも抵抗がある。それと、水がたまっているでしょ。そこにボチャンと落ちるとき跳ね返りがお尻に!ということありません?それに拭くとき、しっかり前かがみにならないと・・・。どっか、使い方間違えているのかな? 誰か教えて!

ただ、いまどきの子どもたちや障害を抱える人たちにとって、切実なことも現実。洋式も和式も選べる環境が必要なのでは?


しばらく留守にします・・・・・・7月10日

11日からアメリカへ行くため、しばらく留守にします。海外からHP更新するすべも知らず24日まで更新なし。ご容赦ください。

数えで94にもなる母の(すごいでしょう!)かばん持ちで、姉のいるオハイオにいく。母は何度も行っているが、私には生まれてはじめての海外! 不安も走るが、英会話に堪能な甥っ子と姪もいくので、なんとかなるか。だが、帰りは一人早く帰る予定、果たして無事に帰りつくことができるかどうか?

「二つの国、アメリカ」

私たちの世代にとってアメリカは、かって「自由と民主主義」の国であり、片方でベトナム(戦争)の国でもあった。いまもブッシュの国、一方でマイケル・ムーアの国だ。「二つのアメリカ」を庶民の暮らしのなかに垣間見たいとは思うが、『いざというときの英会話』というポケット本を大事に抱えてゆく私には、とてもかなわぬことだろう。もちろん、カメラはしっかりもっていく。

土産話しをお楽しみに。いや、空港で乗り継ぎを間違えず、無事帰り着くことができたら・・・だ。


地雷原に足を踏みれた自民党政治・・・・・・7月9日

「郵政改革」をめぐる衆議院本会議の採決は見ものだった。5票という僅差での通過、政権与党内部の亀裂がここまでとは思わなかった。「半自民」もだめだった、「反自民」もだめだった。もう「自民党をぶっつぶす」と言わなければ国民の支持をえられず、総理になれなかった小泉。そこまで自民党政治は深刻だったのだが、その小泉政治の行き着いた姿がこれである。

あじさい
郵政公社HPのフリーイラストより

340兆円という国民資産を、新たな市場として日米金融資本に開放する。あまり語られないが、これが「郵政改革」の本質だ。だが、口が裂けたって言えない話だ。だから説明すればするほど、なぜ急ぐ必要があるのか国民は分からなくなる。そして、町から村から郵便局というコミュニティを失い、地域崩壊の予感ばかりが増幅せざるをえない。国民との矛盾は避けがたく深化する。自民党政治家の「反対行動」には様々な思惑があるだろうが、彼らを突き動かしているのは確実に国民世論だ。

だが、彼らは・・・

そう、自民党政治は地雷原を踏み出したのだ。だが彼らはこの地雷原を行くしかない、他に行きようがない。だって「自民党をぶっこわす」と言わなければならないところまで政治を欲しいままにし、さらなる巨額の市場を目前に必死の日米の財界が、自民党政治の唯一の頼みなのだから。この「自民党政治」のなかに公明党も入っていることは・・・、言うまでもないか。

昨年9月議会で民営化反対の陳情がでて、大方の市議が「趣旨は汲むが意見書はださない」との態度で、ただ一人怒りの討論をしたことを思い出したが、この事態を前にして、この市議のみなさんはどんな感想をお持ちなのだろう?

参議院段階の闘いも面白いし、もう少し長いスタンスでみれば、憲法9条が自民党政治にとって、もうひとつの地雷原になることは間違いない。


大事なことを書き忘れていた・・・・・・・7月8日

鳥取県の九条の会準備会が主催した小森陽一講演会について、書き忘れていた。

6月27日、鳥取市民文化ホールで開かれた講演会には400人の県民が参加。境港からも5人が参加していました。講演にたったのは東京大学教授・小森陽一氏。1時間を越えるその中身は紹介しきれないが、「日本の最大の公共事業は土木工事だったが、それでもそれは平和産業。アメリカとイギリスの最大の公共事業は、軍事産業と石油エネルギー産業だ。そこに中東問題があり、イラク戦争があり、いま日本の改憲の動きがある」という指摘が、私には印象的だった。

捨てたものじゃないよね、この日本

ところでいま全国で九条の会が、日本政治に地殻変動ともいえる変化を起こしていることをご承知だろうか。津々浦々で2000を超える会が発足し、境港でも鳥取県でもそうだが、それぞれに保革を超えた広範な人智を集めた運動になっている。7月30日には東京有明で「九条の会の講演会」が開かれるが、その成功をよびかける9氏の名前が発表され、びっくりした。

講演を聞き入る女性
6月27日

有馬頼底氏は、金閣寺・銀閣寺の住職、京都仏教会理事長で、叔父はかっての太平洋戦争を主導した大政翼賛会事務局長だった。白柳誠一氏は、日本で2人しかいないといわれるカトリック枢機卿。辻井喬氏は作家だが、このペンネームがどなたのことか、ご承知の方も多いだろう。そして品川正治氏もだ。この人は、経済同友会というれっきとした財界団体の終身幹事という処遇を受けている人。ちなみに 損保九条の会で講演した要旨 がしんぶん赤旗に掲載され話題を呼んだ。

改憲し日本を再び戦争する国にするか、この策動を打ち破りアジアと世界に誇れる日本にするか、日本政治の根幹をめぐって、このような広大な変化がおきているのだ。

鳥取の会場に若い女性の姿がたくさん見受けられたこともうれしかった。


コラムの一部訂正とお詫び・・・・・・・・7月4日

4月12日、このコラムに書いた 市政の役割、公務とはなにか、みたび考えた をめぐって、直後から意見、批判が市職員の方から寄せられた。私からも意見を聞き、ずっと考えてきた。

第3節『なぜ、保険証の発行さえできなかったか』の 《 夫婦は暮らしの現状を、督促に来る市職員に訴え続けてきた。《 しかし市からあるのは「滞納の督促だけ」だった。 》この市民の尋常ならざる、この暮らしの困難、からだの不調、保険証もないことを市は知っていた。知っていて私がいくまで、督促の話はできても保険証を発行して医者にいかせることができなかった!・・・これはなぜだ。目の前に、暮らしに困る市民があれば、そこをどう解決するか、できないこともあるだろうが、まずはそこに心を寄せ力を尽くすか!ではないか。そこがない。なぜだろうか。 》 のうち、《 》の部分を削除させていただく。

いまごろ尾瀬は・・・
2000年6月30日

担当者が「保険証の心配」もしてくれたことは聞いていた。しかし本人は「滞納分を払わないともらえない」と受け止めていた。とてもできないことだった。

そして、ここでの核心は、 私であれ誰であれ、誰かが割ってはいるまで、保険証を発行して医者にいかせることができなかった という役所の問題だった。

だが「滞納の督促だけだった」は事実にもとるし、あまりに一刀両断に過ぎた。他にもいくつかの論点があるが、ここだけ訂正させていただく。担当者に与えた心痛にお詫びをしたい。


判断の材料は足でかせぐ・・・・・6月23日

黒目友則議員が辞職願を提出にかかわる疑惑の件で、21日、関係会社や当該店舗、そのご自宅、工事を請け負った会社や法務局、そして市役所の担当課長と、今日一日、調査に歩いた。市の大事な補助金と関係者の名誉や今後にかかる大きな問題で、判断を迫られる。その正しい判断は、足でなければかせげない。

大漁がつづくマグロ
(記事とは無関係)

補助を受けた事業と、工事代金を立て替えたとされる会社(当時・黒目市議が社長)との関係、その工事代金の流れに不分明なところはあるが、交付された400万円が店舗の改装に使われ、その空き店舗が商店街にぎわいの素敵な場になったという事実にまちがいはなさそうで、市が言うように補助金流用の疑惑は薄い。薄いとしか、いま私には書けないが・・・。

きちんと釈明をして欲しい

だが、ではなぜ黒目市議は出てこない? 釈明がない以上、他になにか、「でて来れないほどのことがあるのかも知れない」と誰でも思う。明日の本会議で、議員辞職を認めるかどうか、彼のかかわりが大きかった(株)千年王国への、やはり空き店舗対策補助金を含む補正予算案への賛否、どうするか、決めるしかない。

それにしても、税金で報酬をえてきた公職の者、でてきて釈明すべきではないだろうか。釈明なしに、ただ、やめた!でおしまい!は、ない。


学校を政治扇動の場にしてはならない・・・・・6月15日

新しい教科書をつくる会の教科書を見てきた

ひどいものだ。これでは教科書というより政治パンフレットだ。「公民」の表紙を1枚めくると、まず飛び込んでくるのは、PKO、自衛隊。もう1枚めくれば、竹島、尖閣列島、日本海の銃撃事件、横田めぐみさんの写真で、「わが国の周辺は」とくる。

見開きにまず、PKO自衛隊
扶桑社:「公民」教科書

世界と日本をめぐっては、まず「国益」論がでて、2ページにわたって国旗・国歌への態度が説かれる。”国連におけるわが国の位置”まで問い、拉致問題、不審船問題も詳報され、わが国の防衛の課題まで主張する。

これは、世界と社会への幅広い見識を育てる教科書ではない。危機迫る世界へ、日本の国益をになって撃って出よ!との宣伝パンフレットだ。

教科書採択をめぐる攻防。ぜひ現物を見てください

この教科書を学校で使わせようとという陳情が6月議会に提出されるなど、教科書採択をめぐる攻防が続いています。子どもたちに、こんな教科書をとらせてなるものでしょうか。ぜひ見ていただきたい。市立図書館で、7月10日まで展示されています。

となりにあった清水書院の「公民」教科書も見てみた。安心して読めた。


財政再建プランへの不満・異論(4)・・・・・6月11日

「プラン」は結びとして、「コスト削減だけでは将来の行政運営は行き詰る」とし、持続・発展可能な市政運営へ「住民参加と協働のまちづくり」を強調した。言いたい気持ちは、分からないではないが、これでは、市民参加も協働も「財政再建への手立て、ツール」になってしまわないだろうか。

「協働」は財政再建のツールか

境港でもいま、子育てに障害者支援に、環境保護・・・に、NPOやグループ活動など、さまざまな市民の運動がすすんでいる。そこには、言われるからではない。市長も言うところの「自分たちの街を自分たちの手でつくる」・・自発的な意思、主体的なとりくみがあふれてる。

ここを支えこの力を生かし、どう「市民主役」の地域をつくりあげるかは、財政が豊かだろうと逼迫していようが関係ない、いますべての自治体共通の課題だ。財政再建というカテゴリーで扱う問題ではない。

「お手伝い、下請け」に貶めないで

説明会で市長も気遣いながら語っていたが、どう気遣ってみても位置づけがこうだから、問題をはっきりさせるため直裁に言えば、「やっていけなくなった行政のお手伝い、下請け」になってしまうではないか。実際、「市がやれんだけん」という関係者の感想が聞こえる。自発的で主体的な市民のとりくみを、なぜ、わざわざ「お手伝い、下請け」に貶めるのか?「市民参加」、「協働」の基本にかかわることだけに、残念なことだった。

このシリーズはこれで終る。週明けから6月議会です。


財政再建プランへの不満・異論(3)・・・・・6月8日

これからの行革として「市立保育所の民間移譲」、「学校給食のセンター化、民間委託」などが言われる。民間の方が安くつくというコスト比較が主たる理由だ。だが、それって、おかしくはないか。

コスト論ばかりの民間委託に異議あり
愛の像
東粟倉村・ベルビール自然公園

官民コスト格差の最たるものは人件費だ。「民間給与は安く公務員は高い。だから民間へ」ということか。「サービスは低下しないか」と聞くと、「民間もがんばっている。低下しない」という。じゃ、幹部職員に聞くけれど、「市の保育士さん達は、もっと給与の低い人たちと同じ仕事しかしていない」と、言うのか?

公の責任はどこにいく?

そうじゃあるまい。そりゃ、民間の保育士さんだって、良い保育へ一生懸命だ。しかし企業が企業であるためには、利潤追求は避けられない。公の責任は違うところにある。

保育や教育、給食・・・いずれも未来を託す大事な人づくりの仕事だ。こどもの成長にあわせ、きめ細かくていねいに発達を支えてゆく、経験の蓄積と継承がなにより大事な、地域社会の公共事業だ。ベビーロッカーとは違う。だから市民は、それを、ゼニ勘定ではなく公に託し、公もその役割を、地域保育のリード役を果たしてきたのではないか。そこはどうなる。

「民間に委託しても監督し、責任は果たす」と言うが、現場から離れ経験も蓄積もなくなって、人を人として育む仕事に、どんな監督、指導ができるというのか。育児とか教育とは、そんなものか。

コストばかりの追求が、後々の社会にどんな厄災を準備するか。JRで、尼崎で、体験したばかりだ。


財政再建プランへの不満・異論(2)・・・・・6月6日

この3年間の行革で約20億円の効果があったと市は説明している。もともと「3年毎に引き上げる」ことになっている下水道料金の引き上げ分を行革効果にいれるのは、ちょっと違うのではないかと思うが、「効果」に入っているのでこれも含めるが、市民の負担増によるものが約4億円を超す。

負担納得にはスジが必要

単独を選択した市民は、それなりに負担は覚悟していると私は思う。しかしその覚悟発揮にもスジが必要だし、おのずと限度がある。前回書いたように市財政を圧迫の要因となり、合理的改善の余地が言われる巨額な事業の切り込みが不十分なままでは、市民は納得できまい。だから説明会で質問が多くでたのは、公共下水道のことやゴミ問題だった。

それはやはり、これ以上負担を回してくれるな、やることやってから言ってくれ・・こういう悲鳴だ。「58歳、無職」という市民の怒りの発言に、数人から「そうだ!」の声があがったが、職員や議員への批判もあいついだ。それもだ。

再建プランに「政治」がない

これからもいくつかの負担増がリストにあがるが、説明会で市民理解は得られたか。私にはそう思えないが、どうか。むしろ市政への不信感を心奥底に沈殿させているのではないだろうか。私はそこが恐い。せめて高齢者は機能回復訓練に喜ばれていた温水プールの軽減措置の復活、集会所の水道光熱費補助の復活・拡充、家庭ごみ有料化の撤回あるいは値下げなど、思い切った政策展開なしに、市民理解は得られまい。再建プランに「計算」はあっても、そういう「政治」がない。


財政再建プランへの不満・異論(1)・・・・・6月5日

まずもっての不満は、公共下水道やゴミ問題への切り込み不足、説明不足だ。

言うまでもないが、行革は、市民や職員の暮らしが枯れて役所が残ることではない。市政の目的=「市民福祉充実の市政」への再建だ。住民や職員の負担増のまえに、財政を圧迫している巨額の事業にこそまず切り込み、合理的な改善を図るべきだ。

平成14年に
ダイオキシン対策も延命化もされた
市の清掃センター

セメント固化による汚泥処理費の節約など、部分的なことは語られたが、下水処理の抜本的改革のことは触れられず、モデル事業までとりくみながら、生ゴミ分別の方針、そこにある財政縮減の可能性はまったく示されなかった。

いずれも簡単じゃない課題だ。検討はしているがまだ方針が固まらない・・そういうこともあるだろう。だが、これからの市政運営の基本=「財政再建プラン」だ。せめて、そこでの可能性・方向性を示し、市民協力のよびかけや決意があってしかるべきだった。

そこがないから、削減やカットばかりが目立つ。説明をうける市民には、大きなところで希望がみえない。「いや、そうではない。教育、福祉など、新しいニーズにはとりくむ。今年もそういう予算になっている」と、市長は繰り返えされるのだが・・・。


住民説明へがんばった市当局・・・・・6月3日

今日の外江公民館を最後に、「財政状況説明会」が終了した。

財政難に陥ったこれまでの行財政運営について、平成4、5、6年当時の、身の丈を超えた過大投資をきちんと 総括したことに、先日のこの欄で評価したが、もうひとつ。

「聞いてすぐ意見を出すのは難しい。一巡してから、全市的な意見交換会を開いたらどうか」という私の提案は実現しなかったが、全校区にとどまらず、今回は最初に全市的な説明会も開いた。住民理解をうるために当局もずいぶんがんばったと思う。昨夜からは、説明に若い職員が立ってすがすがしかったし、中村市長も夜ごと語り続け、ていねいに答えていた・・・話の中身に異論がないわけじゃないが・・・。「口のなかに熱のハナがでた」と痛そうだった。

先日のコラムで書いた「財政再建プランへの不満や異論」について、明日から書く。

外江公民館
6月3日

あまり見えなかった市議の顔

市もがんばったが、私もがんばった。市民の質問・意見は聞かなければと、全会場に参加した。残念だったのは、市議の顔が、地元以外あまり見えなかったことだ。当局とは別に、議会自身が住民意見を聞く機会を持つなら、それでも良かろうが、この大事について市民の声を聞くチャンスのはず!

「行かなくてもわかっている」というなら、結構ですが・・・。どこでも議員批判も強かった。今夜もでしたよ。


myHPをリニューアルして1年・・・・・5月30日

昨年5月にリニューアルして、ざっと1年たったことに気がついた。コマメな更新に努め、コラム、トピックス、写真などとコンテンツも広げ、おおかたのご好評をいただいたし、《交流の広場》をはじめ多くの出会いが勉強になりました。あらためて感謝もうしあげます。

世界に発信!といっても、境港市政を主題とするHPに関心を持ちうるのが境港市民なことは争いようがない。狭い境港のことでアクセスがジャンジャンという訳にはならないが、県内の政党や政治家が開くHPのなかでは、上位にランクしている--そういうことをいつも調べて公開しているHPがあるのです!

山は緑まっさかり
二の沢にて

境港九条の会の講演会に「定岡という市議のHPで知った」といって来られた若い女性があったとのこと。若い世代と結びつく新しいメディアの効用が、その後の会で話題となり、以前にも書いたが、九条の会でもHPをつくることになってしまった。えらいことだ! 2年目も、言わねばならないことを書くし、さまざまな情報の提供と写真もがんばりたい。引き続くご高覧をよろしく。

6月2日から5日、ホームデコ境港店に行けば・・・

いま山は緑まっさかり! 6月2日から5日、ホームデコ境港店で、妻が「山野草やコケ玉」の展示会を開く。そのとき、壁を私の写真で飾ることになった。こちらもご高覧、よろしく。いらっしゃれば、なにかあるかも・・・。


私のおすすめサイト掲載にあたって・・・・・5月24日

《私のおすすめサイト》を掲載しました。今回リストアップの”あかはたともみのデイリー赤旗”と”読売新聞の社説ってどうなのよ”は、”花のニッパチ・心のままに”さんからのおすすめで、知ったものです。ネットの世界の多彩さにあらためて驚きます。

感謝もうしあげます。

言うべき時にいわなければ・・・5月21日

21日(土)境港市民会館で、国交省出雲河川事務所による、大橋川拡幅にともなう環境影響調査の説明会が開かれた。最下流に住む境港市民に重要な問題だが参加者は20名程で少なく、残念だった。もっとも説明は「上位性は、典型性は・・・」と専門的な用語ばかりで、こんな説明でどれだけの市民が、ことを理解できるか!と、いうものだ。

大橋川拡幅環境影響調査説明会
5月21日・市民会館

上流のダム建設、中流の神戸川放水路建設、そして大橋川の3点セットで、7〜8千億円にもなるだろう巨大事業が、こういう形で、「住民への説明責任は果たした」と進んでゆくのでしょう。

参加者からは「弓ガ浜半島部の農業への影響調査はしないのか」、「検討委員会になぜ、農業関係者がいないのか」、「ほんとうに必要な事業か」など質問が相次いだ。私も数点の質問といくつかの意見をだした。

事業自体は、どこまでも押し通す回答ばかりだったが、出された意見に「県や市との協議を詰めたい」とか、「必要な関係者の意見は聞いてゆく」などの答弁もあった。

公聴活動の形骸化を許さぬために

情報公開、政策決定前の公聴活動は、いま、時の流れで、かっての公害反対闘争から始まった住民運動、市民活動が切り拓いた社会の進歩というものだ。さて、形はできたが、問題は? 聞いた形は整えて実はごり押しする=形骸化を許してはならない。今度は市民も試される。聞くべきときに聞き、言うべきときに言わなければ!

市の「財政状況説明会」が、校区別に開かれてもいる。


過去を真剣に振り返ってこそ・・・・・5月18日

明日から始まる市の「財政再建説明会」を前に今日、議員への説明会があった。全面的に触れるスペースはないし、市民の方はぜひ説明会にでかけて欲しいので、感じいったことだけ書く。

これまでの行財政運営に踏み込んだ総括・・・中村市長

私はことある度に「財政困難いうなら、市民への負担増のまえにハコモノ建設への反省こそ先だ」と言ってきたが、多くの場合、市は「あの時代だからできた投資」だとあいまいにしてきた。今回、中村市長は、これまでの行財政運営について踏み込んだ総括をおこなった。バブル崩壊後の長期経済低迷、国をあげての公共事業投資の促進、超高齢化社会の到来といった財政悪化の全国的要因をあげたうえで、境港市特有の要因として、基幹産業・水産業の不振による市税収入下落の長期化とともに、行財政運営上にも「少なからぬ」問題があったとして、平成4,5,6年の過度な投資事業について詳しくふれ、多大な債務発生の要因としてあげた。加えて、みなと博、夕日ケ丘の造成などと、その後もなお抑制できなかったことが問題だったと説明した。

ぜひ説明会へご参加を。そして意見を率直に

市のこうした見解が公式に語られたのは初めてではないか。だからこうするという「財政再建プラン」には、不満や異論もあるが、この真剣な総括には意を強くした。説明会で「いまさら、そんなことを言ってどうなる」という議員もいたが、過去を真剣に振り返らぬ者に、まともな政治はできない。


からだを動かすって気持ちいい・・・・5月15日

今日は渡校区の運動会。朝8時の準備から片付けまでしていま帰ってきた。天気もよく、みんなでつまむ焼肉やビールも美味しかったが、大縄跳びに銀輪競争にと跳ね跳んだ後の、心地よい疲労がたまらない。明日かあさっては、筋肉痛でわめいていることだろうが・・・。

日ごろ疎遠にしている人に会えるのも、地区一番のイベント=運動会ならでは。近況をだしあったり、市政への意見を聞かされたりだ。今日も、さる方から「こんど市長が財政再建の説明会を開くというが、住民負担は増える、職員退職金はそのまま・・・こんなことなら市の職員が生き残るための行革でしかない」という厳しいご意見を寄せられた。

市の環境防災課長は、ビールの空き缶回収で会場を何回も廻っていた。会場のそこここに運営を支えてがんばる市職員の姿があった。彼らは地域でも大きな役割を果たしている。その片方での市職員、その処遇への厳しい市民の眼。さて、どういう答えをだすべきでしょうか。 私がずっと追い続けているひとつのテーマです。6月市議会でひとつの方向、提案をだしたいと思っているのですが、果たして・・・。

準備に気をとられて、私としたことがカメラをもってゆくのを忘れて、今日は写真、なし。


今日はこどもの日。やっぱり私は大山へ・・・・・5月5日

昨日は一日、家を一歩もでないでパソコンで仕事。さすがに目はショボショボ。今日は妻も休み。二人で大山へ出かけた。

麓を歩き、寂静山から夏山登山道へと散策。そこかしこにイチリンソウやチゴユリが群れ咲き、ヤマブキがやわらかい陽をあびて輝く。スミレ、かたばみ、キンポーゲが咲き誇り、紅や白のいわかがみの群生地も見つけた。

森に咲くやまぶき
下は、いちりんそう
だから私は九条の会

樹間から仰ぎ見た大山、裾野に広がる緑彩が美しく、汗ばむからだに風が心地よい。昔、行った東富士演習場、砲弾の打ち込まれた広大な荒地とフジアザミを思い出した。

かって僧兵が武練場として駆け巡った大山。東富士のように砲火轟かしてなるものか。この美しい野山を失ってはならない。だから、私は九条の会です。

境港九条の会では、集まれば「HPが欲しいね」という話になり、「定岡さん作ってよ」と脅迫され、断り続けていますが、「たたき台をづくってみるか!」・・それが昨日一日の仕事でした。


今日は憲法記念日・・・・・・・・・・5月3日

今日は憲法記念日。戦後日本とアジアの平和をまもってきた日本国憲法を時代遅れだといい、戦争できる日本へ 国の形を変えようという、かってない攻撃のなかの記念日となった。

街にでてポスターはり

午前中、日本共産党の支部の方たちと「憲法改悪ゆるすな」のポスター貼り。目立つ壁を見つけてはお宅を訪ね てお願いする。断られたお家はなく50枚ほど貼りだすことができた。きれいなポスターです。街角で見かけた ら心で拍手してください。

Peace 9 Cafeに、4社のマスコミが

午後は境港九条の会の「Peace 9 Cafe」。「たまにはお茶でも!」との企画で30人ほどの市民が集まって 、井上ひさし氏、三木睦子さんなどの講演ビデオをみたあと、私が持ち込んだPeace 9 Coffee を味わいなが ら、憲法によせるそれぞれの想いを語り合った。朝日新聞、BSS、中海ケーブル、日本海新聞の4社が取材 にきていた。

和やかななかにも9条まもる決意

「国民に人権を与えたのは間違いだ。女はバカ。男は強くなければならない。強姦してでも子どもを生ませ ろ」・・・浜田章作氏が紹介した「新しい教科書をつくる会の声明」に参加者はびっくり、憤慨。松本一江さ んは「私は、名もない権威もないただ一人の市民ですが、国民投票では同じ一票。負けない」と語り、永井章 さんが「先日、靖国神社にいってきた。そこにはあの戦争は正しかったと書いてある。2600万人ものアジ アの民衆が殺された。中国の民衆が怒るのは当たり前だ。その靖国に首相は参れと、アメリカに行って安倍晋 三はいう。許されない。私は徹底的に抗する。職場でも話あっています」と語った。


メーデー。そして私の休日・・・・・・・・5月1日

今日は労働者の祭典=メーデー。小雨まじりのデモ行進となったが、憲法改悪の動きなど日本の針路問われるなかのメーデーとなった。米子文化ホールから公会堂まで、みんなでアピールして歩いた。

右は「森に流れる」
5月1日・南大山の木谷川

下は「萌えるぶな林」







メーデーが終われば久方の休日、ぬかりはない。用意したおにぎりをもって江府町から南大山の木谷川へ入った。前から撮りたいところがあったのだ。しかもこの小雨が良い。数枚の写真をとって、環状道路を大山寺へ抜けて帰ってきた。

お薦めのアルバム----ヘイリー・ウエステンラ

帰ってからは音楽三昧。最近はまっているのがヘイリー・ウエステンラの「PURE」。ニュージーランド生まれ、まだ18歳の歌姫。澄み切った声はこころを洗う。マオリの民の伝承歌や子守歌も良いし、TV「白い巨塔」の主題に使われた「アメージング・グレイス」がやっぱりいい。お薦めのアルバムです。いい休日でした。


大事なことは知らされぬ市民?・・・・4月21日

議会報告会を開いている。集まりはそう多くはないが、「折込の報告を読んだ。そんな計画があるのも知らなかった」などと、新焼却場問題への質問もあいつぐ。ほんとうに多くの市民が知らされていない。いないまま計画が進められている。米川町で生ゴミ分別のモデル事業に加わっているご婦人は、「先日、清掃センターの所長もきて会があったが、そんな計画の一言もない」と怒っていた。誠道町のご婦人は、大事そうにしまってあった私の「議会報告」をだしてみせて「知らなかったわよ」。

米子クリーンセンター
左は旧焼却施設

焼却場をどうするか・・・ゴミ行政にとって基幹をなす問題だ。そして一般に、「市政の主役は市民」という以上に、ゴミ問題では市民が動かねば一歩もすすまぬ主役なのだ。カッコ良くなんか進みっこない。時にはゴミの出し方をめぐって、あるいは「こんなことだったら、ゴミ袋代も倍にするしかない!」などと口走ってしまったりするかもしれない、それほどに、市民と格闘もしなければ解決しないのがゴミ問題だ。「市民と協働する市政」へのもっとも良いテーマなのだ。

ことに向かう「構え」を問われている行政

減量化へむかって企業や市民と格闘する、その「構え」が希薄だと思う。こういうとまた怒る職員の顔が浮かぶが、口では「減量化、減量化」と言いながら、13年かかっての減量目標が5%・・・そんな計画を平気で決める。こんなことでゴミ問題が解決すると思っているのだろうか。

その出発点は、あらん限りの情報公開と政策決定前の相談だ。これはいま、市長さんの一番大事なスタンスのはずだ。今夜は渡公民館での報告会だ。楽しい。


公務とはなにか、みたび考えた・・・・4月12日

過日、自営業者の方から相談したいとの電話があり駆けつけた。話を聞きながら、改めて市の仕事とはなにか考えた。少し長くなるがお付き合い願いたい。

もう10年にもなるが、市のやることならと協力して店を移転した。”この辺はようなりますよ”とのことだった。しかし移転工事中にいったん離れたお客は戻らず、近隣に建つはずの家は建たず、砂埃が食い物商売の店を襲う。見せてもらった売り上げ記録は下がるばかりだった。銀行の手前、赤字にもできず、100万円ほどの儲けがあったと申告してきた。昨年、税務調査があったが税務署も困ったことだろう。お構いなしで終わった。

光をもとめて懸命に咲く
いぬふぐりとヒメオドリコソウ
暮らしの困難、からだはボロボロ・・

妻も夜中の2時から昼過ぎまで働きにでた。それでも店舗、住宅のローン返済に追いつかず、借金は増える。固定資産税や国保税の滞納がかさむ。60代にもなると親戚の不幸が相次ぐが、一度として田舎に帰れない。夫は耳鳴りが激しくなり歯も痛 み、体はボロボロ。だが、かれこれ3年間、健康保険証がない。夫婦の日々の心痛、いかばかりか。夜中、夢みながらに夫が暴れだすことも度々だと妻がいう。もだえ苦しむ日々だ。すぐ保険証は発行させ医者にいくことはできた。いま今後の方策を相談中だが、問題はそれで終わらない。

  なぜ、保険証の発行さえできなかったか

夫婦は暮らしの現状を、督促に来る市職員に訴え続けてきた。しかし市からあるのは「滞納の督促だけ」だった。この市民の尋常ならざる、この暮らしの困難、からだの不調、保険証もないことを市は知っていた。知っていて私がいくまで、督促の話はできても保険証を発行して医者にいかせることができなかった!・・・これはなぜだ。目の前に、暮らしに困る市民があれば、そこをどう解決するか、できないこともあるだろうが、まずはそこに心を寄せ力を尽くすか!ではないか。そこがない。なぜだろうか。

やはり長くなりすぎるので、あとは読者の想像力におまかせするが、市政の役割をどう考えるか、トップの姿勢、職員の資質、庁内の連携の問題・・・など課題が多々あるのではないだろうか。


”交流の広場”のご登場、ご愛読に感謝・・・・4月2日

議会にでて私は、さまざまな人々がそれぞれに境港を住みよい町へとがんばる姿を知ることができた。私のHPだから、日本共産党や私の政策や活動を知らせるのは当然だが、せっかくの新しいメディアだ。こんな大事な活動、こんな素敵な人々の苦労を、もっと知らせる場にできないか、”交流の広場”は、そう思っての企画だった。

  私の学びの場になったインタビュー

お陰さまで好評。あちこちから「いいですね」、「地域でいっしょにがんばる姿が見えてうれしい」、「こんどはどんな方か楽しみ」などのお声をいただいた。東京、岡山、大分などからもだ。

各界から11人の方にご登場いただいた。当然ながら、障害者問題から子育て、中海から男女共同参画、自治会活動などとテーマは多彩な分野に及び、インタビューは私にとっての勉強の場だった。たとえば障害者のおかれた現実、それぞれに抱える困難の大きさ、語られる活動の数々は、頭でっかちの私には一番の良薬だった。

  素敵な出会いの場でした

困難と切りむすぶ格闘に聞き惚れ、そのとき輝くお顔に見惚れながらシャッターを切った。ある方がOさんの写真をみて「なんて素敵な表情」とか、Fさんの写真に「この眼の力、彼女らしいわ」とおっしゃったが、どんなに嬉しかったか、お分かりいただけるだろうか。

”広場”は素敵な人々との出会いの場でした。私のリストには、まだまだ連なる名前があるが、ちょっと一息いれさせて欲しい。こういう形での交流の広場を、森善昭さんで一区切りとしたい。「交流」の終わりではなく、新たな形でのスタートをいま企画中。ご期待を乞う。

ありがとうございました。


人の幸せとはなにか、また考えさせられた・・・3月30日

私の《プロフィール》第2話で、貧乏だった少年時代を書き、いまの子どもたちの不幸を書いたが、最近読んだ本で、人の幸、不幸とはなにかをいっそう深く考えさせられた。

徳間文庫 514円+税

島田洋七著『佐賀のがばいばあちゃん』という本だ。知らなかったが島田は、B&Bという漫才コンビで鳴らした芸人とのこと。家が貧乏で引き取られていった佐賀のばあちゃんと過ごした少年期の、半端じゃない貧乏物語、そこで島田が学んだほんとうの幸せとはなにか、を語る本である。笑いこけて、ふっと涙して、自分の越し方を振り返ることのできる本である。友人の佐由美さんが貸してくれた。

島田の訴えを書いておく。「今、みんなとてつもない間違いをしているのじゃないだろうか。40年前までは確かにあった幸せを放棄して、不幸な方、不幸な方へと進んでいる気がする。みんな道を間違うな! 佐賀のがばいばあちゃんの話を聞いてくれ!!」

『佐賀のがばいばあちゃん』の話を、聞こうではないか。


”ごみになって”南部町まで走ってみた・・・・3月27日

広域の焼却場建設予定地の南部町御内谷まで、今日走ってみた。でるときメーターをチェックするのを忘れたし、コースも不明だから正確なことはいえないが、「ここまで毎日、境港のゴミが走ることになるのかア」と思いつつの約30km余のドライブだった。

候補地のひとつ・御内谷

「境港市の負担は19億円程度」と、広域で建てる方が安いように市は言うが、南部町までの運搬費用が、毎年4000万円前後はかかる(注-1)。それが未来永劫続くことになる。10年でみても4億円。その上いまの焼却場解体に5億円程度かかる(注-2)。このプラス9億円は、いまの施設を生かせばまったく不用なお金、それが全額、境港市民負担! 28億円があれば、”国庫補助無しで建て直しても(!)”おつりがくる。そしてその先、未来永劫に運搬費はいらない!

どっか、違うのかなア?


注-1市が公表しないので、これは下水道汚泥などの実績をもとにした私の試算

注-23月議会での産業環境部長答弁


最近しきりに、公務労働のありようを考える・・・・3月22日

公務労働とはなにか・・最近しきりに考えさせられる。先に『鬼畜生み出す道、ふたたび』を書いた。今日は杉原千畝について書く。

ご承知の方も多いと思うが、第二次世界大戦のさなか、リトアニア大使だった杉原は、ナチスの迫害から逃れようと大使館に押しかけるユダヤの民にビザを発給し、その命を救った。日本版『シンドラーのリスト』である。

外交官・杉原千畝
  人類の普遍的価値を守るのが公務労働

簡単なことではない。本国からは「ならぬ」との打電が続く。日本に帰れば、居場所も無くなることは眼に見えていた。だが、彼は妻に問う。「これで良いね」。妻は応える。「そうですよ」。本国への帰任のギリギリまで命のビザを発給し、その数は6000人に及んだ。

公務員の本質が、国家の、長の命に従うことなら許されない行為だったろう。しかし、人の生死を握った要職にあればこそ、人が人を殺戮することは許されないという人類の普遍的価値にたって国の命令を拒否した杉原の行為こそ、公務労働の本質を見せるものではないだろうか。いま彼の地=リトアニアに、彼の碑がたっている。杉原千畝についてはこちらに詳しい。

  想像力を働かせて欲しい

国民保護法が自治体を戦争準備にかきたてる。「受益と負担の原則」の美名のもと『福祉』が人を貶める。世がどうなってようと「わたしゃ粛々と、言われたことをやる」では済まないところに、公務労働の現場はきていないか。想像力を働かせて欲しいものだ。


『鬼畜』生み出す道、ふたたび・・・・・・3月18日

松本清張の作品に、戦時中、村役場の吏員だった市民が、愛する者を召集令状で奪われた女から復習されるサスペンスがあった。たしか『鬼畜』という作品だったと思うが、自信がない。ディティールも忘れたが、ビートたけしが主人公となった映画は設定が変えてあったと思う。実直な吏員の彼からすれば「当然の仕事」だった。

今日、非常事態対処法関連の条例審議のなか、そのことを思い出していた。「いま日本にどんな武力攻撃が考えられるか」と聞くと「ないとは言えない。国が決めた」。「原子力発電所にミサイルが飛んできて、停止命令を出したといたって、放射能が消えるわけでは無し、どんな対処ができるか」と聞くと「警報や堅牢な建物への退避の呼びかけなど・・」。

  平時に戦時体制が日常化

「有事の備え」が恐ろしいのは、「攻められたらどうする。テポ゚ドンが飛んできたら」・・・ありもしない危機の喧伝のなか「平時に戦時体制が常態化する」ことだ。備えよといえば、当然に住民をまきこんだ訓練が始まる。気がついてみたら戦前の隣組の復活である。そこはかとなく醸成される排外思想である。

憲法改悪の動きが急ななか、市町村で始まる戦時準備のシステムづくり・・それがこんどの条例である。ゆきつくのは、市の職員がふたたび「公務員として、当然の仕事として」召集令状を書く道である。ふたたび『鬼畜』生み出す道である。私以外、当たり前の顔をして賛成である。政治の全体像、政局の全体像を見ることもできない。悲しいことだ。


石原都知事なみのひどい発言が相次ぐ・・・・3月16日

予算審議の委員会が続いているが、許せぬ暴言を書いておく。

「足が上がらん?いい加減にしろって言っとけ」・・はまループバスの話で、お年寄りでも乗り易いように、市は買い換えるバスも低床バスにしようとしているが、やはり、それなりに高い。「そんなところに金なんか使うな」という訳だ。

  年寄りを「枯れ木の山のにぎわい」と

前日にはこうも言った。「市長が”福祉はほどほどにせよ”と言わんから、部下は充実、充実とどこまでもゼニかけるのだ。(年寄りは)枯れ木の山のにぎわいだ」。

石原都知事の”ババア”発言にも匹敵する暴言だ。”ああ、彼か”と思う市民も多いと思うが、そう彼だ。彼自身、”TVの前でも言う”というから実名で書く。長谷正信市議の発言である。これが、”ゆーとぴあ誠道”なる福祉タクシー事業を運営する、彼の本質だ。

「自分たちが楽しむだけの行事に補助金など出すな」と、老人クラブや文化協会などへの補助金、竜が山球場の整備補助にも攻撃を加える。

  市政とはなんのためにあると言うのか

では、市はなにをするのか。市政とはなんなのか・・・いま、ここで私の答えは書かないが、この次もまた彼が議会にでてくることなど、境港市の名誉にかけて、あってはなるまいと思った。


広域計画の理不尽さが明らかに・・・・3月14日

一般質問を終えた。書いたように広域によるごみ焼却場建設問題に絞った。やりとりの詳細は議会報告で書くが、国の方針変更が市民に、おそらく議員の多くさえ知らないまま進められていること、「建設先にありき」で建設コストや運搬費など運営コストの比較も不十分、減量化のとりくみとの整合性のなさなど、明らかとなったのではないだろうか。

  ごみ減量化の気があるのか、広域は

しかしまア、「5%という広域の減量化目標」の根拠が、なんのことはない「国の補助基準だったから(答弁)」というお粗末ぶりには、驚いた。境港市がいますぐ可能な生ゴミの分別にとりくむだけでも、数年で広域全体の6%は削減できる。そのための予算案をだしながら、片方で西部市町村がよってたかって、平成29年まで13年間(!)かかって減らすのは5%だと、そんな計画を平気で決める! 100億円からの税金を使う人々のやることとは思えない。

  広域での議論を約束---市長

終わって庁内を歩いていたら、「境港市のこれからの大きな問題は、定岡議員のいうゴミ問題だ」という幹部職員の会話が聞こえたし、他会派の議員が「ばっちりだった」と激励に来てくれた。

「広域計画をやめる」という答えにはならなかったが、中村市長は、私が指摘したことについて「さらにきちっと整理し、つめていきたい」とし、西部広域での真剣な議論を約束された。市長の誠実な答弁ぶりには期待が持てる。一石を投じることになったのではないだろうか。

こういう夜は癒しのアダージョに限る。これから『弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調』(トマーゾ・アルビノーニ)を聴く。


3月議会はごみ問題に絞る。それは・・・・・3月6日

いよいよ明日から3月市議会が始まる。ずいぶん迷ったが、私はこの議会で、広域でつくるというごみ焼却場問題に絞ることに決めた。それは・・・・

私は自分で「ゴミ議員」と思うほど、ごみ問題にふれてきた。いま日本のごみ排出量は4億5千万dにも達し、産業廃棄物の不法投棄、有害物質による汚染、焼却で吐き出すCO2のもたらす温暖化・・・と、いまや地球環境問題だ。市町村は膨らむ財政負担からごみの有料化に走り、市民は負担にあえぎ、不法投棄が増加し、自治体が住民を取り締るという地域社会に新たな困難。自治体の深刻な課題となっている。

資源ごみの集団回収
3月6日/西森岡自治会

抜本的には、国の政策として、製品の生産から流通、廃棄まで生産者が責任を負うというヨーロッパでは当たり前の「拡大生産者責任」の確立で、ごみを元から少なくする以外にない。上流でごみになるものを造り続ける企業の責任はそのままに、下流で出たごみの処理費用をめぐって地方自治体と住民がいがみあう、この構図を一日も早く脱却したいものだ。

  広域ではますます、市民負担も市財政も・・・

市は財政再建のためだと市民に新たな負担やサービスカットを求めるが、水を燃やすに等しい生ごみの分別など、市民とともに促進すれば、まだ大きな節約ができる。ところがそれは「そこそこに」・・こういうと市は「減量化もとりくんでいる」というが、確かに境港市の減量化、資源化のとりくみは県内他市と比べれば進んでいる・・と、私も評価している。だが(!)やはり「そこそこ」だ。そして広域にそぞろなのだ。ごみ処理の広域化は「ドンドン燃やすらしい、だしておしまい」という風潮をまねく。ごみ減量化に水をさし、いまでも年6億円前後のごみ処理経費をいっそう重くしかねないのだ。

  見直すには、いましかない

なぜ、この議会かというと、国の政策変更でいまが見直すチャンスにある、いまを逃せば手遅れとなりかねないからだ。介護保険の改悪など気になる問題は多々あるが、短い質問時間でしっかり議論するには絞らざるをえない。お許しをいただきたい。


重度障害者の現実に、言葉を失う程だったが・・・3月2日

「障害者自立支援給付金」という制度があり、いまは応能割で、ほとんどの方が負担なしで利用している。それを政府は、応益割=介護保険と同じように利用に応じた1割負担の制度に変えようとしているという。こういう方面に疎い私は、ともかく実情を知りたいと思い、紹介をいただき今日午後、市内にKさん宅を訪ねた。

  医療ケアもできる施設が欲しい、と

ベットにはのどに呼吸口を切開した息子さんが寝ていらっしゃった。お話をうかがっている間にも発作、その呼吸口から痰を吸引されるお母さん。のどの切開で言葉も失い、枕元には体内酸素量を監視する機械がある。お母さんは「24時間、目が離せない」、「自分の病院にもいけない。2階の掃除にもいけない」とおっしゃる。見ていれば、いかにも!だ。そして「重度障害者の医療ケアもできる、安心して預けられる施設が欲しい」と切実な願いを託してくださった。

  そうです、まずは知ることからです

初めて眼のあたりにする現実に、言葉を失う程だったが、彼女は「来てもらってうれしい。まずは知っていただくことですから」と、さまざまなことを教えてくださった。「この子と生きてきて、私は教えられた」と、いま我が子とともに、わが子だけではない障害者支援のシステムづくりに走りまわる母の、我が子を見つめるその横顔は明るく、美しいばかりだった。

障害者自立といいながら、収入の道から一番縁遠い障害者に、「応益負担」を言う自民党や公明党の神経とはいったいなんだろう。Kさん宅にとって、いったいいくらの負担になるのだろうか。


多事多難が続き・・・・・・・・・2月19日

この1週間、公私ともに身辺、多事多難。時間もなく、また色々悩み心も乱れて(と言えばカッコ良さそうですが、そんなスマートなことではなくて・・・!)、落ち着いてパソコンに向かえませんでした。まともな更新ができず、皆さんには申し訳ないことでした。

  アクセス数が3000を超え

しかもこの間、アクセスカウンターが3000を超え、本来なら「やった!やった!」とおおはしゃぎのところでした。

おかげさまで、みなさんから寄せられる評判はおおむね良好。先日は、 「ITで闘う!fight−web」という革新・民主のIT活用応援サイト から「記事の中で貴サイトにリンクしています。御了承ください」とのメールまでいただきました。

多事多難はおおむね解決。心機一転、更新作業を再開いたします。またのおいでをお待ちしています。


映画『北の零年』を見てきた・・・・・2月7日

桜の花びらが舞い雲雀が鳴く、陽だまりにうたたねする志乃・・・オープニングシーン

温暖な淡路に暮らしていた稲田家の人々は、明治維新政府から北海道移住を命じられる。志乃ら移民団は半月の船旅を経て北海道へと辿り着き、志乃は先遣隊として開墾を始めていた夫の小松原英明と再会する。

「ここから見るお月様もきれい」と志乃。「志乃の匂いだ」と志乃を抱く英明。この地に新たな自分たちの国の建設を誓う二人に雪が舞い、極寒の冬が始まる・・・。

主演・吉永小百合
話題となった雪中シーン

廃藩置県、武士階級の崩壊、時代と極寒の大地に翻弄される稲田家の人々の運命は・・・。希望はどこに・・・。

  感動の巨編です

エンディングシーン・・・志乃が育てた馬が、いや、書かないでおこう。

ぜひ、多くの人にみていただきたい。


世界では、5秒に一人が餓死している・・・・1月29日

最近、『福祉の世界地図』という本を手に入れた。いのちの重みや子どもたちをめぐる現実を地球サイズで考えようと編集されたものだ。子ども向けの絵本のようなものだが、そこで使われる国別の数値、指標の出典は明示され信頼に足るものだ。

福祉の世界地図
大月書店
  1時間ごとにジャンボ機が墜落?

そこでは、いまこの瞬間にも、5秒ごとに一人の人が餓えで死に、途上国の子どもの70%が予防接種を受けられず、世界の6人に一人が、安全な水を飲むことができない事実が示される。その結果、毎年300万人がエイズで死に、途上国の子どもの半分以上が感染症で死亡している。日本では考えられないことだ。

毎日1万1千人が餓死している地球の現実を、著者は「ジャンボ旅客機が1時間ごとに1機墜落しているのと同じ」だと指摘する。

 うさん臭くはないか?「ともかく自衛隊海外派兵」論

この地球に日本が平和的に貢献できることの何と多いことかと思う。こうした議論を、なぜ自民党や公明党、はたまた民主党の方たちはしないのか。この現実を知るにつけ、彼らの言う「国際貢献=自衛隊の海外派兵」「だから憲法改正」のうさん臭ささが鼻につく。


視察して頭にきた・・・・・1月27日

 市議会で尾原ダム、神戸川放水路、大橋川拡幅現場を視察

境港市議会は27日、尾原ダム、神戸川放水路、大橋川拡幅予定地などの現地視察をした。松江などを洪水から守る治水対策を主な目的とする斐伊川水系の巨大事業だが、その最下流域となる境港市にとっては、かえって浸水、冠水などの被害を招きかねないためだ。視察には市側からも総務部長はじめ関係部課長が参加した。

工事中の神戸川放水路掘削現場
山を削って川が掘られて、谷を埋める

斐伊川上流に尾原ダム、神戸川上流に志津見ダムを建設し、斐伊川と神戸川を結ぶ4.1kmの新しい放水路を掘る。さらに神戸川9kmを拡幅し、町並みを削って大橋川を拡幅する・・・。世に言う3点セットの巨大事業だ。ここでしか見られないだろう巨大なバックホー、パワーショベル、沼でも走る46トン積トラックが動きまわっていた。

総額1兆円を超える事業か

工事費を聞いたらダム建設に3、000億円、放水路掘削に2000億円、二つの川の拡幅費用は聞き忘れたが、それと工事期間中に大抵膨れ上がってゆく公共事業費のことを考えれば、総額1兆円にもなるのではないだろうか。

これで「150年に一度の大洪水にも大丈夫」との国土交通省説明だった。しかし、聞いたら2000億円かけて掘る放水路に斐伊川の水を分流するのは、これまでの実績から見て、年2回か3回だろうとのこと!

「桁違いの金額に頭にきた」と、はき捨てるようにつぶやく者もいた。そして皆の頭をよぎるのは中海のこと。「こげな現場と比べたら森山堤防の100mや200mの開削なんか、ちょちょいのちょいじゃないか」・・・一様にあがる声だった。

松江の治水をどうするかという問題はあるけれど、おしげもないこの巨額の税金投入ぶりには私も頭にきた。やっぱり現場は見てみるもんだ。市民レベルでも見学会をしたいと痛感した。


NHKに電話したけれど・・・・・1月25日

昨日になったが説明を求めてNHKに電話したら、視聴者コールセンターという部署にまわされた。「電話が多く業務に差し支えないよう、ここで一括して対応している」とのことだが、「こちらの聞くことにお答えいただけるのか」と聞いたら、「話は承るが、回答はできない」と言う。「聞くことに答えてもらえなければ意味がない」と粘ったらチーフと代わり、それでもやり取りをすることができた。しかし内容は公表されていることの繰り返し。

 自分も「おかしなことを言うと感じた」と・・・・

23日夜の「報道2001」で、中川昭一経済産業大臣が伊東律子番組制作局長らと面会したとき、「伊東局長から『じつは内部でいろいろと番組を検討している最中だ』と説明された」と発言し、「番組検討の最中というなら、放送前ではないか」と問い詰められてあわてて訂正していた。私がこのことを話したら、チーフは「私も見ていた」と言い、「時系列的に、おかしなことを言うと感じた」と応じた。

ことの流れを全体的にみれば、長井氏の告発を信じる方が常識的だろう。私は、一職員の横領事件とは違う事柄の大きさを訴え、解決の方向が見えるまで受信料不払いの気持ちを伝えた。関係部局にきちんと伝えるとの約束だが・・・。


「弁当の日がやってきた」・・・・1月24日

先日、松江市で「弁当の日がやってきた」という講演を聴いてきた。ランチルームで美味しい学校給食をおこなっている小さな小学校で、ある日突然、校長が月1回、小学校5、6年生の「弁当の日」のとりくみを宣言。いや、親が作るのではない、「親は手伝わない」。子ども自身がメニューを考え、食材をそろえ、一人で台所にたってマイ弁当をつくる・・・そういう取り組みの実践記録だった。

著者:香川県綾南町立滝宮小学校長 竹下和男
発行:自然食通信社 定価 1680円

「包丁など持たせたことがない」「ガスの火をつけさせたこともない」・・・親や教職員の心配は杞憂に終わった。朝5時から起きて、玉子焼き、ほうれんそうのベーコン巻・・・。子どもたちは嬉々として調理に挑戦。マイ弁当を学校にもってきたのだ。

書けばきりがない。後は本の紹介に代えるが、知育に偏重したいまの教育を実践的に変えたい・・校長の狙いは実を結んだ。子どもたちはワクワクドキドキし、毎日の食事をつくってくれる親の苦労を知り、ホラ、ハヤクと、つい手を出しそうになる親は見守ることの大切さを知る。夕餉の団欒が弾む・・。子どもたちはこの日々の営みのなかで生きる力を育てる。まさに食は教育。

食べた給食も美味しかった
 今日から全国学校給食週間

今日から全国学校給食週間です。「弁当の日がやってきた」は、学校給食の大切さを実に分かりやすく教えてくれた。


まったく納得いかないNHKの弁明・・・・・1月19日

今日、NHKの記者会見が、NHKで報道された。あのETV特集に対する政治介入問題である。説得力のないこと夥しい。朝日新聞が報道するまで、中川氏は、事前に「意見を言った」ことを認めていたし、安倍氏は「国会議員が意見をいって何が悪いか」との態度だった。口裏合わせてのそれぞれの弁明で、舞台裏まで丸見えの素人劇のようだ。

NHKは安倍氏や中川氏の弁明は逐一報道するが、昨日おこなわれた 政治介入を憂うマスコミ関係者、ジャーナリストたちの緊急記者会見 はまったくの無視だ。 内部告発した長井氏 を記者会見で切り捨てておきながら一言の反論の場も与えない。

芸能プロダクションとつるんだ番組編集者の横領事件と隠し続けたNHKに、多くの国民が怒り記録的な受信料不払いが起きたが、戦争の時代を真剣に振り返ろうとした番組を政治的圧力に屈して改ざんした今度の事件とその後のNHKの態度は、一職員の横領事件の比ではない。

 誠意ある解決まで、受信料不払いを決心・・

NHKがここまでやるなら、私も一歩踏み出すしかない。黙っていることは認めることにもなる。明日、NHKに説明を求める電話をかけ、今日の報道の繰り返しなら、受信料不払いの行動をおこす。今日の報道でその決心をした。ただし、NHK自身が納得いく説明をおこなったときには不払いをやめる。いや、そこにいたらなくても、NHK内部から長井氏に続く方がでたときには払うことにする。期待を込めて・・・・・。


ITを過信するな・・・・・1月11日

私のパソコンが文句ばかり言う。妻は「あんたほど使われれば誰だって機嫌損ねるわよ」と言うが、起動時にウーウー唸り、時々ブツブツ文句をたれる。ハードディスクを換装したら、今度はどうやったって、メール受信がうまくいかない。パソコンというやつは実に不便なやっちゃ。実に細かい設定のミスで平気で主人に背く。

【設定】・・エンドユーザーにそこまで責任をもたせる道具が他にあるだろうか。まだ未完の道具だ。

私のPC

パソコンは人類が生み出した最高の道具のひとつだと思う。実に便利なものだ。情報収集と連絡、文書作成と写真など大量のデータ保存と活用・・・私の仕事に、日々の生活に、いまやパソコンとインターネット環境は絶対欠かせない。

だが間違ってならないのは、パソコンと人間との関係だ。ここらのことを図書館のネット環境整備に関連して12月議会で述べたので以下に紹介しておきたい。

 人間がどう使うかです。その人間を育てることなしに・・

情報社会の進展のなか、市役所の仕事の現場も大きく変わってきています。パソコンなどOA機器の導入、情報の共有化など、いまIT技術抜きに日常業務が遂行できない現実です。

私も、パソコンやインターネットなしには毎日の生活も、議員としての活動もできないほど、おそらくは人一倍活用しています。しかし私は、なんでもITだ、情報化だと言っていればうまくいくような考えに組するものではありません。

佐世保の女子小学生による同級生刺殺事件が、何を警告しているか。ここで詳しくいう時間はありませんが、人と人との生身の交流、家庭であれ、地域であれ、職場であれ、学校であれ、人を人として尊敬し、優しい人間関係をどう作り上げるかこそが決定的です。ところが、そういうことはなおざりのまま、IT化、情報化と、たとえば学校でも、使いこなす教育はそこそこに機材がどんどん持ち込まれ、先生方は悲鳴をあげている。工場でも人減らしの道具となり、経験に飛んだ有能な人材の放逐がすすめられ、多発する工場災害の原因ともなっています。

IT技術は、どこまでも人間が使う一つの技術、道具にすぎません。人間がどう使うかです。逆立ちしていることはないか、境港市の行政の現場でも正しておくことがあるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。


環境に優しいペレットストーブ・・・・・1月 7日

知事室にペレットストーブが入ったと新聞にでていた。岩手県で開発というニュースに注目していた私としては見逃すことはできない。県庁にいったついでにお願いしたら、「どうぞ、どうぞ」と案内し一生懸命に説明してくださった。廃材などをペレット(固形燃料)にして燃やし暖をとるものだが、スイッチ一つで点火、消火、温度調節ができて、もう使い勝手は石油ストーブに負けない。

ストーブ説明中の片山知事

知事に「ペレットの製造過程で溶剤は使われていませんか」と聞いたら、それもないとのこと。CO2など温暖化につながる排気ガス問題も発生せず、倒廃木の有効活用で山林環境を守ることにもつながり、普及が必要だと思った。知事もそこに意義を見出してのことだ。

 お金かかっても普及を

まだ価格が50万円余と高いし、燃料費も割高だというが、利用がすすめばコストは下がる。公共機関をはじめ普及をはかるべきだろう。青い地球、子どもたちの将来、未来への貴重な投資だ。

ペレットストーブについてはこちらに詳しい。ご一読を。


「災」を超えて、希望のある新年を・・・・・12月31日

あの日以来、コラムが書けなかった。あまりの大災害=インド洋大津波である。死者は10万人を超え、被災者は数百万人に及ぶという。人類が知りうる史上最大の災害との報道だ。人が波に飲まれ流されてゆく映像に、言葉もなくキーボードに向えなかった。

以前も書いたが、天災は避けられない。だが人智で被害を抑えること、被災者の速やかな救援は可能だ。プレートが潜りこむあの海域は大規模地震の危険が指摘され、3年前のソウルでの国際津波会議で、津波の警報システムと対策が課題となっていたという(東大地震研究所都司嘉宣助教授の話=しんぶん赤旗より)。

 「地球規模の司令塔」を

米軍はいま、座間キャンプ(神奈川県)を「地球規模の司令塔」にする在外米軍基地の再編・強化にのりだし、小泉内閣はあげて協力の方針だ。いま真に世界が必要とする「地球規模の司令塔」とは、地震、津波・・防災のそれであり、即日対応できる被災者救援システムの「地球規模の司令塔」ではないか。そして震災の予知や津波の警報システムなど、アジアのなかで日本が果たせる役割は実に大きいという。これこそ一番喜ばれる国際貢献ではないか。

 今年一年、ありがとうございました

巨大な「災」の文字で今年は終わるが、新しい年が、より良い明日を期待できる年にしたいものですね。今年一年、ありがとうございました。良いお年を。


「自然へのエチケット」はどこへ・・・・・・・12月25日

「島根県知事が堤防開削に理解」を示して始まった鳥取・島根両県のトップ会談。「中途半端な政治的決着はしないで」と美しい中海を守る住民会議が知事におこなった要請の件は、21日、トピックス欄に書いた。非公開の会談の結果は、ご承知のとおりだが大海崎堤防は開削しない、申し訳程度の森山堤防開削で、チョン。片山知事は「これが現実的な判断だ」と。

枕木山から中海を望む
 県民と中海へどう釈明するか

淡水化中止を受けて「元の姿に戻すのが自然に対するエチケット」と言い続けてきたのは誰だったか。この決着が、自然へのどれほどのエチケット足りうるのか、知事には、県民と、決して自ら語ることのない沈黙の臓器=「中海」(一つ前のコラム参照)への説明が必要だろう。


時代を大きくとらえる・・・・・・・12月22日

「しんぶん赤旗」の集金が縁でいろいろな方に出会える。水産振興協会で「まあ、お茶を」と言われて、専務理事としばしの懇談となった。この方の博識には常々感嘆しているのだが、今日はこんな話を聞いた。

 海は沈黙の臓器

私があいさつで「今年は大変な年だったですね」と言ったのをうけて、「ほんとにネ、鳥インフルエンザ、鯉ヘルペス・・・私はいま海が心配ですよ。海は人間に例えれば肝臓で、沈黙の臓器なんです。海が暴れたら、そこから生まれた人間は終わりですよ。人類がこのまま環境を壊し続けたらどうなるか」と。私は、山が、川が荒れ狂った今年を振り返ってゾッとした。

冬の日本海
 資本主義は精神を破壊した

続けて彼は、福田元首相が死を前にして「共産主義は経済を破壊したが、資本主義は精神を破壊した」と書いていると教えてくださった。そして「経済は立て直せても、壊された精神を立て直すのはもっと困難だ」とも言ったというのだ。ソ連をイメージしてのことだろうが、共産主義うんぬんはにわかに首肯できないが、さすが保守本流の福田氏、するどいものだと思った。小泉などとはスケールが違う。

いずれの意見も時代を大きくとらえ、世界政治の展望とや地球環境問題の、深いところで日本共産党の21世紀論と意を同じくするものだ。歩けば、元気がもらえる。


こんどはトイレですか、と・・・・・12月10日

学校トイレの洋式化を求めた
定岡質問を伝える9日付「日本海新聞」

委員会が終わって夕方、町内会の用事で人を訪ねたら、「定岡さん。新聞でてましたね。こんどはトイレですか。大事なことです。がんばってください」と激励された。

そうなんです。下水道だ、ゴミだと、どうも私は、下流のテーマばかり追いかけているようで、ついにトイレまできたのでしょう。でも言うじゃありませんか。「トイレを見ればその家がわかる」と。ゴミ議員と言われようが、私はこの分野を大切にしたい。

 今日もひとしきりトイレや改修問題

その学校のトイレのことや改修のことなどが、今日の教育民生委員会でひとしきり話題になった。長谷議員が教育長に「定岡君の質問に、現場を知らなかったとはなんだ。そんなことでどうする。もっとしゃんしゃんやれ」・・彼はこんな口調なんです・・と迫ったのだ。

教育長は、「女子トイレのドアが一ケ月もそのままだったことは、定岡議員のHpで始めて知った。現場からの報告にはなかった」とし、現場の悩みや今後の改善策、スピーディーな対応を重ねて表明することとなったが、教育長の姿勢には、必ず変わるという確信を私にもたせるものがある。


『割れ窓理論』について・・・・・・12月 9日

一つ前のコラムで書いた校舎改修の問題を、12月議会で取り上げた。教育長は、1ケ月もたつトイレのドアの件は「定岡議員のHPを見て初めて知った」と言って、即刻の対処を答弁された。この議論のなかで、『割れ窓理論』にふれるつもりだったが、時間がなかった。ここで書いておく。

犯罪都市ニューヨークのジュリアーニ市長が採用し、治安、都市環境の整備に効を奏したと言われる理論。ここでは国士舘大学の岩間浩教授の要約を紹介するが、『割れた窓ガラスを放置しておくと、やがてその場の環境が乱れ、荒廃していく。逆に割れた窓ガラスを直し、環境を整備していくと、その場が整い、健全になっていく』というものだ。

 環境の荒れと心の荒み

教授は、子どもというものは実に環境の変化に敏感な存在で、学校マネジメントにおいて、カリキュラムや教育システムや教員の問題などの陰に隠れて、あまり議論されてこなかった校舎・校庭のあり方が、最近重要な問題であると認識されるようになった」と指摘している。(興味ある方は、ココをクリック)

子供たち、とくに感受性豊かな、あるいは心揺れ動く思春期の学校運営において、大事な問題と思う。議論が広がって欲しいものだ。


中学校を訪問して驚いた・・・・・・11月25日

校舎はどうか、トイレはどうか・・3つの中学校を訪問してみた。どこでも校内隅々ご案内いただき、現場の声もいろいろ聞かせていただいた。全体がそうだ!などと誤解して欲しくないが、あちこちの壁が落ち、ドアが破れ、応急措置だらけ、女子トイレの戸がはずれ、あちらこちらの鉄骨がサビだらけ・・・。

剥げ落ちた壁

訪問を喜んでくださり、現場の切実な要望をお聞かせいただいた。「自分達で直せることは直しているが、やはり出来ないことも多くて。年度末なんか、顔がペンキだらけ」と先生。それでもこの状況。ある教頭先生が「荒れたところで落ち着いた勉強はできません」とおっしゃいましたが、いかにもそう! 私たちはこの努力に応えなければならない。

ドアがない女子トイレ
 教育委員会の対応が早くなった、と

その現場の先生たちから「新体制になって、教育委員会の対応が早くなった。フットワークが良くなった」と聞いた。これはうれしいことだった。「金がない」と言えばなんでも通ってしまいそうな世の中で、やりたくても出来ないことも多々あるだろうが、まずは聞きにゆく、出来ることはやる!・・この気持ちが通じれば現場はがんばれる。そこを感じるというのだから、うれしい。

そして、私たちの活動の出発点は、やっぱり現場だと思った。


うれしいことだ・・・・・・11月21日

最近、30代の女性が日本共産党に入ってくださった。私がではなく、やはり若いお母さんの勧めでのこと。まだ子育て真っ最中の方だ。子ども達の将来を考えた素直な決意だったのだろう。毎日の『赤旗』をよく読んでいらっしゃるとのこと。うれしいことだ。

この決意に応え、彼女達(たち、といったのは、なんと、もう一人若い女性がいるのだ)の成長を図るには、党の集まりをきっちりとおこなっていかねばならない。きょう、地域の先輩党員のお宅に、彼女達が参加しやすい、お昼の会議を相談にいった。ご夫婦して快く、会場の提供、相談役を承諾してくださった。うれしいことだ。

 赤旗読者も増えて

いっしょに行った党の支部長と、ついでに『しんぶん赤旗』を増やしにまわった。1軒は「夫が亡くなった。応援はしているが、いまはとても」と断られたが、年金改悪、消費税や憲法のことなど、みんな怒り、日本共産党の躍進を願っていた。2軒で日曜版の購読を快諾していただいた。うれしい一日だった。

 お叱りもまた・・・

お一人から「この前、外江で議会報告会をしたでしょう。案内が前の日だった。遅い。早く教えてくれんと予定がたたん」と怒られた。もっともで、このお叱りも、今日のうれしいことの一つだった。


税金を預かる者は・・・・・・11月17日

決算委員会が続く。一つだけ報告。

米子空港と福岡空港を結ぶNAL福岡便が平成11年から就航してきた。この路線が来年2月で廃止になる。赤字分は地元が面倒見るというので、航空会社は5年半がんばってみたが、続けるだけの利用者がないのだ。「地域経済の活性化に役立つ」と福岡便運行に、境港市は約2200万円、鳥取県と米子市も加えれば2億円を超す税金をつぎ込んできた。確か一人当たりの航空運賃を往復4000円、税金で割り引くことまでやってきた。その結果がこれだ。

運行支援に2億円の税金投入、それでも廃止の福岡便

そこで私は「そこまでしてのこの結果をどう受け止めるか」とただしたが、地元経済にどう役立ったという確たる答弁はなく、「それなりに利用した人がいる。それだけの効果は・・」との発言まで。あきれませんか。この間の利用者は年間2万人弱、その人たちにどうこうではない。税金を負担した地域住民に、地域の経済に、どれだけの効果、リターンがあったか、でしょ。

「路線の維持が大切」と税金つぎ込んで、それがダメなら、それは失政というもの。税金を預かるものに大切なのは、反省し総括し後に生かす姿勢では? 自分の財布でもこうなんでしょうか。


ちょっと更新が、途絶えぎみなのは・・・11月13日

こんど発行することにした『こんにちは 定岡敏行 です』の編集、10日は早朝から一日、選挙の応援で気高町へ、帰ったら腰が痛くてなにも出来ず、翌日は議員団会議、夜は境港の党の会議。少しでも空いた時間は、15日から始まる決算特別委員会の、遅れに遅れた準備で、あせる思いの決算資料の検討、分析、現場調査や聞き取り・・・。落ち着いた気持ちで更新作業に向かえない、のでした。

その決算委員会準備も、総務部、市民生活部など5つある部局の半分ほど終わって、なんだか先が見えてやっとのこの雑記。これは愚痴だが、二人なら分担もできようが、一人議員だと対象は360度。得手不得手も言っているわけにもならない。結構つらいのですよ、私には。

今日午後は、野球!

今日午後は、野球大好きな竹内祐冶議員のセットで少年野球のグループと議員団の交歓試合。小学校以来、まともにグラブはめたこともない、バット握ったこともないが、ま、いまの私の気分にはちょうど良い。思いっきり身体動かしてくる。

・・・ということで、いましばらくご容赦のほどを。

先日の《思いつくままに》の記事で、ゲストブックに書き込みをいただいた。お読みくださった方同士の意見交換もあった。もっと広がるとうれしいですね。


私の議会報告に、南條議員が・・・11月 9日

私は『明るい境港・9月議会報告』に、郵政民営化に反対する陳情の件で、次のように書いた。

「委員会では南條議員(公明党)が『官から民への流れは逆行できない』と小泉改革を擁護し、不採択を主張しました。本会議では同党の植田議員も不採択の態度でした」---

ことは市民にとっての大問題で、みなとクラブや蒼生会も「趣旨採択」という流れのなか、この「不採択」という主張は際立った。市民に伝えるのは議員の務めというものだ。

道理のない、いいがかり

この記事について8日、議会運営委員会で南條議員が、「るる述べている一部だけ取り出して書くのは、いかがなものか」と問題にした。事実に間違いがあれば正す。「あの記事のどこが間違いか」と聞いたが、その答えはない。言いたいことは「るる述べた想いを書かなければ、誤解を生むではないか」とのようだった。だが委員会で彼女が「るる述べた」中心点は、まさに「官から民への流れは逆行できない」。だから「不採択」との主張だったのだ。私の記事に、間違いはどこにもない。

自分の判断によせる「自分の想い」を市民に伝えたいなら、それは自分ですることだ。「評価」に異論があるなら、公に反論すればよい。それこそ市民に役立つ論戦だ。「事実の報道」に文句をいうことではない。

議員は公人。名前の報道も当たり前のこと

「個人名まであげるのは・・」という議員もいた。しかし市議は公人。市民にとって大事な問題で、誰がどんな態度をとったか、明らかにするのは当たり前のことだ。

私は、政治的態度に違いがあってもお互い議員同士、仲良く付き合っている(つもりだが・・・)。だが、議会はなかよしクラブではない。まずもって市民の暮らしをめぐる、政治的なたたかいの場だ。言い合うべきときには、言い合わねばならない。


無念でならないことがある・・・11月 8日

ブッシュの再選が無念でならない。ブッシュの単独行動主義=世界がどう言おうが、アメリカはやりたいようにやる・・・これが世界と地球にもたらす危害は、ナチス以来のものではないか。イラク侵略がそれであり、京都議定書の批准拒否がそれである。

小泉首相は「自国のことだけ考えていてよいか。世界とともに責任を担う」と言う。かっこよく聞く人もいるだろうが、果たしてそうか。彼らの「世界」とは、いつでも「アメリカ」であって、開戦の理由だった「大量破壊兵器」がどうなろうが、アメリカが「正義」といえば、それが「正義」。これが彼らにとっての「世界」だ。これで良いか。

11月8日・日本海新聞

ハエを追うのに機関銃を使うか?

勝った勢いでブッシュは、米兵1万人を投入したファルージャ総攻撃に入った。テロ集団の頭目が潜伏しているからだと言う。どっかで読んだ言葉だが「頭のハエを払うのに機関銃を使う」というのだ。多くの市民が逃げまどい、死している。

国連のアナン事務総長が6日、ブッシュ、イギリスのブレア、イラクのアラウイ暫定政府首相に「ただちに中止を」求めて書簡を送った。これが真実の「世界」の声だ。

京都議定書も

地球の温暖化防止は、いま地球と人類の未来をかけたたたかいだ。人類の英知で勝たねばならない。その一つの国際的合意がCO2を計画的に削減する行動指針=京都議定書だ。先進諸国の責任が大きく日本は批准した。ところが最大のCO2排出国=アメリカは拒否し続ける。ここでもやはり石油大資本の代理人=ブッシュなのだ。

「もう一つの世界」を

このアメリカ、このブッシュと、自民党や公明党、そして言えば民主党も、なぜまともな大人としての対等な外交ができないのか。いいかげん、わかりたいものだ。この次は、もう一つの世界=アジアのことを書く。あわせてお読みいただければ幸いだ。


今日も多彩に、公民館祭り・・・11月7日

新屋会館で

この秋、全校区の公民館祭をみようと思っていたが、ダブったりしていけないところもあった。

今日は新屋町文化祭、余子公民館祭。気持ちよい秋晴れのなか自転車で廻ってみた。新屋の”懐かしの写真展”は、西森岡のそれより本格的だった。余子では小学生のブラスや木管の演奏が良かった。

余子公民館で

守りたい暮らしのゆとり

感心するのは、絵画、写真、手芸、書、盆栽、切り紙と、趣味の領域は実に多彩、そしてみんな、ほんとうに上手いことだ。誰か高名な人の作品だ、と出されても納得してしまいそうな作品が少なくない。プロとアマの境界は、私にその違いがわからないだけなのかもしれないが、それで食っているかどうかだけで、作品ではなくなっているのではないか、と思うほどだ。

暮らしに、ある程度の余裕がなければ、こうはいくまい。このゆとりを大切に守りたい。

大切にしたい、このご苦労

それと、どこでも思うのは、準備から当日の運営、片付けにいたるまで、主催する役員のみなさんの大変なご苦労のことだ。私自身も先週、地域のみなさんと西森岡会館まつりをやって、なおそう思う。大変だが、ほっとけば地域の連帯感が崩壊しかねない世の中だけに、大きな意味ある仕事だ。

地域のコミュニティを支えるこの献身。もっと行政は大切にすべきだ、とつくづく思う。


50年のタイムスリップ・・・10月29日

大篠津小学校の同級生14人の一泊旅行があった。秋晴れの二日間、松江の堀川遊覧、フォーゲルパーク、島根半島の民宿での一泊、秋の大山ドライブを楽しんだ。

大山二の沢で
29日昼

京都から、千葉から、名古屋から、広島からと、幼なじみが帰ってきて参加してくれた。時は一瞬にして50年タイムスリップし、”のーやんが○○やらかした”、”定岡のバカたれが・・・・”と、洟垂れていた子どもの世界そのものだった。貧乏ではあったが良き時代だったことや今の子ども達の不幸を共感しあった。酔うほどに飛びだす下ネタも、60過ぎた親父、おばさんには楽しく、酒宴は午後6時から午前1時まで続いた。

小泉のバカたれが・・・・

王子製紙を退職したK君とずいぶん語り合った。働くものの権利をまもる職場の共産党つぶしに、スジ貫いて闘った日本共産党の姿にずっと共感をいだいてきた、と彼。国鉄労働者だったH君は、税金のムダ使いにしきりに腹をたて、”小泉のバカたれが”と言って酔いつぶれた。赤旗日曜版の読者が増えた。


こんどは地震。ふたたび防災について・・・10月24日

台風23号で防災対策の重要性を痛感、と先日書いた。そこにこんどは新潟県中越地震の発生。鳥取西部地震を上回る災害で、被災地の状況を見るたびに眼が潤む。迅速な救援、支援を望まずにはおられない。

『災害列島日本』の様相だ。台風、地震は、人智の及ばざる地球という生き物のなせる災いで、それを押しとどめることなどできない。人はもっとそのことを自覚して、自然と向き合ってくるべきではなかったかという想いがつのる。

人は自然とどう向き合ってきたか

押しとどめることは出来ないが、被害を最小限に食い止める努力は必要だ。問題はその手法で、国と自治体は、防災だ、治水だと、谷間をみればダム、斜面をみれば擁壁、川をみれば護岸だ、とコンクリートを打ち続けた。その片方で外国産木材の輸入で林業は衰退、山は荒れ放題。コメなど農畜産物も同様で、里山から若者はいなくなり田畑は荒れた。山が、森が、タンボが、本来持っている保水力、ダム機能を壊滅させてきたのではないか。

人智の及ばぬ自然の力。人智の及ぶ防災と被災者支援

いいかげん、自然のもつ力を回復するとりくみに基本を据えなおすべきではないか。それは自然環境の保護、温暖化対策にもつながる。また河川の氾濫や崖崩れという局地的対策でも、コンクリート神話から逃れて逆に、心配な家屋や集落を移転させるといった、もっと自然に対して謙虚な対策を考えるときではないか。その先鞭を長野県がつけ始めている。そしてまた、それでも免れることのできないのが天災なら、被災者がふたたび立ち上がれる公的な支援システムをこそ構築すべきではないか。それは鳥取県が先駆けたように人智で可能だ。ここでも政治の、ゼネコン奉仕か人命第一かが問われると思うのだが、いかがでしょうか、みなさん。

大事な問題で、ちょっと長文になってしまった。


台風で足止め、そこで考えた・・・・・10月21日

経済建設委員会の視察だったが、帰路につく頃から台風で荒れ始め、新幹線はだめか、バスはどうかと半日、右往左往したが結局大阪に足止め。今朝でて新幹線、一部不通でバス輸送だった伯備線を経て6時間、やっと午後2時に市役所まで帰った。午後3時からの『中海を守る住民会議』の市長、議長申し入れに間に合い、夜の渡公民館での議会報告会を終えて、いま帰った。クタビレ果てた一日だったが、私のこんなことなど、後になれば一つの想い出で済む。

交通マヒでごったがえす
新大阪駅

各地で家の水没、倒壊がすさまじい。死者、行方不明も80名を超す。この10年余で最悪とのこと。家屋を失い家族を失った人々の苦痛を思えば、荒れている山、川を回復する、国土をあげての防災対策と、そうはいっても人智を超えた自然のなせる災いだ、被災者を支援できる社会のしくみの重要性を痛感する一日だった。重なる台風の来襲は、温暖化が一つの原因だという。だとすればますます広がりかねない。これこそ国政の最重要課題ではないか。郵便局の民営化しか眼中にないような小泉政治で、良いか・・・道中、こんな会話を交わしてきた一日だった。


大山の写真集を見て、ため息の日々・・・・・10月17日

20人で『大山・四季の景観』という写真集を発刊したと、いとこの政木昭夫がもってきた。

小磯保弘の『御来迎』など、よくぞこんな絵を撮れたものと感心する。表紙にもなっている村川義行の『夕映えの剣が峰』や八田頼明の『静寂』からは、時の静けさまで伝わってくる。女性作家の澤田サナエの『宿り木』も、政木の『華やぐ尾根』も、変わりゆく季節の色を切り取って、実に美しい。

他にもたくさんの作品が収録されているし、それぞれの写真に添えられたコメントも、写真の味わいをいっそう深めてくれる。これまでにも大山の写真集は数々出版されたが、これは秀逸ではないか。

写真集
大山・四季の景観

ああ、自分もこんな絵を撮ってみたいものだ・・見ながら、ため息が絶えない。つくづく大山は素晴らしいところだ。大切にしたいものだと思う。そう思う力を写真はもっている。”やっぱり、時間をとって、カメラをもって大山へ行こう”と思う。

写真集は、1800円。書店でも購入できることと思う。(文中・敬称略)


奇跡のピアニスト、ヘミング・フジコ・・・10月12日

イングリット・フジ子・ヘミング(Ingrid Fujiko Hemming)。日本人の母とスウェーデン人の父を両親にベルリンで生まれ、日本、スウェーデン、ドイツに、時には避難民として翻弄され、また聴覚を失うという演奏家にとって致命的な運命に見舞われながら、復活した奇跡のピアニスト。

写真はCDカバーより
写真をクリックすると
フジコのオフィシャルサイトへ

数年前、その半生を描いたテレビドラマをみて、いつか機会があればと願っていた、そのチャンスを娘がくれた。11日、大阪でのコンサートでフジコ・ヘミングを聞いた。午後3時からのコンサートは、ハンガリー放送交響楽団との競演だったが、アンコールに彼女が弾いた『ラ・カンパネラ』がすごかった。私に演奏の良し悪しなどいう力はないが、決して若くはない、その10本の指から紡ぎだされる音の、フェスティバルホール満席の聴衆をひきつけてやまぬエネルギーに、苦難を超えて頂点にたつ人のすごさを感じた。

菅野美穂が演じていた彼女の半生を思い出しながら聞いた『ハンガリー狂詩曲第一番』に、思わず涙してしまった。至福のひとときだった。

フジコ・ヘミングの半生を、オフィシャルサイトでお読みいただきたい。


イラクに大量破壊兵器はなかった・・崩れた開戦の大義

10月6日、米イラク調査グループ(ISG)が、イラクの大量破壊兵器は存在せず、備蓄もその計画もなかったという最終報告書を発表した。ISGのダルファー団長は米中央情報局(CIA)特別顧問だ。イラク戦争開始の根拠としてきた大義が、アメリカ自身の手によって完全に崩壊したのだ。理由もない戦争で約2万人のイラク人、1000名を超える米兵の命が奪われたことになる。

事実の前には、謙虚に反省を

小泉首相も、細田官房長官も苦しい言い訳、誰が聞いても「そりゃおかしいだろう」というしかない弁明に追われ、マスコミにも笑われる始末だが、はてさて、ことは政府だけか。公明党の冬芝幹事長など、イラク反戦運動を目の敵にしたものだった。いま、なんと言う。境港市議会でも「やむを得ない」と言って、開戦を支持し自衛隊の派兵に賛成してきた議員が大勢だった。

せめて、明らかとなった真実の前に、謙虚に反省していただきたいものだ。

帰る車のなかで、たったいまニュースで聞いたが、今日も米軍がファルージャで空爆をおこない、結婚式に集まっていた住民11名が死亡、16人が負傷したとのこと。ホロコースト、惨劇がいまなお続いている。


山野草余話・・・・・・10月 8日

妻の山野草展に来られた方が、「定岡君を応援しているよ。一度遊びに来なさいよ」とお名前、お電話など教えてくださったとのことだった。聞けば、お名前は承知しているが、市議選のときの区割りが違っていたこともあって、まだご挨拶したこともない方だった。今日、妻とうかがった。

お土産にいただいき
我が家の玄関を飾る
むれちどり

実にたくさんの山野草を育て、また柿渋を使った竹細工も見事なものだった。ひとしきりの山野草談義が続いたが、これも持って帰れ、あれもと、たくさんのお土産をいただいた。こんど山にご一緒しましょうとの約束で帰ったが、妻の趣味を通じての交流の広がりは、ありがたいものだ。


煽てられて木に登ったブタは・・・10月 3日

妻の山野草展示会にたくさんの方が来て下さった。ついでに飾ってあった私の写真を見て、たいがいにお褒めの言葉をいただいた(とのこと・・私はあまりいなかったので)。私を知っている人だが、馬場崎町のSさん。ご夫婦でこられて「定岡に、こんな趣味があるとは知らなかった」と。”私という人間、もちっとは知ってもらえたか”と、喜んでいます。

「つるにんじんの絵が好き」、「グラデュエーションの効いたツリフネソウがきれい」と、焼き増しを求められた。飾っていただけるなど望外のことです。

・・・煽てられて、木に登ったブタの感想でした(意味のわからない方は、この下の記事をお読みください)。やってみるもんですよ。みなさんも。矢藤さん。ありがとう。


ブタも煽てりゃ、木に登る・・・9月29日

十年も前になると思うが、彼女の写真展を見て初めて知ったが、矢藤益美という写真家がいる。大山を中心とする野花や山の写真を撮っている。その後、機会ある度に見てきたが、なかなか素敵な絵を撮る。9月議会のさなかだったが、家に帰ったら、その彼女が家にあがりこんでいるではないか。山野草をやっている妻の縁での来訪らしい。私はびっくりだ。憧れの人だったもの。

ひとしきり花談義、写真談義になったが、私の絵(絵というが、写真のこと)を見てくださって、「ピンが甘い」「色をつくりすぎ」と手厳しい。しかし指摘はもっともなことばかりだ。でも、最後に「絵心がある」と褒めてくださった。

煽てられてブタが木に登ることにした。明日9月30日から10月3日まで、妻がホームデコ境港店で、山野草の展示会を開く。その会場に、私の撮ってきた山野草の絵を10枚ほど並べてみる。秋の編です。

ごらんになってください。あ、はずかし・・!


ここをクリックしてください。矢藤益美さんのHPへいくことができます。


ゴキブリも今宵ばかりはコックローチ・・・9月26日

昨日、アメリカから姪とその夫がやって来た。英語に堪能な娘も帰ってきたので、なんとか対話も成り立 ち、スキヤキを囲んで大はしゃぎの一夜を過ごした。彼はGEの社員で、航空機製造部品のバイヤーとし て世界中を飛び回っている。彼女は、日本でいえば介護保険のホームヘルパーのような仕事をしているら しい。

ブッシュへの意見を聞いたら、「自分のしたいようにやる人物だ」との評で、それ以上を語らなか ったが、貧富の差がひどいアメリカ社会の、銃やナイフの飛び交うダウンタウンの一端をきくにつけ、ア メリカ社会にますます似てゆく日本を悲しく思う。酒も過ぎた。

賑わいがひとしきりした深夜、突然、ゴキブリが飛び出す。ゴキブリも今宵ばかりはコックローチなのだ った。

水木記念館にて

今日は案内して、水木しげる記念館に行った。ゴーストともモンスターともニュアンスが違う、あの”妖 怪”の世界、”あやし”の世界を、アメリカ人はどう感じたことだろうか。深い感想は聞けないが面白が ってみていた。

韓国語にしろ、英語にしろ外国語の解説が一つもなかった。主なポイントぐらいはあった方が良くはない か。館の受付の方と話したが、いま作業中とのこと。さすが!の努力。


何を間違ったか・・・9月24日

9月議会最終日に質問の一部を取り消す考えをすでに書いた。全会一致でご承認いただいた。この中身。

境港市も参加する西部広域行政管理組合が、約70億円かけた新焼却場建設をすすめており、一昨年秋に大改修したばかりの境港の焼却場をわずか8年で廃炉にする方針だ。これはおかしい・・この論戦のなかで、ごみ焼却施設建設の国庫補助について、中村市長が「100トン以下の建設には補助がない」と答弁した。私は「一度、国がそういう方針をとったが、その後修正して100トン以下でも補助の対象となった」と反論した。その後の調べで、この発言は不正確だった。

『100トン以上、24時間連続運転』という補助基準を国が緩和したことにまちがいはない。平成12年の参議院本会議で厚生大臣が、「平成12年度から、原則として1日あたり100トン未満の中小規模の施設についても国庫補助の対象としている」と答弁している。しかし、それも正確には「広域化計画に位置づけられた施設建設に対して」であって、国はいまだにこの条件は撤回していない。

この広域化、大型焼却炉中心の国の方針は、全国の自治体にとっても大問題で、「これではかき集めても燃やすことになる」「排出抑制や減量化のとりくみ逆行する」など、批判は強い。私の質問の論旨に間違いなく、今後も要求し続けるが、『オール補助対象となった』との発言は不正確だった。批判の高まりに押されて、中小規模の焼却炉でも補助するような国の発言も相次いでいるが、そこの読み方が浅かったと言うほかない。もっと正確な論戦に務めたいと心した9月だった。


気持ち良かった空。気持ち悪かった水産庁・・・8月31日

31日、中海を守る住民会議の一員として、農水省交渉に参加した。台風16号で羽田行き 一便は欠航したが、予約していた二便は飛んだ。雲上は晴れ渡り、気持ちよいフライトだった。

《 眼下の雲 》

気持ち悪かったのは対応した水産庁の役人。「堤防開削による水質改善は境港の地域全体に かかる大事」という私の訴えに「水産は主に県の仕事。県の施策がでたら支援する」・・なんて!他人事。 思わず「結局、堤防を開削できずに、あと振興策をいって意味があるか。漁業を守る水産庁の 役割は!」と、声を荒げてしまった。


「自立」の意思のなしに町民の幸せはない・・・8月17日

「みんなさえない顔しながら、賛成しちゃった」と、気にしてきた私に溝口町議から速報 がはいった。午後2時から開かれた溝口町議会が、岸本町との合併を議決したのだ。これ で町としての意思は決まった形。

2年半前、市議会にでて間なしのころ、溝口町の医療保健活動を勉強にいって、数ある 谷スジの隅々の集落まで、時には前夜から泊り込みで集団検診にとりくむ保健婦さんたち の活動をうかがい、私は山塊のこの町に格別な思い入れをもってきた。

他所ごととは言え納得できない。町民の参加した住民投票で決着したならまだ良い。そ れはやらないで、町民からの批判ゴウゴウのなか、なぜ、さえない顔して町長も議会も 「合併選択」なのか。「自立」「自律」の意思もないところが、どれだけ合併しても「町 民のしあわせ」は築けないことを知るべきだ。


感動した! アテネ ・・・・・・8月15日

「感動した」と一言でいえば、あの方と同じレベルになりそうだが、アテネオリンピッ クの開会式に感動した。見てない人に伝えきる才覚は、私にはないが、さすが、プラト ン、アリストテレス、ソクラテスの哲学の国=ギリシャ。その歴史を紐解く形で、古代 から現在までの人々の営みを物語るオープニング。人の尊厳、命の重みといったもの を考えさせてくれた。また入場行進では、はじめて聞くような国々も少なくなかった。 史上最多の参加国だという。女子選手の参加が約半数となり、日本選手団は女子が上回 ったと。

第1回から108年目のアテネに集った世界。この20世紀は、たしかに戦争、殺戮 を繰り返してきたが、同時に、植民地支配からの独立、男女平等へと、自由と平和へ、 大きな進歩をとげた世紀だったと感じさせる。

人が、持ちうる力をすべて出し切る姿は美しい。オリンピックは、その人間賛歌が響 きあう平和と友好の祭典だ。アナウンサーの騒がしいほどの“ニッポン”コール、“ジ ャパン”コールはやめて欲しいものだ。


欲張りすぎたが、収穫も・・・・8月8日

5日早朝家をでて、昼には名古屋市役所でごみ減量化のとりくみ、その足で名張へとび 翌朝9時から三重県名張市役所、昼食の時間もなく移動し午後3時から静岡県大井川町 役場と梯子して、地域自治活動支援のとりくみを調査。その後2日間の自治体学校・ ・を終えて、深夜11時に帰宅した。いささか欲張りすぎた日程で、頭もからだもぐっ たり! まとめる大仕事がまだ待っている。

どこの役所でも懇切丁寧な説明はいただいたが、驚いたのは大井川町。町民とつくり あげてきた「まちづくり委員会」のとりくみと成果に、どの職員も自信たっぷりで、と ことんわかってもらおうという態度。4時半ごろまでの予定が、「いや現地もいきまし ょう」と、地区集会所や住民がてづくりで完成した遊歩道。地区住民が荒れ地に育てて きたとうもろこし畑などを廻ってくださった。

遊歩道は普通なら400万円ぐらいかかるが100万円程度でできたとのこと。とう もろこし畑では議会事務局長が「ここは自分も担当職員として参加してきた。明日は収 穫祭で40人ぐらいが親子連れであつまる。焼いて食べるのですよ」と笑顔。遅くなっ たので帰宅ついでの若い職員が駅までマイカーで送ってくださった。彼に聞いたら、「 役場の仕事が好きです」。

くたびれたが収穫も多い4日間でした。


党への、この切なる意見に・・・・8月4日

盆を前に帰郷してきたFを囲んで9人の幼なじみで飲んだ。Fはトヨタ系列の企業で デザイン開発一筋の人生を定年で退職して、いま年金生活者。その彼が私にむかって怒 り続けた。「国会論戦などもずっと見ている。日本共産党の主張は正しい。が、あまり にも大人し過ぎないか。もっと体をはって闘う姿勢が欲しいが、そこがない。理屈にば かりとらわれている」。

Fは社民党がああなってから、ずっと共産党に投票してきた。最近の憲法改悪の動き に、深刻な危機感をいだいている。だから共産党のビラが入れば、家族みんなに見ても らいたくて、テーブルにおくのだと言う。その彼が、先の参議院選挙では「民主党に投 票した」と言う。「なんとしても自民党に、小泉に一矢報いたかったから」と。

この切なる声を、私たちはどう受けとめるか。

佐世保市議のHPに登場・・7月22日

留守に佐世保の市議から電話があった。佐世保市でおきた同級生殺傷事件にふれた6月 市議会での定岡質問を、「HPでよんだ。自分のHPに転載したい」とのこと。電話を 受けた妻は、同意しておいたとのことだった。

HPをのぞいて見たら、山下千秋さんという市議。私の質問原稿がもう転載してあっ た。《緊急企画・少女によ る同級生殺害事件》という特集の一巻で、被害者の父、御手洗氏の文章はじめ、こ の事件をめぐるたくさんの意見、発言の一つとして記載してあった。こんな形でお役に たてるのか!とかえって感激。たちまち日本中をかけめぐるインターネットという情報 発信のすごさにも、あらためて感動。こんな今日が私の誕生日でした。


正論は必ず生きる・・・7月12日

参議院選挙が終わった。財界主導の「二大政党政治」の激しい流れを打ち破れず、厳し い結果となった。憲法改悪や消費税大増税への動きを考えれば、この先の6年間に、暗 澹たる想いもつのる。

選挙中、「日本の政治を、せめてヨーロッパなみにという主張は、そのとおりだし、 わかりやすい」という声をいただいた。国民のくらしをとってみても、アメリカのポチ といわれる外交をとってみても、あまりに異常な日本の政治を、おおもとから切り替え ようという『日本改革の提案』は、今後の政治に必ず生きてくるし、正論は力を発揮す ると確信。

平和行進、原水爆禁止世界大会・・暑い夏のたたかいがはじまる。


いましばらくのご猶予を・・・7月9日

参議院選挙が忙しく、落ち着いて更新する時間がない。にもかかわらず、なにかあるの では?と期待して、見に来てくださる方々。申し訳ないかぎりです。

  『交流の広場』に、共感をお寄せいただいています。あの人、この人と、構想する 方々はたくさん。また季節の移ろいにあわせて写真のページの更新も考えています。 選挙後、ちょっと落ち着いたところで、がんばりますので、あと数日のご猶予を!

それにしてもこんどの選挙は、日本共産党への期待が大きい。「政治がめちゃくちゃ」 「遺族年金で食っている。政治家に味わって欲しい、この暮らし」など、怒りは大きい。

市議補選もぎりぎり努力の最中。いましばらく!のご猶予を。


ブラックジャックによろしく・・・6月29日

いま、漫画「ブラックジャックによろしく」にはまっている。娘からもらった1巻から 8巻まで読了。9巻の発売を待ち焦がれている。

良き医師たらんとする若き研修医が、重度障害児の出産に直面した夫婦、余命を限られ たガン患者とその家族など、患者との格闘を通じて、死とはなにか、生とはなにか、生 きることの意味を深く問いかける。また、人の生死にかかわってゆく、時にはその生死 を決定する医とはなにか、医療とはなにか、医師と患者の関係は・・など、そのあり方 も問いかける。お薦めの一冊。

■ブラックジャックによろしく■佐藤秀峰著:講談社


憂いのエチュード・・・・・・6月21日

やっぱり竹内工業団地の件だが、この点では私と意を同じくし、私の質問の最中、 「そのとおり!」と合いの手をいれた松下議員が、質問を終えた私に「50点!」と の評。いかにも!が、私の感想。

あれこれのことを言うからには、なぜ、そうなのか、その根拠まで、丁寧に言わな いと気がすまない性格もあるのですが、少ない持ち時間に、論点の間口を広げすぎた り、予期した答弁が帰ってこなくて慌てたり・・で、結果的に中途半端に終わること も、しばしば。

これからも密かに、奏で続ける憂いのエチュード

■エチュード■声楽や楽器演奏の練習のためにつくられた楽曲。練習曲


謎の変奏曲・・・・・・6月20日

やっぱり、竹内工業団地についての話。「総合計画」で工業区域としてきた土地がい ま、なし崩し的に巨大な商業集積に(嘆きのカノン参照)変貌を とげようとしている。

「総合計画」は、境港市の将来構想の基本となるもので、議会の議決事項。みなとク ラブも蒼生会も賛成したのは、わずか2年前。それが、この大きな政策変更になんの 議論も説明もなく賛成。しかも10名の市議が連署して、企業局へ促進要望という行 動まで。

PLANTの時でさえなかった不思議。謎の変奏曲

■変奏曲■同じ主題をもとに旋律が次々変化してゆく楽式


嘆きのカノン・・・・・・6月18日

今日、一般質問を終えた。巨大スーパーPLANT-5に続く大和工商リースの出店 問題と、竹内工業団地がいま様変わりしようとしている。市は3年余の議論の末、あ そこは工業区域として発展をはかるべき場所と、平成14年に総合計画で決めたばか り。それが、境港の発展に必要だと。それが、なし崩し的に、巨大な商業集積に。

「一軒、お店ができちゃった」というレベルの問題じゃない。誰がどう見たって、明 らかな政策変更(長谷市議も同様な追及)。角度を変えてどう質問しても、助役の答 えは、お・な・じ・「工業区域としての機能を失っていない」。

質問する気力も失せる、嘆きのカノン

■カノン■はじめから終わりまで一つの旋律を繰り返してゆく楽式


いま、しばらく・・・・・・6月13日

行く先々で「市長選はどうなる?」、「市議は取戻すチャンスだで」と、質問や激 励ぜめ。市長にあれが出る、これが出るのうわさは飛び交い、私たちも市長選、市 議補選、両にらみで検討中なるも、いづれもまだ確たることにはいたらずというと ころ。
今朝、妻と二人で三軒屋に、「こんにちは日本共産党です」パンフを配布。色とり どりに咲くあじさいロードがきれいです。

せっかく選択した単独の道、守れる市長を・・6月 9日

花屋に勤める妻の話。私が市議であることを知っている、良く来るお客さんが「お 宅のご主人は、単独を言われた人?」との質問。妻が「そうよ。単独でがんばった わよ」と答えると、「良かった。せっかく単独を決めたのに、今度の市長はどうな るのかしらね。良い人にでてもらわないといけないわね」とのことだったと。
ほんとう!せっかく選んだ単独の道。市長選びが大切ですね。市民の想いの深さを いま一度教えられた語らいでした。


なにゆえに2年交代の議長選さわぎ?・・6月 7日

今日(7日)の議会運営委員会に議長の交代問題が。「2年交代の慣例があるのに、 議長が辞表をださない。どうしたものか」と議運委員長。最大会派の「みなとクラブ」 の内紛がそのまま議会に持ち出された形で、なんともはや!
もともと、なぜ、議長、副議長が2年交代か! 「議長になりたいもんが多いけん。 たらい回しだがな」・・市民の声、もっともです。私は「慣例というが、議会で公け に確認されたものではない。どんな約束があるか知らないが、政治的失態や議会運営 で議長の責任を問われるようなことがあるなら別だが、4年任期が当たり前」と、議 題にすること自体に反対。市長辞職という重大時に、余りにも情けなくって?


お医者さんもたいへんだ・・5月18日

いささかのハードスケジュールで、体調を崩す。月曜日夕方、事務所にて仕事中だった が咳がいっそう激しくなり、6時を過ぎていたが、お医者さんに電話。様子を聞いてく ださって、「おいでください」とのこと。診察、1時間45分かかった点滴と、ずいぶ んな迷惑をかける始末に。「時間外になって」と詫びると、「いいですよ。24時間、 ここにいますから」と、にこやかに。心が落ち着く。お医者さんもたいへんだ。


恵みの季節です・・・5月1日

5月1日、今日はメーデー(写真:前列左は市谷とも子さん)。「アメリカと自衛隊は イラクから撤退せよ」の声が、晴天の米子にひびきました。
終わってから、暖かな日差しに誘われ、自転車で、近所の赤旗日曜版の配布にでかけ た。最初のお宅で、新鮮なアジとイカなど「もって帰って」といただく。いったん家 に持ち帰って冷蔵庫に。次のお宅と道路にでたら、手に提げた袋をかざして、読者の 奥さんが「定岡さん。タケノコいらん?」。みごとな菜園をつくっていらっしゃる別 な読者から、ホウレンソウをたっぷりいただき、お隣におすそ分け。
「恵み豊かな季節」に感謝しながら、配達を終えて行った立ちキュウの、にぎやかな 談笑とビールの美味しかったことは、言うまでも・・・。


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