広がれ子育ての輪

四 人 目 の 登 場 は
赤ちゃん・親子リズム体操小組
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三原 真由美 さま

”一人ぼっちのお母さんをなくそう”と、新日本婦人の会のよびかけで全国に 広まった親子リズム体操小組の運動。境港でも、若いお母さん、赤ちゃんに囲 まれて忙しい毎日をおくる三原さんの姿があります。
「保育所か乳児園で働きたかった。だから楽しい毎日」とおっしゃいます。
ご自宅にて/04年8月25日

定岡 いま、何人ぐらいのお母さんや子どもたちが・・・?
三原 中浜、渡、境、誠道の4つの地域で約50組のお母さん、子どもたちです。毎週1回、公民館に集まっ て赤ちゃんマッサージからリトミック体操など、全身を動かして楽しい時間を過ごしています。
定岡 今日、写真とらせていただきましたが、ごろごろ転がったり走り回って、子ども達がおおはしゃぎでした
三原 赤ちゃんマッサージ、スキンシップですが、親子のふれあいから始まって、次に体操。指先から足先ま で全身を動かす運動で、子どもにとっても、いっしょに動くお母さんにも、とっても良い運動です。楽し くのびのび遊べることを大切にしています。音楽にあわせてウサギさんになったり、カメさんになったり ・・。子どもたちは、大変楽しそうです。
この幼児遊びのなかで、赤ちゃんや子どもが発達してゆくんです。一人一人の身体の発達もですが、 ほら、一人っ子って、お菓子だって独り占め。家では待つ必要がないでしょ。ここではお菓子持ち寄って コーヒーブレイクをするんですが、そういうときは、そんなわけにはならないですよね。「お菓子を目の 前に、うちの子が待っていた」って、お母さんが喜んでいたり、家ではお母さんべったりの子が、「ここ に来るとちいちゃな子をかわいがって、よく遊ぶ」って、その子のお母さんがうれしそうですよ。
定岡 若いお母さん達の笑顔も素敵でした
三原あるお母さんが「公民館だより」を見てこられたんですが、お子さん、3人。大変ですよ。「上の子に がまんさせっぱなしで、つらい」と。私達は「上の子しっかり抱っこしてあげて」って、下の子をいつも 見てあげました。私はもう中学生と小学校5年生、2人の子育てだったんですが、小さい頃って丸ごとお 母さんを欲しがるでしょ。「お母さん、半分にできんでしょ!」って私も喚いてましたよ。お母さんは「 ここに来ると思い切り遊んでやれる」と。たっぷり遊べた親子の笑顔なんでしょ。
こまかいことのようだけど、ほんとは毎日の暮らしのなかで出来ないといけないことでしょ。それが出 来にくい世の中だから。ここに来ると、そんなことがたくさんできるから。

ここにくれば、一人ぼっちじゃないから

p-mihara2.gif三原 18歳ぐらいだったと思うけど、若いお母さんと赤ちゃんマッサージをやっているとき、お母さんの手がなか なかでない。「どうしたの?」と聞くと、「力かげんがわからない」って。先輩お母さんが手を添えて、教え てくれました。
転勤族のお母さんにも評判で、境港に来られて一人目のお子さんが生まれ、社宅の人の紹介で小組に来られ 、その後転勤された高知で二人目のお子さん。紹介してあげた高知のリズム小組にも参加。「いま愛媛にいま す。下の子はこちらのリズムにいっています。上の子は元気に幼稚園です」って、手紙いただいたり。
いっしょに遊ぶなかで子どもも友達ができるけれど、お母さん達も仲間ができる。同じ悩みを語り合ったり 、伝え合ったり、時には先輩お母さんのアドバイスを聞けたりで、ゆとりもない共働き、伝え合いももてない 核家族・・、子育ての不安がつのるなか、”一人ぼっちのお母さんをなくそう”と始まった運動ですが、少し は役立っているのではないでしょうか。
定岡 集うことで親も育つ。この輪が広がれば、子育てに疲れた子殺し、なんていう痛ましい事件もなくなる・・・

もっと広げたい、子育ての輪

三原 そうだと思うし、そうしたい。私自身、長男が幼稚園のころ、誘っていただいて親子リズム小組で、ここま でこれた子育てでした。そのお返しだと思ってやっています。
7つの校区全部に広げたい。新しいリーダーが必要です。でもね、ほら、仲良くなると、あのお母さんは生 花の免状をもっているとか、この人は着付けができるとか、人の得意なことなんかもわかるでしょう。「子ど も連れでこられる生花小組つくろ」って、生花小組が始まりました。子育てをいっしょにしながら、誰かの役 に立つって、うれしいことだし、その人を大きくするじゃないですか。できると思っています。
それといまは、赤ちゃんが生まれてからの運動ですが、マタニティブルー、出産の不安も大きい。産休中の お母さんも集まれる小組も始められたらなって、考えています。
定岡 成功して欲しいですね。市政におっしゃりたいことはありませんか?
三原 境港は公民館が無料で使えて、良いなって思っています。全国どこでも会場の確保や会場費が大変なんです。 それと床が、米子はPタイル張りでその下はコンクリートですが、境港の公民館は、板張りで、子どもが思い っきり遊ぶには安心です。ぜひ守って欲しい。
児童館が欲しいですね。雨のときでも、また思いついたらいつでも親子でいける場所。気を使わずには暮ら せないアパート暮らしのお母さんたちにとっては切実です。子どもの発達にとって、思いっきり遊ぶことって 、すごく大切。子育て小組もがんばるけど。それで済むことじゃないでしょ。
定岡 夏バテ気味の私でしたが、元気いただきました。


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親子リズム小組の問い合わせは
新日本婦人の会境港支部■担当者 三原真由美
連絡先■電話 090-2003-8093